息子の手の甲に「死ね」と書いてあった
小2の息子の両手の甲に「ばかたれ」「しね」と油性ペンで書いてあるのを発見した。
聞いてみると「友達から死ねと言われるからそれに対抗するために書いている」と言う。
ここ最近「お友達から死ねと言われる、中指を立てられるのが嫌だ」とよく息子から聞いていた。
(お友達が「死ね」と言ってしまうようなできごとがその前にあったのかもしれないが息子からの意見しか聞いていないのでわからないってのは前提で)その度に「息子はぜったい言ったら(やったら)だめ」「そんなこと言われたら悲しいと伝えたら?」「放っておこう」などとアドバイスしていた。
そのこともあり、どうやら【死ねと言えない→中指も立てられない→じゃあ文字に書いて見せて攻撃しよう】となったらしい。
息子から友達に対して「死ね」という言葉は使わないが、「死ねって言う方が死ね」のように言われたら言い返すこともあるらしく・・・。
言い返したら同じ、文字で書いても同じと伝え、昨日は真剣に息子の目を見て、その言葉を使ったらダメなことをお話しした。
そして「死ね!って言われたら『生きる!!』って言い返そう」とアドバイスした。FUJIWARAみたいな対策、納得しないかと思ったけど、2人で練習してみたら息子の中でしっくりきたらしい。
「死ねに返せる言葉は死ねしかないと思ってた」と言った。
まだ低学年なので自分たちの知っている言葉の中で一番強い言葉が「死ね」なんだと思う。
それに対してどうにか自分を守ろうと息子なりに対策していたのだろうと理解。
確かに心が傷ついたまま、逃げ態勢でいるのはつらいよね。
息子の中で納得できたのは、声に出して練習してみたのがよかったんじゃないかと後から思った。
実際に「生きる!」って声に出してみたら気持ちが軽くなったのを感じたのよ。「死ね」なんて、あんなに心に突き刺さるトゲトゲな言葉なのに。トゲトゲが少し消えた。
「生きる」ってこんなにパワーのある言葉だったのか。びっくりした。
死ねの話の時に言霊の話を伝えたんだけど、まさに言霊の効果を感じた瞬間だった。びっくり。FUJIWARAすごい。
ぜひ声に出して試してみてほしい。
そして学校で流行れ!死ねより生きるが流行れ!!
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