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ミニマリストの健康習慣

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「ミニマリストの健康マニュアル」は、シンプルで意味のある生活を通じて、身体と精神の両方において真の健康を追求する人々のためのガイドです。過剰な消費から距離を置き、必要最小限のもの…
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【断食×官足法】最強すぎる健康法で目指す本気の不老長寿

少食や断食には、単なるダイエット効果だけでなく、生活習慣病の予防、老化防止、免疫機能の向上、集中力アップ、睡眠時間の短縮など……さまざまな健康効果があります。 一方で、少食や断食は、お金をかけずに実行できる(むしろ食費が抑えられ節約にもなる)という、まさに万人に開かれた最高の健康法と言えるでしょう。 私自身もかれこれ5年以上、毎日の1日1食に加え、1か月に1~2回の24時間断食で、定期的に体をリセット・デトックスする生活を続けていますが、最近これと合わせて、官足法(かんそ

現代人の9割が糖尿病・がん予備軍?"糖新生爆発"が招く健康リスク

1. 導入:現代人が直面する健康リスク問題提起 現代社会では、糖尿病やがんに罹患する人々が年々増加しています。厚生労働省のデータによれば、糖尿病の予備軍を含めた患者数は年々増加しており、その背景には食生活の大きな変化があります。さらに、がんは日本人の死因の第1位を占めており、「誰もががんになる可能性がある」と言われるほど一般的な病気となっています。 衝撃的な事実として、現代人の9割が糖尿病またはがんの予備軍である可能性が指摘されています。その背景には、甘いものや高糖質

食糧難に強い体を作る!少食+静止運動でエネルギー消費を超効率化

1. はじめに世界は現在、さまざまな食糧問題に直面しています。気候変動、人口増加、資源の偏在など、さまざまな要因が複雑に絡み合い、将来的には食糧不足がさらに深刻化する可能性が高まっています。私たち一人ひとりがこうした現実を直視し、何らかの備えを考える時代が来ているのです。 このような状況下で重要なのは、単に食糧を備蓄するだけでなく、体そのものを食糧不足に適応させることです。その鍵となるのが「少食」と「エネルギー効率を考えた生活」です。少食により体を軽やかに保ち、消化器官

ラーメンはなぜ体に悪いのか?

1. はじめにラーメンは、日本を代表する国民的な食べ物として、世代や性別を問わず多くの人々に愛されています。その魅力は、何といっても手軽さと味の多様性にあります。深夜でも営業しているラーメン店、スーパーやコンビニで手に入るインスタントラーメン、さらには個性豊かなトッピングが選べる専門店まで、ラーメンは私たちの日常生活に深く根付いています。 特に現代社会では、忙しい日々の中で簡単に満足感を得られる一杯として、多くの人に支持されています。コクのあるスープ、弾力のある麺、香ば

"フルーツは体に良い"は嘘?「糖度主義」がもたらす健康リスク

1. はじめに「フルーツは健康に良い」という考え方は、多くの人にとって常識のように思われています。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、美容や健康のために積極的に摂取するべき食材として知られています。しかし、この「健康的」というイメージの裏側には、現代のフルーツ市場で進む「糖度主義」という隠れた落とし穴が存在します。 近年、フルーツはその甘さが市場価値の重要な指標となり、品種改良や栽培方法が甘みを追求する方向に進化しています。この「糖度主義」により、現代のフルーツはかつ

ナッツの功罪:天然食物の中で最も発がん性が強い「アフラトキシン」とは?

【はじめに:ナッツは健康食品?それともリスク?】ナッツは、健康食品として広く知られています。その理由は、豊富な栄養素にあります。例えば、アーモンドやクルミ、カシューナッツなどは、不飽和脂肪酸、ビタミンE、ミネラル(マグネシウムや亜鉛)、そして食物繊維などを多く含みます。これらの成分は、心臓の健康を守り、血糖値の安定、腸内環境の改善、さらにはアンチエイジングにも寄与するとされています。そのため、スーパーフードの一つとして多くの人に親しまれています。 しかし、この「健康食品

自己免疫を爆上げする食べ物→空気(食べない)

1. はじめに現代人が抱える健康問題と食生活の関係 私たち現代人は、食べ物に恵まれた時代を生きています。スーパーには豊富な食品が並び、便利な加工食品やファストフードが手軽に手に入る一方で、肥満や生活習慣病といった健康問題が深刻化しています。多くの人が「何を食べるべきか?」という問いに囚われ、健康に良いとされる食品やスーパーフードを探し求めていますが、実際には食べすぎが問題を悪化させているケースも少なくありません。 食事の量や頻度を見直すことは、健康を取り戻すための重要

睡眠薬不要!朝日がもたらす自然な快眠効果とは?

