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ファーストペンギンになるには勇気と覚悟がいるけど、得るものも大きい
こんばんわ。
今日は朝から微熱と酷い頭痛があって、RWで朝イチの取引先とのオンラインMtgを行い、それは非常にうまくいったのですがカロナールで熱は下がったのですが頭痛は治らず、体調も優れないのでフルリモートに変更して仕事をしていました。
心当たりはいくつかあるんですが、明日の重要イベントを乗り越えると少しマシになるので落ち着いてくるかなと思ってます。
さて、みなさん『ファーストペンギン』という言葉聞いたことありますか?
とあるNHKの朝ドラでちょっとしたブームになりました。
ディーン藤岡様が出ていたあのドラマです。
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ファーストペンギンとは、ベンチャー精神を持って行動する個人や企業を、尊敬を込めて呼ぶ言葉です。
ペンギンは常に集団で行動しますが、群れを統率するリーダーやボスはいません。よくテレビなどで、氷上をペンギンたちが隊列を組んで移動する姿が映されますが、なぜあのような行動がとれるのかというと、最初に行動を起こした1羽に皆が従う習性があるからです。
餌をとるために海に入る時も同様です。最初の1羽が飛び込むまで、群れはお互いに牽制し合うような仕草を見せ、決して各々勝手に飛び込もうとしません。
もちろん、ペンギンが本当は何を考えているのか分かりませんが、人間からすると、この最初の1羽は、非常に勇気ある行動をしたように見えます。海のなかにはペンギンの天敵であるシャチやトド、オットセイがいるかも知れません。最初の1羽は身をもって海中の安全を群れに伝えているようにも見えるわけです。
しかしこの最初の1羽には、リスクばかりがあるわけではありません。群れの仲間に先んずる分、より多くの餌にありつける可能性があります。ビジネスも同様で、他に先駆けることで、より大きな利益に結び付くかも知れません。人事担当者としては一定数採用したい人材と言えるのではないでしょうか。
ちなみにこの言葉は、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』でセリフとして登場し、話題になりました。主人公のモデルとなった広岡浅子は明治時代に炭鉱や銀行、生命保険など、当時としては新しい事業に次々と挑戦した女性実業家です。まさに、ファーストペンギンと呼ぶにふさわしい人物といえるでしょう。
ファーストペンギンがどういう意味の言葉かは上記で理解頂けたかと思います。
硬直した組織や職場の心理的安全性が損なわれている組織では、ファーストペンギンが生まれづらいのです。
そればかりかファーストペンギンから会社から去っていきます。
ですので組織開発とはある意味、ファーストペンギンが現れやすいようにすることと同義です。
現代のように変化が激しく、そのスピードも早く、そして信じられないようなことが起きるので、ルーティンワークや従来通りに淡々とこなすような組織文化だと即死することはないかもしれませんが、緩慢な死を迎えるリスクは非常に高いです。
新たなチャレンジやこれまでの枠をストレッチするような行動を取る人がいなければ、みなさんがイメージする官僚的組織、縦割りの大企業病的な組織やチームになってしまいます。
これは実に面白い?ことに企業のサイズや継続年数に関わらず発症するので、まだ若い企業でもそのような組織形態や状態になってしまっているところも少なくありません。
むしろ昨今では大企業の方が柔軟性があり、チャレンジがしやすい文化、風土の会社があるぐらいです。
ベンチャーや中小企業の持つ武器を持った大企業とか、脅威でしかないですね^^;
ファーストペンギンはリスク承知で、機会を見出して挑戦するので安牌に過ごした方が評価されるような機構を作ってしまうことを避ける必要があります。
リスクを恐れず、リスクテイクする方法を考え挑戦したことも評価する機構を持っていることが重要です。
そのコンセプトに基づくものがいわゆるOKRになります。
但し、OKRを導入するには前提条件がいくつもあるので多くの企業では機能不全を起こし、別の問題を引き起こすだけで効果効能の恩恵は得られないと思います。
挑戦が推奨され、成否だけでなく挑戦する行為そのものが評価される環境であれば、ぜひファーストペンギンになってみてください。
得られるものがたくさんあると思います!
また、環境がそうでない場所では小さなことのファーストペンギンを目指しましょう。
それでも得られることはたくさんあります。
一切できない組織形態や文化、風土なのであれば転職を考えた方が良いですw
若ければ若いほど、キャリア形成に挑戦した経験と実績というのは大事になるからです。
損をするバカを見ると思うかもしれませんが、得るものがたくさんあります。
それはプライスレスなことも含めて!
なので、そんな囚われから自分を解き放ってファーストペンギンにチャレンジしてみてください^^/
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