人生はロケット鉛筆なのかもしれない。
何年か生きていて分かった事がある。
人生はロケット鉛筆なのかもしれない。
ロケット鉛筆、ご存知だろうか。
プラスチックの先に鉛筆の芯がついたものを筒に複数個押し込むことで、削らなくても使うことが出来る鉛筆だ。
もう使えなくなったものは出し、新しい物を後ろから入れる。
ふと最初に気づいたのは、この構造と会社というものが似ているなという事だった。
もう働けなくなった(定年した)人間を会社から追い出し、新入社員を入れる。
それをひたすら繰り返す。
会社という組織がロケット鉛筆の筒のようであり、社員が芯のようだと感じた。
だがよく考えてみると世の中そのものの仕組みだってそうだ。
日々寿命を迎えた人間はこの世から消え、新しい命が生まれている。
この構造もロケット鉛筆である。
自分は今その筒のどの辺にいるのか。
いつ頃筒から押し出されるのか考えると、人生って呆気ないなと思う。
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