1. はじめに現代社会では、仕事や生活のストレス、不規則な生活リズム、そして夜遅くまでのスマートフォンやパソコンの使用が原因で、睡眠障害に悩む人が急増しています。日中の集中力の低下や慢性的な疲労、さらにはメンタルヘルスの悪化など、睡眠不足は生活全般に大きな影響を与える深刻な問題です。 多くの人が睡眠薬に頼ることで、一時的な解決を図ろうとしています。しかし、睡眠薬には注意が必要です。例えば、副作用として朝起きたときのだるさや、日中の眠気を引き起こすことがあります。また、長

植物油をやめるだけで腋臭が改善?お金をかけずに試せる方法

1. はじめに: 腋臭の原因とその悩み腋臭の悩み 腋臭(わきが)は、誰にとってもデリケートな問題です。特に汗をかく夏場や緊張する場面で、体臭を気にする場面が多いでしょう。腋臭の悩みは単なる自己意識だけでなく、職場や人間関係にまで影響を及ぼすことがあります。 多くの人が、腋臭を改善するために市販のデオドラントやスプレー、時には手術などの治療法を試しています。しかし、これらの対策は一時的な効果に留まり、根本的な解決には至らないことが多いです。さらに、治療や専用ケア製品には

健康を資産に変える「健康資産」という視点!『16%の人しか知らない』レビュー

1. はじめに本書の概要紹介 『16%の人しか知らない 幸せになる、健康資産 人生100年時代を生きぬくためのヒント』は、加藤明氏と寒竹泉美氏が共著で執筆した一冊です。この本は、私たちが日常的に考える「健康」という概念を「資産」として捉え、その運用法を提案する点で斬新なアプローチを提供しています。単なる健康の維持や回復ではなく、計画的に運用して未来のために「蓄積」する視点が読者に新たな気づきを与えます。 著者:加藤明、寒竹泉美 加藤明氏は、医療と健康に関する豊富な知

胃がんリスクを減らす!ピロリ菌より怖い加工肉と四毒の真実

1. はじめに胃がんは日本人にとって非常に身近で深刻な疾患です。日本は世界的に見ても胃がんの罹患率が高く、その死亡原因としても上位を占めています。これは、食生活や感染症、生活習慣などの複合的な要因によるものですが、その中でもピロリ菌は胃がんリスクを高める主要な原因として広く知られています。 ピロリ菌の除去治療は、そのリスクを減らすための有効な手段として推奨されています。しかし、ピロリ菌除去は「諸刃の剣」とも言え、治療に伴う副作用やリスクも存在します。特に、抗生物質の使用

睡眠時間が1/3減!四毒を抜いたら睡眠4時間でも疲れない体に

1. はじめに毎日8時間寝ても疲れが取れない…そんな悩みありませんか? 現代社会では、8時間睡眠が「理想的」とされていますが、「それでも朝起きると疲れが残っている」「一日中だるさを感じる」という方も多いのではないでしょうか。忙しい生活の中で、睡眠時間を確保するのも簡単ではありません。「もっと効率的に健康な体を手に入れる方法はないのだろうか?」そう感じたことがある方に、ぜひ知っていただきたい方法があります。 四毒を抜いたら、睡眠時間が4時間に短縮されました 筆者自身も

高値の米がむしろお得に?四毒を抜いたシンプル食ライフのすすめ

1. はじめに現代の食生活で注目される「四毒」問題とは? 私たちの日常生活で当たり前のように摂取している食品には、健康を損なう要因が隠れていることをご存じでしょうか?これが「四毒」と呼ばれる、小麦、植物油、乳製品、砂糖です。一見すると無害で便利な食品のように思えるこれらが、実は多くの人々の体調不良や慢性疾患の原因になっていることが、近年の研究で注目されています。 小麦は、消化不良や腸内環境の悪化を引き起こす「グルテン」を含み、慢性炎症や倦怠感の原因となることがあります

植物油をやめたら"いびき"が消えた!植物油と睡眠時無呼吸の意外な関係

1. はじめに夜、静かな部屋に響くいびきの音。その背後には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)という深刻な健康問題が潜んでいるかもしれません。SASは単に「いびきがうるさい」というだけの問題ではなく、夜間の呼吸停止によって身体に酸素が不足し、日中の疲労感や集中力低下、高血圧、心疾患などのリスクを引き起こします。さらに、重症化すれば生活の質全体を大きく損なう恐れがあるのです。 SASに悩む人は日本でも増加傾向にあり、解決策として治療用のマウスピースやCPAP(持続的気道陽圧法)