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マトリックス レザレクションズはそんなに悪い映画ではないですよ

おはようございます!
週末は天気が悪く気温も低めでしたが、土曜日は商業施設は大混雑でした。
これはGWは相当な人手になるのではないかなと思いました。

私は大渋滞にはまってまで遠出したいと思わない人なので、自宅近くで過ごす予定です。
関東の渋滞はエグいですからね^^;
福岡に住んでいた時には、とても快適でした。
もちろん、GWとかは高速道路も混雑しますけどせいぜい10kmぐらいですし、関東のように長時間に渡って継続し続けることはありません。
やはり関東は人が集中し過ぎですね。

さて、日曜日は天気が悪かったのもありずっと気になていて観てなかった『マトリックス レザレクションズ』をAmazon Primeでレンタルして観ました。
ネタバレはありませんので安心して読んで頂けます。

興行的には鳴かず飛ばずだったのは知っていましたし、レビューも酷評が多いことは知っていましたが、過去作をすべて公開初日のレイトショーで観てきた身としては、最新作をみないわけにはいかなかったのです。

1999年の第一作目を観たのは24歳で、ノストラダムの大予言が世間を賑わせていた世紀末でした。
そんな時代の風にもあった作品テーマと、それまでに観たこともないような映像表現に心を奪われました。

自分の人生の中でも、相当に頭をガツーンとやられた作品でした。
一応、ゲーム業界でクリエイターの端くれをしていたので刺激を受けました。
2003年11月に公開された『マトリックス レボリューションズ』で完結したはずの作品の最新作はどういうものなのか、そしてウォシャウスキー兄弟改め、姉妹では監督せずにラナ・ウォシャウスキーのみだったことも、もう終わった作品を作ることはしないというリリー・ウォシャウスキーの考えも理解できましたが、そんな制作体制で作られたこの作品がどんなものなのかを見ずに論ずることはできないので観ました。

結論からいうと、酷評されるほど酷い作品でもなければ過去作を観てきたファンを裏切るような作品でもありませんでした。
ただ、過去作観ていない人がレザレクションズだけを観て楽しめるかというと、それは否です。
たぶんわけわからないだけかなとw

過去作観ていても理解しづらいところがあるのは相変わらずではありますw

今作ではゲームがフューチャーされていました。
それもVRとかメタバースみたいな、この辺は時代が追いついた気がしましたね。
そして、映像表現として過去作のような度肝を抜かれるものはありませんでしたが、たしかにマトリックスでしたし時代の変化も取り入れた新しいテーマ性、メッセージ性も多分に含まれていました。

この辺はラナ・ウォシャウスキーの中に生じた変化なのかもしれませんね。
ド派手なアクションシーンというのもあるにはあるのですが、なんだかこじんまりした印象でした。
予算の都合なのかもしれませんね^^;
あとは今作のテーマとは異なるからというのもある気がします。

改めて、ネオとトリニティーの物語であることが強く強調された作品になっています。
純愛の物語、再会の物語でもあります。
そして年をとった2人のこれからの物語を予兆するエンディングになっていますが、もう作らないのではないかなと思います。

マトリックスが好きだった人は『シン・エヴァンゲリオン』ではありませんが、しっかりと見届けて欲しいと思います^^
見る価値はある作品ですし、観て欲しいなと思いました。
そして「さよならネオ、トリニティー、マトリックス」と言いたいw


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