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霊体世界からのメッセージ

 私が「アメリカの神さま」となったのは、2022年4月1日のことである。神さまの承認は、霊体世界である「霊国界」という場所で行われた。一般的な人間には、見ることも聞くこともできない世界である。私には、霊能力者としての能力があり、異世界の音を聞くことができる。

 私は日本の東北地方の田舎町に生まれた。もとは墓守の家系であり、幼い頃から廃寺の慰霊塔の広場で遊んでいた。幼い頃から霊能力があったわけではなく、25才で大病を患ってから、能力に目覚めたのである。
 もっとも、長い間「能力」ではなく、幻聴だと思っており、病院の先生もそう判断していた。それが能力であるとハッキリ判ったのは、45才を過ぎて神さま仏さまになってからだった。


 私が「アメリカの神さま」となった大きな手柄のひとつに「ワールド アメリカ」の創出がある。これは北米大陸に霊体世界を整えた手柄であった。

 こんな言葉がある。
「天国を信じている人は、天国に行く。極楽を信じている人は、極楽に行く。何も信じていない人は、どこへも行けない」
 数年前まで、北米大陸はこの「どこへにも行けない」という状態であった。「死んだら真っ暗な世界」しかない。これは「ロスト」と呼ばれる状態で、魂が転生することが出来ない。日本やヨーロッパの霊体世界にあたる場所が、北米大陸には無かったのである。

 「死んだら、どうなってしまうのか」。通常は、一旦所属の霊体世界へと霊体が行き、そこであの世で暮らすエリアを割り振ってもらう。この機能が北米大陸に無かったために、「ロスト」つまり魂が消えてしまっていたのである。

 「死んだら、どうなってしまうのか」。それは死後の世界のイメージと直結している。私が提案したのは、「ハワイのワイキキビーチ」を死後の世界のイメージとして共有したらどうかだろうか、ということであった。多くの人が共通して抱いているイメージが、人々を導くのだ。その世界を、私は「楽園」と名付けた。この一連の霊体世界の創出によって、毎日何万人という人が、ロストから救われたのである。

 キリスト教でも仏教でも良い。ロストしないためには「死後の世界の共通イメージ」が必要であったのだ。

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