両側前十字靭帯再建術後の抜釘術（後編）
※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。
2023年9月7日（木）
8:00
朝食。
ロールパン、オムレツ、コールスロー（キャベツ、キュウリ、ニンジン）、牛乳、ほうじ茶
日勤の担当看護師さんによる体調チェック。
朝食を摂ることができたので、術後からずっと左腕に付いていた点滴を外してもらえた。就寝前の点滴が終わったら、左腕の管を抜いてもらえるとのこと。
手術で抜いたボルトも見せてくれた。
「持ち帰ります？ 処分することもできますけど」と聞かれたので、持ち帰ることに。
9:00
看護師さんに付き添っていただき、シャワーを浴びる。過去2回は2日ほど体を洗えなかったのでありがたい。
12:00
昼食。
ごはん、おろし付け焼き（鶏肉、大根おろし、ポン酢、インゲン）、和風ジャーマンポテト（鰹節、タマネギ）、トマト甘酢和え、オレンジ、ほうじ茶。
13:00
看護師さんから車椅子を自走する許可をもらった。これでトイレや歯磨きに自力で行ける。
約1年ぶりに車椅子を使用したが、難なく操作できた。
14:00
リハビリ開始。
病室まで迎えに来てくれたT先生から、車椅子の操作を褒められてちょっと嬉しい。
簡単な脚の筋トレを行ったあと、ゆっくりと歩行訓練。予想よりも回復が早いようで、松葉杖（1本）を使用しての歩行許可が下りる。
結局、車椅子を自走したのは3回のみ。
18:00
夕食。
ごはん、味噌汁（ナメコ、豆腐）、魚の香味焼き（長ネギ、ゴマ）、信田煮（カブ、油揚げ）、キュウリの梅肉マヨネーズ和え、ほうじ茶。
21:45
消灯時間前に最後の点滴が終わり、左腕から管を抜いてもらえた。
解放感！
2023年9月8日（金）
6:00
起床。
関東に接近する台風13号の影響で、朝から腰が痛い。早めに痛み止めの薬を飲む。
『完本 1976年のアントニオ猪木』を読み終えたので、次はこちら。
一昨年の入院時にも読んだ『証言UWF - 最後の真実』。入院したときにプロレス本を読むのが習慣化した。
UWF関連のインタビューは何度読んでも飽きない。
8:00
朝食。
ごはん、味噌汁（ニンジン、大根）、魚の照り煮、オクラと湯葉のお浸し、牛乳、ほうじ茶。
10：20
リハビリ。
脚の曲げ伸ばしや筋力などをテスト。平均よりも良いとのこと。
T先生に「明日退院できますよ。（台風の影響で天気が荒れそうな）今日じゃなくて良かったですね。」と言われ、ホッとする。
11:40
ドクターから退院許可が出た！
12:00
昼食。
スパゲッティ トマトソース（ナス、タマネギ）、野菜スープ（キャベツ、ニンジン）、パンプキンサラダ、フルーチェ風（黄桃入り）、ほうじ茶。
16:00
担当看護師から退院の説明を受ける。
18:00
夕食。
ごはん、鱈のマヨネーズ焼き、キュウリの味噌和え、里芋の鶏そぼろ、パイナップル、ほうじ茶。
2023年9月9日（土）
6:00
起床。
夜中に向かいのベッドの奴が何度も「ガシャン！」と大きな物音を立てるので、よく眠れなかった。
寝ぼけ眼をこすりながら、雨がぱらつく曇り空を眺める。退院日に台風を避けることができて良かった。
7:50
ごはん、味噌汁（冬瓜）、温泉卵、チンゲンサイと油揚げの煮浸し、牛乳、ほうじ茶。
げっ、最後の最後に温泉卵が！
今世紀に入ってから（おそらく）この病院以外で口にしたことがない苦手な温泉卵を「今年もお世話になりました」と思いながら一気に流し込んだ。
11:15
看護師さんにベッド周りをチェックしていただき、退院。
夜間・休日・緊急出入口から外に出ると、妻が乗車するタクシーが到着。そのまま乗り込んで自宅へ。
帰宅後、入院中に脳内再生される機会が多かった3曲を続けて聴いた。
THEO PARRISH
"Chemistry"
THEO PARRISH
『Chemistry / Untitled One』
12" (SS032) / US / 2008
https://youtu.be/FppWvxHyJ7M?si=wGR1s30SQzvaOP3p
MOODYMANN
"Technologystolemyvinyle"
MOODYMANN
『Technologystolemyvinyle』
12" (KDJ-35) / US / 2007
MASTERS AT WORK present NU YORICAN SOUL
"The Nervous Track (Ballsy Mix)"
MASTERS AT WORK present NU YORICAN SOUL
『The Nervous Track』
12" (NER 20068) / US / 1993
音楽を聴くのは、4日ぶり。
コラム作成時に必要になるかもしれないと思い、念のために持参したワイヤレスイヤホンは一度も使用しなかった。
基本的に、音楽を楽しむためにスマホを使用することはない。
「自分は音楽が好きなわけではないのかもしれない」と思うことがよくある。ライブとレコードが好きなだけなのではないかと。
それでも、一昨年の入院の際には1曲だけ聴いた。初めて行う大きな手術の前に、力をもらいたくて。
音楽は、やはり素晴らしい。
COALTAR OF THE DEEPERS
『REVENGE OF THE VISITORS』
COALTAR OF THE DEEPERS
『REVENGE OF THE VISITORS』
LP (NJR-040-SD) / US / 2021
https://needlejuice.bandcamp.com/album/revenge-of-the-visitors
『REVENGE OF THE VISITORS』を聴いて、バンドサウンドの素晴らしさを改めて実感したので、次はこちら。
入院直前まで、彼らの記事を作成していた。
BRAHMAN
『超克』
BRAHMAN
『超克』
LP (PPTF-3859) / Japan / 2013
最後は、Girasoulのダブプレート。
渡辺雅弘とMamiに許可をもらい、個人的に1枚だけ制作した。
Girasoul
『花の名前 / Djembe』
Girasoul
『花の名前 / Djembe』
12" / Japan / 2012
入院中、最も聴きたいと思っていたレコード。
"Djembe"
@Tokyo Guesthouse Oji Music Lounge
June 28th, 2018
https://youtu.be/kNiREBvWERA
※以上で終了。「投げ銭」でサポートしていただけましたら大変助かります。
#入院 #手術 #UWF #プロレス #音楽 #vinyl #レコード #TheoParrish #セオパリッシュ #Moodymann #ムーディーマン #NuyoricanSoul #ニューヨリカンソウル #MastersAtWork #マスターズアットワーク #CoaltarOfTheDeepers #コールターオブザディーパーズ #BRAHMAN #ブラフマン #Girasoul #ジラソウル #Mami #渡辺雅弘 #私のプレイリスト
ここから先は
¥ 100
この記事が参加している募集
サポートしていただけましたら大変助かります。 いただいたサポートは、両膝の前十字靭帯再建手術と変形腰椎症の治療に使わせていただきますので。