5:運転の下手なライダーは顔だけを出口に向けるが、運転の上手なライダーは骨盤ごと出口に向ける
皆さまこんにちは
名前を呼ばれても振り向かないまろうどが、コーナリング中の顔の向きについて解説します
以前の解説で、バイクは骨盤でコントロールすると言いました
今回は、それをみっちり解説したいと思います
特にスクーターやカブなどの、脚の間にタンクが無いバイクに乗っている方は、これを読むだけでコーナリングが激変します
なので、絶対に最後まで読んでください
①バイクはライダーが見てる方向に進むの?
進みます
ですが、だいたいそっちの方向に進むよ.....ってレベルです😅ザンネン
しかし我々ライダーが求めるのは、そっちにバイクがガッツリ曲がって行くレベルです😆ワクワク
カーブの出口が突然キツく曲がっていても、絶対にオーバーランしないライディングテクニックが身に付けば、はじめて走るくねくね道も怖くありません
バイクがグイグイ曲がるので、ついついアクセル開けちゃうくらい楽しくなります
もちろん、ゆっくり安全に走ってもOKです
皆さまの思い通りに走れる技術が、もうすぐそこまで来ていますよ
②骨盤の向きって変えられるの?
お尻に吸盤が付いている人じゃなければ、骨盤は左右に方向を変えることができます
MT車の多くは脚の間にタンクがあるので、ある程度のライディングテクニックがないと実証実験が難しいことがあります
なので今回は、スクーターやカブのようにタンクが脚に干渉しないバイクで説明します
そういったバイクを持っている方は、必ず実証実験をして確認してください
きっと、目から鱗が10枚くらい落ちると思います
....冗談はさておき説明します
・背筋を伸ばし骨盤を前傾させること
・ステップを踏み込んでタンクを挟むこと
(タンク無いけど)
この2つが走行中に維持出来た方だけ、次の段階に進んでください
例えで説明します
左カーブを曲がる時は....
減速と同時に、両膝を思い切って左に向けます
右脚でステップ(フロアボード)を踏み込んで、上半身を軽く左に倒します
この時、顔は自然と左を向いています
両膝を左に向けると、骨盤が左に向きます
骨盤が左を向くと、上半身は全部左に向きます
その結果、顔も左を向いています
「カーブの出口を見る」と言うのは初心者ライダー向けのアドバイスです
初心者から卒業したいライダーは、骨盤を出口に向けてください
そうすれば、顔も視線もカーブ出口に向きますから
たったこれだけのことで、バイクの安定は増し、コーナリングスピードは向上します
もし、リーンインが怖いと思った場合は、バイクのサイドスタンドを立てた状態で駐車して、止まっているバイクに跨って練習してください
頭で理解していなくても、身体が覚えれば大丈夫です
なぜなら、ライディングテクニックとは身体で覚える技術だからです
スクーターやカブの場合は骨盤を大きく動かせるので、効果が分かりやすいのです
想定以上に小さく速く曲がれるので、内側にコースアウトしないように注意してくださいね
最後まで読んで頂きありがとうございます
それでは、楽しいバイクライフを❣️😆