NFTコレクション「Goboten-gir」とは?自分に自信がなかった私が「わたしらしさ」に気づかされた話
ーGoboten-girlとは
テーマは「私らしさ」。
「わたしは、わたし」をキャッチコピーに、オシャレでかわいいだけじゃない、内に秘めた芯の強さを感じさせる女の子を描いたGoboten-girl。
目を合わせると不思議とパワーが湧いてくるような、強い瞳の女の子たち。
誰の色にも染まらないという意思表示も込めて、背景は白色で統一しています。
シティポップを感じさせる配色と、シンプルさの中にも華やかさが感じられるような画面構成を意識して作成しています。
その子のイメージに合わせてポーズ、表情、ヘアスタイルを1点ずつ描きおろしているからこそ生み出されるセクシーさが感じられるのではないでしょうか。
Goboten-girlの世界観と夢
これがGoboten-girlを生み出した動機です。
私が好きなものは
絵を描くこと
音楽
ファッション(オシャレ)
漫画
です。(多趣味なので厳密にはもっとたくさんあるのですがここでは割愛)
私は自分の作り出す世界観や作品に自信がありませんでした。デザイン会社で作るイラストやデザインでは、自分のスタイルがなかなか確立できないこともあり、「自分の作品とは」を模索し続けて10年以上経っています。
絵柄についても悩んでいて、最近人気のシンプルな絵柄で描けばオシャレさんの好みに近づける。でも私自身が描いていてより楽しいのは漫画寄りの絵柄。この部分にすごく葛藤が生じていました。
幼い頃から少女漫画で育ってきたのでやっぱり漫画が大好きなのです。描いていて楽しくて仕方ないんです。(人生のバイブルはセーラームーン)
誤解されないために言っておきますが漫画がオシャレじゃないと言っている訳ではないですよ。このニュアンス、伝わるでしょうか。漫画好きなオシャレさんがたくさんいるのも存じていますが、身につけているかと言われると少数派かなと。
私はファッションとして身につけてもらいたかったんです。
どうすればうまく調和するだろう。
イラストの印象を左右する目の描きにこだわり、試行錯誤を重ねて重ねて、やっと私好みの今の絵柄に落ち着いてきました。
また、作品だけでなく私は自分自身に自信が持てません。
「他人の評価をものすごく気にする」という性格から「ああ言われたらどうしよう、こう思われたらどうしよう」と自分自身が傷つくことをものすごく怖がっていました。
ーNFTを始めて
そんな私があるきっかけでNFTを始めることになります。
どうせ挑戦するなら、私の好きな絵柄で勝負しよう!きっと誰かの好きには届くはず!と腹をくくりGoboten-girlは誕生しました。
NFTを始めて、少しずつ、私の作品を好きだと言ってくれる人の声が直接届くようになり「ああ、このまま自分の好きな絵を描いていいんだ」と思えるようになってきました。
他人軸で自分自身を評価してしまうところは変わっていないかもしれませんが、好きと言ってくれる人がいるのは本当に心強いです。
SNSにアップして褒めてもらえるのも嬉しいですが、NFTは実際に購入するという揺るぎない応援の意思表示がついてくる。
作家としてこんなに嬉しいことはありません。
「わたしは、わたし。」の本当の意味とは
Goboten-girlで決めた「私らしさ」のコンセプト。
作品の世界観だけでなく、自分の気持ちを掘り下げてみて気づきました。
この言葉は私自身に言ってあげたかった言葉だったのですね。
これに気がついた時、電流が走ったような衝撃でした。
「わたしは、わたし。でしょ?」と彼女たちは、私に新たな発見をさせてくれました。
こんなにもシンプルで大切なことに、なぜ気づかなかったのか。
自分の作品と真正面から向き合うきっかけをくれたNFTの世界に感謝です。
私は私の「好き」と「世界観」を信じようと強く決心しました。
この先くじけそうになったとき、彼女たちと目を合わせて「わたしらしさ」を思い出そうと思います。
彼女たちが私の一番の理解者であり、応援者なのですね。
自分の作品に気づかされることがあるなんて。
彼女たちの息づかいを感じることができました。
Goboten-girlを見つめたとき、あなたの「あなたらしさ」を思い出せるきっかけになる存在になればと願っています。
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