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自分の軸を、取り戻す:参拝篇

11月になり、季節がまた一歩冬へと近づいている。

振り返ると、先月の衆議院選挙が終わるまで、本当に慌ただしかった。
YouTubeで補佐役をさせていただいている代議士の応援で四六時中SNSをさわり、応援弁士が来るときは駆け付け、投票日直前まで選挙活動をサポートしていた。
「今、自分がやれること、やるべきことをやる」と自分に言い聞かせながら、気が抜けない日々が続いていた。
(なかなかに勉強になる12日間であった…書けんけど)

鬼木塾長!おめでとうございます&お疲れ様でした!

選挙は無事に終わり、結果も出たものの、終わったからといってすぐにリラックスできるわけでもない。
活動を終えた安堵感と同時に、まだどこかに緊張が残っていて、少しふわふわした気持ちのまま、いつもの日常に戻りきれていない自分がいる。

そんななか、会社のメンバーがケガで戦線離脱に。
今月、予備自衛官補の訓練の予定だったのだけど、何かあったときに動けないとまずいということで、またも泣く泣くリスケした。
(現在、社長が休業中、社員が育休中ということで、実質的にはワンオペ&パートナーさんたちとパートの経理スタッフでまわっているのだ)

さらに、昨日コインパーキングに停める際、意味不明な場所にある柱に車をぶつけてしまい…なんとも気ぜわしい気分が続いている。
(柱の存在を認識していたうえでめきっといってしまったのでもはや何も言えない)

* * *

こんな時こそ、一度リセットが必要だと思う。
まずは、車の修理の見積のため赤坂へ。翌日見てもらえるのはありがたい…いつもありがとうございます。

うちの子は10年経過したいまでも割と赤を保っているほうなので遠目にはあまりわからないのだけど、簡単に言うとバックランプの交換。そしてリアバンパーもズレているので、ハメなおしで済むかどうか、ランプ交換の際に見てもらう感じに。
バックランプは下部欠損なので水が入ったりはしないのだが、確実に車検は通らない、ということで…。

さぞかし痛かったであろう…ほんとにごめんよ、ヴィッちゃん。

なんとも落ち着かないので、車の見積に行った帰りに、身代わりになってもらった御礼詣りとして神社に参拝してきた。


参拝のひとときが、心を整えてくれる

神社に着いたら、まずは手水で手を清める。
冷たい水に触れると、一瞬で気持ちが引き締まるような気がする。
普段の生活では「今ここにいる」という感覚を忘れがちだが、こうしてひとつずつの所作を丁寧に行うだけで、自然と呼吸が深くなり、ふわふわしていた心がスッと落ち着くのがわかる。

参道を歩き、鳥居をくぐるたびに、なんとなく感じるのは「自分の軸が戻ってくる」という感覚だ。
気持ちが焦ったり、日々のトラブルに振り回されているとき、軸が少しずつズレていってしまう。
でも、こうして自然や静けさに身を置き、神様の前で手を合わせることで、自分の中に眠っている「本来のリズム」を取り戻すことができる気がする。

なんか物凄く太いひこうき雲が…

参道を歩きながら思い出すのは、昨年末も似たように「あと少し、あと少し」と自分に言い聞かせながら毎日を乗り越えていたこと。

今年も気がつけば、どこか焦っている自分がいる。
でも、神社で手を合わせると、その焦りさえも「今だけのもの」と思えるのだから不思議だ。

別の方角にも、複数のひこうき雲。

静かな境内で二礼二拍手一礼。
背筋を伸ばして深呼吸をする。自宅の神棚にご挨拶するときも同じ気持ちにはなるが、やはり「わざわざお詣りして」自分に戻る時間を作ることはとても大切な気がする。


11月、12月…忙しさの中でも整えたい、心のリズム

とはいえ、年末に向けて周囲のせわしなさも増し、たぶんあっという間に年末だろう。
やらなければならないことが増える一方で、今年こそはただ「乗り切る」だけでなく、少し余裕を持って過ごしたい。
そのために、今日のお詣りが、自分にとってのささやかなリセットになるようにしたい、と思いつつ、帰路へ。

ありがとうございました。

選挙活動での緊張感や、日常の中で起きたハプニングも、こうしてお詣りをして「ひとまず終わり」と思えば、気持ちが楽になる。

ふと気づけば11月ももう2週目。
焦りやすいこの時期だからこそ、心が少しでも浮いてしまったら、自分を元の場所に戻してくれるものに頼るのも大切だ。

神社でのひとときが、その小さな“頼り”になることを期待しながら、あと2か月をしっかりと乗り切ろうと思う。

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