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狭い都会を広く魅せている
こんばんは、先日すみだ水族館へ行ってきた筆者です。
実は東京の水族館へ行くのは初めてでして、田舎の水族館との違いに驚いたため今回それを記事に書くことにしました。
田舎と都会の水族館の違いはずばり、土地の広さです。
当たり前ですが都会は土地が高く、大きな土地を借りるだけで多大な費用がかかります。
しかもすみだ水族館は、スカイツリーの麓の限られた土地を使って経営しています。
どう足掻いても田舎の有り余っている土地を使って作られた、クソ広水族館と同じ展示はできません。
ではどうやって顧客満足度を上げているのか。
ずばり水槽の外周を歩かせることによって客の歩数を稼ぎ、広い場所を歩いているように錯覚させているのです。
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すみだ水族館の名物といえばやはりペンギン。
室内のほとんどの面積がペンギンのプールとなっています。
2階の入口から入り小さめの魚の水槽を見た後、ペンギン水槽の上端から下端まで繋がっている階段を降ります。
1階は巨大なペンギン水槽の周りに様々な水槽が設置され、外周を1周する形で回るのです。
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クラゲや金魚、小さめの展示などが1階にありました。
有名なペンギン相関図も1階
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フードコートの目の前にはエイなども泳ぐ大型水槽が。
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今まで様々な水族館を巡ってきた筆者。魚の展示数は少なめだと分かりますが、すみだ水族館の満足度が劣っているかと言われればそんなことはありません。
魚の他にも室内のデザインや装飾、狭い土地でいかにお客さんを満足させられるかという趣向が凝らされており退館後に出た言葉は「作った人は頭がいいな」でした。
サンシャイン水族館も巡りましたが同様に、商業施設の一角であるにもかかわらず屋上への展示、さらに水槽を歩道の上へ作ることで歩くスペースを確保している事が見て取れました。
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都会は狭い。だけど広く見せ、魅せる努力をしている人たちがいるからこそ人が溢れかえっても何とかなっているのだなと、この水族館巡りで考えさせられました。
皆さんもぜひ生き物を見るだけでなく、場所の使い方の工夫点を見つけるために水族館へ行ってみてはいかがでしょうか。
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出口付近に店舗を構えたタリーズです。