ポジティブに振る舞うと、恨みも買う
こんばんは、皆さんはポジティブな方ですか?それともネガティブな方でしょうか。
筆者はどちらかと言えばポジティブな方です。家庭環境や学生時代のいじめで最底辺まで一旦病んだ結果、まあ最悪死ななきゃなんでもいいやという方向に振り切ってポジティブになりました。
筆者の経験上今めちゃくちゃポジティブだったり楽観的な人は、過去に一回病んでいる傾向にある気がします。筆者の明るい友達も過去に首吊りかけたって言ってました。
そんなことはおいておいて、ポジティブになってしまえば人生というのはとても楽です。
他人が何してようが気にならないし、自分自身がどんな状況に置かれてもあまり気になりません。一種の離人症状な気もしますが圧倒的に精神面で病むことは少なくなりました。
そんな筆者ですが、ポジティブすぎるが故に知らない間に恨みを買っていることがあります。
相手方の気持ちは分かりませんが人をイライラさせたり、嫉妬されたりすることがあるのです。
幸せそうで羨ましい、悩みなんてなさそうでいいね、こっちの気持ちはわかんないだろうねなど……大人になった今でも仲のいい人にそんなニュアンスの事を言われたり、実際に怒られたりします。
そんな時ポジティブな人間はどうするか、簡単に言えばそんなドロドロした感情に対して鈍感なフリをします。
一回人の憎悪の対象になってしまうと何をしても反感を買うだけですし、何よりその話を続けていたらきっと面倒くさくなってその人と関わるのをやめてしまいます。
だから特に刺激せず、自分に向けられた憎悪だとは思わないようにするのです。
しかし、明るそうに振舞っている人間は気づかないフリをしているだけで、内心傷ついています。
一旦どん底まで落ちたことがない人間に羨ましがられるようなことなんて何も無いのに、知らない間に羨ましがられて攻撃されるのは辛いものがあります。
マイナスな言葉を吐きかけられる苦しさがわかるからこそ、そんな心の内を誰にも打ち上げられず、我々はポジティブな人間だと思われているだけなのです。
筆者の事をよく知る交際者はこのことを知ってか知らずか、よくこんなことを言います。
「振り切ったポジティブはネガティブと変わらない」と。
ふざけて自分の事を完璧な人間だと口にする筆者に対して言ってくる言葉なので、一旦どん底まで落ちるとポジティブになることを知らないで言っている言葉かもしれませんし、人生経験豊富な交際者の心の奥から出た意見なのかもしれません。
そこまでは分かりませんが、この言葉には確かにそうだなと関心させられます。
何事も適度が1番ですし、きっと筆者はこの振り切ったポジティブ面で今後また誰かの恨みを買うのでしょう。
しかし、振り切ったネガティブ思考の人が変われないのと同じく、振り切ったポジティブムーブも長年にわたって染み付いたもので治しようがないのです。
どうかこれを読んだ皆さんは明るい人、ポジティブな人にこそ優しくしてください。
このような人達は明るいからという理由で八つ当たりされることが多いのです。
そして限界が来ると平気ですっといなくなる傾向もあります。
そのことを念頭に入れてくださると嬉しいです。
ちなみにポジティブに振舞っちゃう人間は、生き物を飼うと心が浄化されます。
生き物は人間と違って精神的な八つ当たりをしてこないので。
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