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大流行インフルエンザの予防を考える

12月上旬からインフルエンザA型の大流行が報道されていましたが、ついに今週、現在の方法での統計を取り始めた1999年以降で、最も多い1医療機関あたりの患者数が記録されました。
その数は64.39人で、警報が出る基準は30人なので倍です!!

出典:国立感染症研究所

私の周りでも結構、罹患している人が出ています。
会社にもいますし、子どもが通う学校でも。
幸い、私たち家族は今のところ全員無事です。

患者数が多いのは下記のようになっています。
大分県・・・104.84人
鹿児島県・・・96.4人
佐賀県・・・94.36人
熊本県・・・92.56人
宮崎県・・・90.24人
どうも九州地方で特に猛威を振るっているようです。
どうしてなんだろう??
ちなみに大都市圏では
東京都・・・56.52人
大阪府・・・67.53人
愛知県・・・82.35人
北海道・・・59.87人
福岡県・・・80.94人
画像の通りで全国すべてで30人を優に超えています^^;

これらの数字はタイムラグがあるので年末の数字なので、帰省や旅行などで人の移動があった年末年始の状況はこの後に現れますが、増える可能性が高いですね。
そして今、懸念されているのはB型の流行です。
これがのっかるとさらに爆増することが懸念されているわけですが、というのもここ3年の薬不足の影響もあって、特効薬や風邪の諸症状に処方される薬が不足しているのです。
しかも検査薬も不足し始めているようで、罹患しても十分に薬をもらえるかわからないという、現代日本とは思えないリスクまで発生しています・・・。

ということで、予防をより頑張ったほうが良い状況です。
予防の基本はコロナと同様で、

①マスク
人手が多い場所や交通機関利用時などではマスクをしっかりとつけることです。
気をつけたいのはマスクの取り外し時に外側を触らないことです。
そっちにはウィルスがついてる可能性があるから注意です。

出典:自治医科大学

②手洗いうがい
外出から戻ったらやはり、手洗いうがいです。
手洗いもしっかりと30秒洗って、流水でしっかり洗い流す。
洗い方は上のイラストを見てください。
Apple Watchをつけている人は手洗い始めると検知して、カウントダウンと完了を知らせてくれる機能があるので、便利です。
ちなみに私もこれを使用しています。

③ワクチン
今からでも遅くないので、ワクチンを打つのも効果的です。
罹患しなくなるわけではありませんが、予防効果は絶大です。
ただし、接種してすぐに効果を発揮するわけではなく抗体が一定量作られるまで数日かかるので、そこは勘違いしないようにしましょう。
また、万全ではないので①や②をすることは忘れずに!
無敵になるわけではありませんw

特効薬があるので飲めば1-2日で高熱や関節痛などはなくなりますが、発熱してから12時間程度経たないと検査薬に反応しないことがあるので、半日ぐらい耐える必要があるので、やはり罹患しないのが一番ですね。

冬本番は1-2月なのでこれからが要注意です。
今週は大阪へ出張していたのですが、めちゃくちゃ寒かったです。
気温は一桁でおまけに風も強くて極寒でした。
おとなりの兵庫県では結構、雪が降っていたようです。

インフルエンザ以外にもコロナも1医療機関あたり7人台と増加していますし、子どもがかかりやすいマイコプラズマ肺炎も流行していて、トリプルパンデミックと言われている状況です。
いずれも①と②の予防法は効果があるので、しっかりと対策して気を三連休明けからも頑張っていきましょう!

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Goda | 🎮Game Producer
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