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DJ JIN ~サイン入りレコードA to Z (Donuts版) 第4回 DJ JIN
※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。
2017年12月5日から2020年3月31日まで『ドーナツマガジン』というレコード専門ウェブサイトに掲載された『サイン入りレコードA to Z』という連載コラムを加筆修正して再掲したものです。
レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
BRAHMAN、COCOBATに続き、今回も格闘技の練習仲間です。
第4回 DJ JIN (RHYMESTER / breakthrongh)
「DJ JINって"J"じゃないの?」と思われる方がいらっしゃるのは重々承知しておりますが、私の都合で"D"にしちゃいます。すみません。
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![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32449016/picture_pc_cfcbcbadd308a19d4898ac73e459acde.jpg?width=1200)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32449048/picture_pc_7e7936751f5acd6bcf7f01b23b632120.jpg?width=1200)
DJ JIN
『Softly / Caterpillar Funk』 7"
DJ JIN
2012年12月3日 @近所の居酒屋
2012年10月27日に開催された「レコードマニアのための社会見学☆ DJ JINと行く! アナログレコードの良さに触れるレコー道ツアー!」の為に制作された7インチの1st.プレスです。
こちらはJINくんとレコード工場見学に参加した25名の為に27枚だけプレスされた超激レア盤。しかも、工場のミスでAB面のラベルが逆になってしまい、更にレア度アップ。非常に入手困難な代物です。
レコード工場を見学できる上に、激レア盤まで手に入るという夢のような企画です。是が非でも参加したいと思いましたが、当時担当していた柔術のクラスと重なっていたので、泣く泣く断念。
しかし、そんな超限定盤を、JINくんが1枚確保しておいてくれたのです。
25名の参加者 + JINくん = 26枚。
ということは、工場見学に参加していない人間でこの1st.プレスを入手できたのは私だけってことじゃないですか! !!
本当にありがたいことです。
(後にAB面が正しく収録された100枚限定の2nd.プレスも発売されました)
そんなお世話になりまくってるJINくんと仲良くなったのは2002年。
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RHYMESTER
『リスペクト』 LP
DJ JIN
2002年4月17日 @新宿スポーツセンター
宇多丸、Mummy-D
2006年8月30日 @Liquidroom
2002年某日
BRAHMANのヴォーカリスト、TOSHI-LOWとグラップリング(組み技の格闘技)の練習をする為に、BRAHMANの事務所へ。
「なぜ音楽事務所で格闘技?」と思いますよね。
BRAHMANの事務所にはサンドバッグやキックミット、ボクシンググローブ等がたくさんありまして、TOSHI-LOWが日々トレーニングを積んでいるのです。
当時、機材車を停めてあるスペースにジョイントマットを敷いて、TOSHI-LOWとグラップリングの個人練習を行っていました。
事務所に到着すると「今日、もう1人参加したい奴がいるんだけどいいかな? 遅れて来るんだけど」と言われたので了承。TOSHI-LOWの友達ってことは、ハードコアとかミクスチャーロックなんかをやってるバンドマンが来るんだろうなぁ、と思っていたのです。とりあえず、先に2人で練習開始。
黙々とスパーリングを続けているさなかに、事務所のドアが開きました。
うわっ、マジかっ!
入ってきたのは、なんとRHYMESTERのDJ JIN!!!
一瞬動きが止まるくらい驚きました(驚きすぎてTOSHI-LOWに極められそうになるくらい)。だって、私が本格的に日本語ラップを聴くきっかけになったのは、レコード屋(シスコ)で流れていた"耳ヲ貸スベキ"なんですから。驚くに決まってます。
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![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32449150/picture_pc_6c9fd3b9283c7962d78a805fd93b2214.jpg?width=1200)
RHYMESTER
『耳ヲ貸スベキ』 12"
DJ JIN
2007年12月10日 @渋谷の居酒屋
練習後、焼鳥屋で打ち上げ。
くだらない話題(下ネタ多め)で盛り上がりつつも、こちらはJINくんに話したいことがたくさんある訳です。ファンなので。
TOSHI-LOWが小用を足すために席を外したので、数週間前に西麻布イエローで開催されたEllen McIlwaineの来日公演を観に行ったこと、多くの著名DJが出演していたそのイベントで(Ellen McIlwaineのライブも含めた上で)JINくんのプレイが一番良かったことを伝えました。
JINくんからしてみれば、TOSHI-LOWの友人である私のことを、ハードコア等のうるさい音楽を好んで聴く人間だと思っていたので(実際そうなんですけど)、Ellen McIlwaineの名前が出てきたのは意外だったそうです。
やっとJINくんと音楽の話ができ、感激していたのも束の間。TOSHI-LOWが席に戻ると、再び下ネタ多めの会話になっていくのでした。
(それはそれでめちゃくちゃ楽しかったんですけどね)
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![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32449309/picture_pc_265f846728986b39e5c60d03092381a9.jpg?width=1200)
RHYMESTER
『ウワサの伴奏』 LP
DJ JIN、TOSHI-LOW
2005年10月29日 @大田区体育館
(TOSHI-LOWが出場するはずだったキックボクシングのプロ興行を、JINくんと一緒に観戦。残念ながらTOSHI-LOWは大会直前に負傷して欠場)
その日以降、すっかり意気投合したJINくんとちょくちょく会うようになりました。
RHYMESTERのライブや、レギュラーパーティーの「breakthrough」や「IN BUSINESS」等に招待していただいたり、2012年まで私が担当していたキックボクシングジム「ストラッグル」の柔術クラスに参加してくれたり。
今でも一緒に格闘技の練習をすることがあります。
飲みに行くことも多く、ふらふらになるまで梯子酒することもしばしば。磯野波平ばりの千鳥足を披露してくれることもあります♪
JINくん、いつもありがとう! これからもよろしくね。
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![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32449367/picture_pc_1bf58d868f11d4599f89f21993318084.jpg?width=1200)
breakthrough
『Highway 2 U feat. AMP FIDDLER』 10"
DJ JIN
2007年7月17日 @Struggle
Bembé Segué、Mark de Clive-Lowe
2007年11月16日 @渋谷JZ Brat
最後に。これはとても重要なことですが、JINくんが好きなプロレスラーは田上明です。渋い♪
【追記】
ストラッグルの柔術クラスに、JINくんが参加してくれた日の帰り道(おそらく2006年だと思います)。
なんとなく読書の話題になったので、「JINくんのおススメ本ってある?」と尋ねたところ、「マサ斎藤の自伝」と即答(笑)
大事なことなので付け加えておきます。
『ドーナツマガジン』の企画でJINくんと対談させていただいたことがあるので、そちらもご覧ください。
【さらに追記】
『ミュージックラビッツ』というサイトに掲載されたJINくんのインタビューを担当しました。オススメのビートメイカーやミュージシャンを紹介してもらってます。
公開から2週間ほど経ってしまいましたが、何卒よろしくお願いします。
(2020年9月16日)
(2017年12月26日公開記事を再編)
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