奥の手、今日の一杯 ００8
ひとまず更新グセを取り戻すためにとーーー
ーーー更新する時間も余裕もない時の、奥の手。
今日の一杯。
結局は当初の約束から３週間ほど遅れてようやく再開できた
無二の親友ペーターの奢りにて
スコットランド最古のボトラーより
ケイデンヘッド カリラ２０年
自分では一生オーダーする事のないであろうボトル
今年の夏にとうとう再婚してしまった 定年直前の我らが絶倫ペーター
ウィーンのブルース・ウィリス（激似）と名高い超オシャレオヤジの
生涯現役エロ話もこれで聞き納めかと思うと ちょっと寂しいかな
再婚なので 友人等だけでこじんまりとした挙式をするからと
ずっとメッセージをもらっていたが
ちょうどシリアにいる頃で ちょっとその為に帰る訳にもいかず
とりあえずお祝いの言葉と乾杯を（ビールの写真付き）送ったものの
とても申し訳ない思いでいっぱいだった
お詫びに今夜こそは何か特別なボトルを奢ってやろうと
そんな事を思っていたら
とんでもない先制攻撃を受けてしまったこのボトル
自分で飲む上限がミドルトンかラフロイグ１８程度なので
個人的には ちょっと見栄を張って客人をもてなす時以外には
関わる機会がないボトル
ありがたや
度数57.７というだけでなく芳香も飲み口も
まさに凝縮したカリラといった風
元々とりわけスモーキーで
好き嫌いのはっきりと分かれがちなカリラだが
２０年ともなるとトゲが落ち着いて
もはやいいとこ取りのようになる
何かちょっと特別な機会に あなたもいかが
挙式に行けない言い訳なんかとともに
ペーターに送っていた写真がこれ
なんだ とりあえず呑んでるんなら仕方ねぇ許してやると
そんなノリの我々
ところでこのケイデンヘッド、ウィーンで取り扱っている店と言えば…
バーテン達もよく訪れる、割と知名度の高いWhisky Wien（そのまんま）なんかだろうか。
あなたもこの街で突然ボトルが欲しくなったら、とりあえず訪れてみるといい。
では、今日はここでおしまいに。
さようなら