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盆の終わりのハーモニー:ジョーゼフ・キャンベル篇

毎日が週末のやうな盆バケーションのフライデーナイト。
逆に週末の香りがしないぜ!

ということで、暦通りだった方も9連休だった方も、ごきげんよう。

毎年盆バケは録りためたテレビを観たり、過去に何度も観ている映画をもう一度観たりしていて、今宵はYouTubeの収録を終えて脳みそが疲れている&8/31で配信が終わることを理由に、今年5回めのサブマリンをしている。

そのほかにも、これまた5周はしていると思われる劇場版『アンフェア』三部作やら

大沢たかおが最高にたまらぬ『ストロベリーナイト』やら。

SNSで話題の『地面師たち』も1周完了。

と、原稿を書いたりしながら何かを観るWEEKとして盆バケは最高なのだが、撮りためていたなかで、チノアソビにもゆかっているものをお届けしたいと思う。

あまりにも登場回数が多いので、そろそろ
「俺をネタにしないでくれ」
と苦情が入りそうだが(笑)、我らが小西老師の登場回、しかもかなり初回のエピソードで紹介されたジョーゼフ・キャンベルの『千の顔をもつ英雄』。

確か、この回で老師が紹介してくれて、後藤は収録中にポチった記憶が。

このジョーゼフ・キャンベルの『千の顔をもつ英雄』は、神話や物語における普遍的なヒーローの旅路を解説した著作であり、NHKの「100分 de 名著」でも取り上げられた。
後藤が盆バケで観たのはこのNHKの「100分 de 名著」。

本書は、世界中の神話や物語に共通する「ヒーローズ・ジャーニー」と呼ばれる構造を明らかにし、このパターンが人間の成長や自己発見にどのように関わるかを探求している。

以下に、ざっとその概要を紹介したいと思う。
(老師、誤った解釈があればこっそりと…)

ヒーローズ・ジャーニーの構造

キャンベルは、ヒーローの冒険のパターンを「出立」「試練」「帰還」という3つの段階に分けて整理した。ヒーローはまず日常の世界から冒険の世界へと旅立ち(出立)、様々な試練を乗り越え(試練)、最終的に変化を遂げて日常に戻る(帰還)。この普遍的なストーリーパターンは、古代の神話から現代の映画や小説に至るまで多くの物語に共通しており、創作活動にも大きな影響を与えている。

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