ハイパーカジュアルゲームについて調べてみた😀
こんばんわ!
前々から気になっていたのですが、詳しく掘り下げたことがなかったハイパーカジュアルゲームと言われるジャンルについて、ちょっとキッカケが本日ありまして調べてみましたw
で早速noteにまとめみようと思い立って書いてます^^/
つい数時間前まで右も左もわからないし、プレイもしたことがなかったド素人です。
なので、このnoteは第一弾ということでここからさらに詳しくなってきたら第2弾、第3弾と記事化したいと思っています。
まず、このジャンルの先駆者であり圧倒的なヒットアプリを出している会社があることを知りました。
それはVoodooという企業です。
フランスはパリにあります。
フランスのゲーム会社と言えば私の中ではUBI Soft一択でしたがもう一社ラインナップが増えました^^
この企業の実績はこんな感じです。
100+ games launched
5 billion downloads
300 million monthly active users
日本で一番ヒットを飛ばしている会社は芸者東京です。
こちらの田中社長は十数年前から知り合いで、元々はmixiなどのソーシャルゲームでヒットを出していました。
いろいろあって、会社存亡を賭けて乗り出したのがハイパーカジュアルゲームで、snowball.ioで大ヒットをして起死回生して以来、ハイパーカジュアルジャンル一本に絞って、何作かUS市場で1位を取っています。
snowball.ioはリリース数ヶ月で総ダウンロード数2,000万、月間売上1億円以上という成績を残しています。
このハイパーカジュアルゲームのビジネスモデルは、広告収入モデルと言われているもので、一般的なスマホゲームのようにユーザーによるガチャ課金などではなく、ゲーム内で再生される広告動画の再生数に応じた広告収入でマネタイズしています。
芸者東京さんによる売上の99.9%は広告収入で、ユーザー課金による売上はたったの0.1%とのことです。
ではどうしたら動画広告を多くの人に観てもらえるかという話になるわけですが、そのためにはそもそも自分たちのハイパーカジュアルゲームのインストール数やMAUなどが必要になります。
そのためには自らも広告出稿し、大量のユーザー獲得をします。
その大量に獲得したユーザーを逃さないような面白さと中毒性があるゲーム体験を提供しつつ、プレイの過程で広告動画を見ると得する要素を散りばめた体験を作り出します。
そのためには、シンプルで動画広告で集客するので観たらすぐにどんなゲームなのか、どう面白いのか分かるゲームデザインのものである必要があります。
なので、一般的なスマホゲームのような複雑なゲームデザインのものは向いていません。
インストールして説明なしにすぐに遊べることが大前提になります。
早速、いくつかプレイしましたが説明やチュートリアル要らずのゲームでなんとなく繰り返しプレイしてしまうものばかりでした。
あ、ちなみにマネタイズに大成功しているハイパーカジュアルアプリしかプレイしていないので、そうでないものはわかりませんw
どんな人がどんな時にプレイするのかをちょっと考えてみましたが、やはりこれは暇つぶしでしょうね。
ちょっとしたスキマ時間に気軽に遊べるゲームというポジションだと思われます。
ビジネスモデル的にハイパーカジュアルゲームアプリそのものを作る費用は少ないですが、インストール数を獲得するためには広告出稿する必要があるので、広告費は数千万単位で投資が必要です。
それでも昨今のアプリゲームを作るのに比べたら投資額は少なくて済みますし、プリプロを広告出稿してKPIを見ていけそうなものだけ改修、改善をしてテストリリースを繰り返して、これぞというものになったものだけ数千マン単位の広告出稿をして本リリースという流れなので、博打度合いは下げられる良いビジネスモデルかもと思いました。
察しの良い方は、すでにお分かりだと思いますが、CPIとLTVのバランスを推し量り、バランスを取ることがこのビジネスの肝となります。
CPI < LTV
ということを守っている限り、絶対に儲かります。
VoodooのKGIは下記のようになっており、各社それに習っているようです。
CPI:30〜50円
LTV:60〜70円(プロモ経由の場合)
ユーザー継続率:1日後50%、7日後20%
※CPIとはCost per Installの略で1インストールを獲得するのにかかる費用
※LTVとはLife Time Valuの略で顧客生産価値、つまりユーザーがゲームを遊ばなくなるまでに生み出す金銭的価値のことです。
これらの指標を達成するためのノウハウやナレッジについて獲得することが難しいポイントなので、それは今後、獲得していきたいと思っていますw
もちろんソーシャルゲームやスマホゲームにおけるこれらの数値の上げ方は分かっていますが、ハイパーカジュアルにおけるそれは未体験なのでわかりません。
通用するナレッジもあるのかもしれませんね。
ということで私の理解とナレッジが積み上がってきたらまたnoteに書きたいと思います。