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ついにグラフィックデザイナーとして開業!ワーママデザイナーが退職から独立までにやったこと(前編)
お久しぶりです、ゴボ天です。
働き方に悩むワーママデザイナーとして記事を書いて1年が経ちました。
今の私はというと、イラストレーター・グラフィックデザイナーとして
独立しています!
なんと!1年の間でここまで進んでおります。
1年前の私が見たら驚くだろうなぁ。
ということで、デザイン事務所退職から現在までの道のりを
備忘録として残しておこうかと思います。
退職後に何からすればよいかわからない!
人生で初めての退職ということもあり、
退職後の流れがまったく分かっていなかった私。
知り合いの先輩フリーランスデザイナーの方々に色々と相談し、
教えてもらったことを参考にしながらここまで来れたという
経験があったので、この記事が同じように悩んでいる方の
参考になれば嬉しいです。
ちょっと長いので前編・後編に分けます。
「デザイン事務所を辞めて独立しようと思っている」
「退職後、何からすればよいかわからない」
「退職後の事務手続きがわからない」
という方の力になればうれしいな。
1、退職する
2023年になり、4月末で退職することを決意。
子どもが生まれてから、家事と育児の両立、デザイナーとしての価値などで悶々と悩んでいました。
そしてついに「子どもの就学」をきっかけに退職を決めます。
ワーママならではの悩みでしょうね。
就学後の子のフォローや、長期休みを長期休みらしい過ごし方をさせてあげたい、という思いが強かったのもあり
「ここで決めなきゃ多分一生決心できない」との想いで決意しました。
会社には正直に「前向きな決心」だと伝えました。
退職〜退職後の動きの中で、就業規則の記載項目の中に気になる部分を見つけ、労基や弁護士などに相談したりもしていますがここでは割愛。
3月末の最終出社を終え、無事子どもが小学校へ入学します。
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2、社会保険や年金について税務課へ聞きに行く
社会保険?年金?うん、全然わからん!
状態だったので、有休消化中にとりあえず税務課へ。
切り替えの選択肢は下記の通りというのは調べていたので
ふんわりとした知識で市役所へ行きます。
国民健康保険
家族の扶養
文芸美術国民健康保険組合
健康保険の任意継続
「知識がないのでアホなこと言ってたらごめんなさい」と前置きして色々と
教えてもらったところ
一般的には家族の扶養に入った方が安いよ
去年の源泉徴収票を持ってきたら国保と任意継続の料金を調べるよ
国保に切り替えるなら健康保険資格喪失証明書を持参してね
とのこと。
次の日に源泉徴収票を持って行き、料金を調べてもらいました。
もしも税務課へ相談に行くなら源泉徴収票を持参しておいた方が二度手間にならなくてよいかもです!
「とりあえず扶養に入って途中で切り替えるのがよいかと」
(扶養がはずれる条件は扶養者の勤め先に確認)
「1年分の所得が確定するときに扶養が外れることもあるが、さかのぼって国保の料金を支払うパターンもあります」
とアドバイスをもらったので
健康保険・年金保険ともに夫の扶養に入ることに決めます。
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3、離職票が届いたのでハローワークへ(1回目)
5月になり有休消化が終わりました!晴れて無職!
すがすがしい!!!
数日すると会社から離職票と健康保険資格喪失証明書が届きます。
さあ、ハローワークへGO!
離職票とマイナンバーカードや、印鑑、本人名義の預金通帳などを
持参し、手続きを行いました。
この日が受給資格決定日。
この時点では開業だけでなく、転職も視野に入れていたので、
転職するという姿勢で手続きをしています。
4、こども園と学童の変更手続き(求職中)
ハローワークの受付票を持って市役所へ。
求職中の手続きを行いました。
こども園については
・3ヶ月後も求職中なら退園になる
・下の子は年少なので、午後からの保育分のみ有料になる
と言われました。
求職中になったのは5月上旬なので
7月いっぱいまでには働いている状況にしておかないと!と
後ろのスケジュールが決まりました。
5、雇用保険説明会のためハローワークへ(2回目)
7日間の待機期間を過ぎ、指定された日に雇用保険説明会へ行きました。
ここで雇用保険受給資格者証をもらいます。
失業手当をもらうには求職活動をしなければならないのですが
この説明会が求職活動1回分の実績になるとのこと。
最初の失業認定日までにするべき求職活動回数は1回なので、
この説明会に出れば最初の失業認定日までは
何もしなくてもOKということになります。
(ちゃんと求職活動してね)
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6、最初の失業認定日のためハローワークへ(3回目)
指定の日にハローワークへ。
説明会〜初回失業認定日の期間でも働いたらダメというわけではないそうで
私はこの間にイラストの仕事をしていたので
クライアント、働いた時間、収入額を正直に報告しました。
初回失業認定日をクリアすると
ようやく失業手当がもらえる失業者であることが認定されます。
失業認定の手続き後、求職活動の実績づくりとして
ついでにその場で求職相談をしてから帰路につきました。
さて、ここから次回の失業認定日まで
私は2ヶ月弱(6月上旬〜8月頭)の間があきます。
実際は4週間ごとに認定日がありますが、私は自己都合退職のため
給付制限期間(失業手当がもらえない期間)が2ヶ月あります。
そのため2回目の認定日にはまだ手当が支給されていないので
その次の認定日(8月頭)に来てくれたらよいと言われたからです。
前半のまとめ
ざっくりと退職から失業認定を受けるまでの流れをまとめてみました。
社会保険と年金保険の切り替え
子どもの学童やこども園の変更手続き
ハローワークで雇用保険の手続き
ハローワークでの手続きがやっぱりややこしいですね。
でも雇用保険(失業手当)はしっかりもらいたいところ。
きっちりと期日や決まりを守って動きました。
次の失業認定日は8月頭。
下の子のこども園リミットも8月頭。
その間に独立に向けて動き出すことになります!
後半へつづく。