サッカーに及ぼす脳トレの影響
今回は認知科学の側面から脳トレを考えてみます。
一昔前から脳トレが流行っていますね。
認知症予防や頭と身体をリンクさせましょうというものが多い印象です。
たしかに認知症対策や認知症に対しての一定の効果は得られているとのことです。
■そもそも脳トレとは■
サッカーとは関係ない脳トレといえばこのイメージがあります。
見たことあると思います。
ニンテンドーのゲームソフトですね。
これが出てきてから脳トレのブームが始まったような覚えがあります。
二重課題や三重課題のように複数の課題を行うことで中枢機能の処理過程に負荷をかけるというトレーニングが主になっていると思います。
また、記憶の課題や、複雑な計算問題などもあります。
認知症や普段同じことの繰り返しで頭をあまり使わない方たちであれば確かに有効と言えるかもしれません。
こういった脳トレをして脳細胞を活性化させましょうみたいなのが一般的です。
サッカーの現場で行われているのは脳トレやビジョントレーニングやデュアルタスク課題を用いたトレーニングが多くやられています。
サッカーでもこういったトレーニングをやっているチームは多いと思います。
リフティングしながら計算やしりとりなどはポピュラーでやったことがある方も多いのではと思います。
■脳トレはサッカーに活きるのか■
そもそもこういったトレーニングがどうサッカーに影響するのか。
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