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その思い出は君を幸せにするか

ちまちまと断捨離を進めて、部屋が少しずつ広くなってきました。

「汚部屋」ってヤベーな、と思っていましたが、うち・・・意外と?汚かった(汚い)のかも、という事実がちらつき、残念です。

足の踏み場もないほど、物が床に散らかってはいないけれど、本棚に雪崩を起こして横倒しになっている本の上にはホコリ。

ホコリが溜まっているということは、その本を読んだのはいつ?ってことだし、その本を大事にしてるって言えるのかな。

先日、上段はきれいにしたので、残る中段と下段の本棚から本を出して(3段の本棚です)拭き掃除をしてからいらない物を間引きました。

最近では本はKindle、マンガはアプリと、紙の本はほとんど買っていないので、この本棚にあるのは昔の物ばかりです。

昔使っていたナビの説明書(3cmくらい、分厚いw)と昔使っていた体重・体組織計の説明書が出てきたので捨てまーす。

もう読まない本、大学の入学案内(在校生として写真と記事が載っている)、大学の時のカラー冊子(芸術系の大学だったので有志でテーマを決めて提出した絵が載っている)は、自分の部分だけとりあえず写メ撮って捨てまーす。

そして、本日の大物。

タイトル画像になっているアレです。

それは中学校の時に買ったサイン帳。

中学の部活(剣道部)の先輩に卒業前に書いてもらい、自分が中学を卒業する時には友達に書いてもらい、高校の部活(演劇部)の先輩の卒業前に書いてもらい、自分が高校を卒業する時に友達と部活の後輩に書いてもらったサイン帳。

開くと、友達からもらった手紙やら年賀状も挟んでありました。

これをくれた人たちで今でも連絡を取って会っているのは3人。

それで十分じゃないか。

1枚ずつめくって眺めて、私もサイン帳から卒業することにしました。

もちろん1枚ずつシュレッダーに掛けましたよ。

考えてみてください。

中学や高校の時に好きだった食べ物や、好きだったアーティスト(人)、これからの夢なんかを書いたセンチメンタルな紙なんて、私なら完全にこの世から抹殺してほしいです(黒歴史すぎるだろw)

「思い出の品は断捨離のハードルが高い」と言われますが、今回「その思い出は私を幸せにするか?」と問いかけて、サイン帳を手放しました。

「大丈夫。その思い出がなくても私は平気」

サイン帳をくれた人たちよ、安心してください。

あなたたちの黒歴史はこの世から1つ消えましたよ。

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