VINYL ONLY! サイン蒐集の記録 1994年(後編)
※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。
前編を未読の方は、こちらからどうぞ。
それでは後編。
SUPER JUNKY MONKEYに次いで通っていたのがWRENCH。FIGHT FOR YOUR RIGHT名義で活動していた頃も何度かライブを観ているけど、本格的に通うようになったのは、この年の4月から。
1994年4月17日
SUPER JUNKY MONKEYを観に三軒茶屋のHeaven's Doorへ。
終演後、睦ちゃんから「20日にここでFIGHT FOR YOUR RIGHTのライブがあるんだけど、一緒に観ない?」と誘われたので快諾。3月20日に同会場で行われたSUPER JUNKY MONKEYのライブアルバム『キャベツ』のレコ発で久々に観たFIGHT FOR YOUR RIGHTがめちゃくちゃカッコよかったので。
(当時最も足を運んでいたライブハウスはHeaven's Doorかも)
1994年4月20日
3日振りのHeaven's Door。睦ちゃんよりも先に着いたので、コンビニで買った缶ビールを店の前で飲んでいると、背後から「SUPER JUNKY MONKEYの客だよね?」という声が。振り向くと、そこにいたのはFIGHT FOR YOUR RIGHTのベーシスト、松田知大氏。FIGHT FOR YOUR RIGHTを観にきたことを告げると、「この前の大阪のライブからWRENCHに改名したんだよね。東京は今日が初ライブ」と嬉しそうに教えてくれました。
トリを務めたWRENCHはもちろん、初めてライブを観た対バンのGMFやBLIND JUSTICE(現envy)もカッコよくて、平日にもかかわらず打ち上げにも参加。同世代のバンドマン達と仲良くなった忘れられない一夜です。
WRENCHがセルフタイトルの1st.ミニアルバムをリリースしたときはめちゃくちゃ興奮しました。
フライヤー(というかチラシ)を載せときます。おそらくコンビニでコピーしたのでしょう。斜めってます。
CDが発売される前にヴォーカリストのシゲちゃん(和田成文氏)から「今度出るアルバム、限定盤でシリアルナンバーが入るんだけど、何番がいい?」と訊かれたので、009番を指定。メンバー4人と彼等の交際相手が001~008を所有するべきだと考え、その次の番号にしようかと。
気遣いができる男だと思いません?(自画自賛)
1994年9月10日
下北沢シェルターでレコ発。
物販にいたスタッフに、シリアルナンバー009番のCDをシゲちゃんに頼んであると伝えたものの、CDにシリアルナンバーは入っていないとのこと。
・・・えっ、そうなの?
近くにいたシゲちゃんを捕まえて問いただすと「限定じゃなかった(笑)。レーベルの○○さんに、限定にするわけないじゃん、売らなきゃならないんだから! って言われちゃったよ」
・・・そりゃそうだ。
居酒屋で打ち上げ。せっかくなのでシゲちゃんに直筆でシリアルナンバーとサインを書いてもらおうと、CDのケースからジャケを取り出すと、遠くの席から「おぉっ! CDじゃん。見せてよ~」という声が(おそらくハイスタの難波くん)。たちまち私のジャケは、座敷を一周。開封してから僅か十数分で醤油のシミが・・・。
(写真だとわかりにくいので、掲載しないけど)
WRENCH
『WRENCH』 CD
和田成文
1994年9月10日 @下北沢の居酒屋
ジャケの表には「009」。裏面には「一心」と書き込まれております。サインをお願いしたはずなんですけどね。
仕方がないので、こちらの7インチを掲載しておきましょう。初期WRENCHの代表曲"Half Mechanism"を収録したNUKEY PIKESとのスプリット。
WRENCH / NUKEY PIKES
split 7"
名越藤丸
2003年11月4日 @渋谷O-West
坂元東、松田知大
2012年5月12日 @下北沢Shelter
和田成文
2012年11月30日 @渋谷club asia
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