ベースが届くまで、動物を飼ったようなワクワク感がある
こんばんは。筆者はギターを所持しており気まぐれに練習していたのですが、あるライブでベースのかっこよさに惚れてしまいました。
買おうかな……買わないかな……と悩むも金欠の筆者。
諦めかけていたところに、某中古ショップにめちゃくちゃ好みのベースが入荷されてしまったのです。
買おう!いや、やめよう。
買おう!いや、やめよう。
一旦銭湯でも行って落ち着こうと出かけ、風呂に入りながら考えた結果……
買ってしまいました。
ネットで楽器を買うのは初めてで、届くまでずっとワクワクしていました。
スタンドを買ったり、弦を見に行ったり、手入れ方法や弾き方を調べたり……
そんな行動にとある既視感を覚えました。
新しくペットを飼った時と似ているのです。
大概ペットを飼うと、即日引き渡されるわけではありません。
動物のコンディションを整えたり、引渡し準備をするのに数日かかるのですが、その間にゲージを購入したりご飯や食器を買ったりしてワクワクしながらその日を待ちます。
そしてついにベースが家に届きました。
筆者が入るくらいでかい箱を届けてくれたヤマト運輸には、頭が上がりません。
ワクワクしながら箱を開けると……
梱包材、梱包材、梱包材、梱包材……
普段使ってる指定ゴミ袋がパンパンになるほどの梱包材の登場です。
なかなかベースに会えないなと感じ始めた時、黒いものが見えました。
ベースケースです!!!
ちゃんとメーカーのロゴも入っていてテンション爆上がり。
というかケースがついていると思わなかったため、既に買っていたものが無駄になってしまいました。
こうやってケースだけ増えていく……
そして今、筆者とベースを隔てるものはこの布1枚。
なんだかえっちですね。
ドキドキしながらゆっくりとファスナーを開くと……
かっこいいいいいい!!!!!!!!
ネットで注文した時の数百倍かっこよくて驚きました。
この記事の写真越しでも分かりにくいのですが、サンバースト(縁に向かって色が濃くなる塗装)に加え細かな銀のラメがびっしり入っており、見る角度によって表情を変えます。
やはり運命を感じた楽器というのは、手にした瞬間から思い入れが違います。
実は筆者が持っているギターは安いからという理由だけで買ったものです。
ハードオフで6000円、色も形も別に惹かれた訳ではなくメーカーすらわかりません。
安くても気に入ったものなら良かったのかもしれませんが、正直いって愛着も特に湧いていません。
自ずとギターを弾く頻度も低くなり、悩んでいたところでこのベースを発見したのです。
やはり楽器というのはただの物ではなく、愛着を持ってこそ。
多少高くても運命を感じたものを手に取った方がモチベーションも高まりますし、何より毎日家に帰るのが楽しくなります。
あんなにギターが続かなかった筆者も、このベースを気に入り1日1回は触るようになりました。
買った時ペットが来るようなワクワク感を感じていたのと同様、ペットと同じように楽器に家族のような気持ちが湧いたのです。
皆さんも楽器を始めたいと思っているのなら、値段ではなく運命を感じたかで決めた方が断然良いです。
届くまでが楽しみになる最高の相棒を見つけましょう。
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