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【就活生必見🌟】新卒 採用面接官はここをみている Vol.2
前回Vol.1を書いたのが2021/5/21でした。
約2カ月前ですね^^;
時が経つのは早いものです。
今年の就活はどんな進行状況なのかわかりませんが、大手はもう内定出し切って締め切ってる頃ですかね。
コロナで就活もだいぶ様変わりして、オンライン面接が主流になっています。
学生にとっては上京する費用負担などが減って良いんじゃないかなと思いますが、一方でPCやインターネット環境など揃えていないと少し苦労するという別の課題が生まれてますね。
さてさて今回は予告した通り、やらないほうが良いことを中心に書きたいと思います。
結論から言うと「判で押したような模範解答や就活指導で●●という質問には▲▲と答える」といったことはやらない方が良いです!
私が所属していた大手上場企業での12年前に遭遇した実話です。
とある学校の生徒さんが何名か書類選考を突破し、一次面接に進まれていて私たち面接官の前にいらっしゃった時の話です。
志望動機を聞いた時に1人目の時には気づかなったのですが、間に何名もの受験者を経て、同じ学校の方に質問した時に1人目とまったく同じ回答をされたのです。
その時に面接官同士でアイコンタクトして、これは話しないと面接の意味がないなということで、
私
「すいません、実は同じ学校の方に先ほど同じ質問をしたのですが、あなたと全く同じ回答をされていたのですが、もしかして学校からそのように答えるように指導されていたりしますか?」
学生
「・・・いえ、そんなことはありません・・・」
私
「そうですか?面接はみなさんそれぞれがどんな方なのかを知るためにしているので、学校から指導された回答をもしされて同じことをおっしゃっている場合、せっかくの面接の機会に来て頂いたのに私たちはあなたのことがわからないので判断できなくなってしまうので、ぜひご自身の言葉で答えて欲しいのです。どうでしょう?」
学生
「・・・わかりました。えーっと・・・」
という具合でその方のご自身の考えと言葉で答えなおして頂いたのでした。
これ本当に大事なことで、書類選考、一次面接、グループ面接、二次面接、役員面接というフローで企業によって異なるでしょうけどおおよそこの程度しか接点がない中で、適正を測りますから自分という人間がどんな人間なのかどんな考えを持っているのかということを伝えないのは、まったくもってもったいないですし、受かるものも受からなくなってしまいます。
写真出典:東洋経済
なので例えば答えづらい「短所はなんですか?」という質問にも正直に回答することが大事です。
間違っても「ありません」とか当たり障りのないと思われる短所を答えるのはやめたほうが良いです。
短所のない人を探しているのではなく、自己認識ができているかどうかを見ているので、長所も短所もきちんと棚卸ができているか、願わくばその短所を最小化(消すことはできません、完璧な人間などいませんからね)する努力をしているとなおよいので、きちんと答えられない人や誤魔化す人は採用しません。
また、実際にはこのようなストレートな聞き方はしないので、どうあれ答えずにはいられない質問の仕方をします(笑)
理由は前述したとおりなので、限られた時間、限られた数回でいかに人となりをあぶりだすのか、伸びしろをみるのかという使命を面接官は担っていますから、うまく聞き出す術を研究しています^^
すくなくとも私はそうでした。
延べで新卒、中途含めて採用面接した人数は書類選考も含めたら、800人超になります。
実戦の中で編み出したものもあります(笑)
次回はグループ面接で気を付けた方が良いことを書きたいと思います。
就活される方のお役に少しでも立てば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございましたmm
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