見出し画像

台湾のレースに出ようとしたが、風邪を引いてDNSした話


f:id:maro_kt:20200522131540p:plain

9/22に台北の猫空で開催される Action Asia X-Trail Taiwan に参加するために、9/20の晩より台北入りをしていました。しかし、楽しみにしていたレースだが、体調不良のためDNS。海外レースで、現地まで行ってDNSしたのは初めてだ。実際に走って、皆さんにレポートしたいという思いはあったのだが、非常に残念だ。流石に異国の地で、無理して走るわけには行かないので、療養&観光の旅となってしまった。


入国前

経緯を説明すると、こんな感じ。

  • 9/20 22:00~ 関空発のエアアジアで台北に向かう

  • 出発前から、なんか体調の悪さは気づいていていた

  • 機内のエアコンが寒くて、結構厚着で過ごす。

  • 桃園国際空港に到着後、サーモグラフィー検査で引っかかる。

おそらく機内のエアコンで悪化したのではないかと思う。そして、サーモグラフィー検査のところで体温を測ってみると、なんと39.2度もあった。「まずい、これは入国拒否されて、そのまま日本に追い返されるパターンでは??」と思ったが、症状が高熱だけだったので、そのまま入国できた(たぶん、下痢や吐き気、発疹などがあると拒否られたと思う)。その際、パスポートをコピーされて、滞在先ホテル、連絡先などを聞き取りされる。その後、高速バスで台北市内に入り、そのままホテルで寝る。寝る前に日本から持ち込んだ風邪薬を飲んで、就寝につく。

9/21(レース前日)

薬を飲んだおかげか、少し症状は軽くなった。体温を測りたかったので、ホテル近くのドラッグストア(ワトソン?)で体温計を購入。そして図ってみると38度ぐらいだった。軽く朝食を食べて、薬を飲んで、そのまま、ベッドの中で過ごす。

で、昼過ぎに、レースパックを取りに行くために電車で東門駅まで移動する(ホテルは台北駅前です)。移動中、地下鉄の階段を登るだけで息が切れるぐらいだったので、こりゃー明日はDNSだなと思いつつも、無事に受け取り完了。その後、ホテルに戻って、基本的にはホテルか隣りにあるコンビニで過ごす。

f:id:maro_kt:20200522131604p:plain

で、SNSで「台北来たのに風邪引いてしまったわ。台湾だとどういうのを食べるといいの?」とつぶやいたら、台湾人の友人がすぐにDMで「この薬がおすすめとか、こういう栄養ドリンク飲んで」「もしも病院行くのなら、予約するよ」と連絡くれる。そして、「ホテルどこですか?薬持っていくよ」と、日本で言うバファリン的なものを頂きました。

f:id:maro_kt:20200522131621p:plain

あと、これは鶏精(じーじん)という鶏のエキスが凝縮した栄養ドリンク。味は「冷めた塩味がないチキンラーメンのスープ」といった感じ。あまり美味しくないが、まあ飲めないものではない。これを飲むと、身体がポカポカして、不思議と元気が出る。台湾だと、風邪をひいたり、元気がないときに飲むらしい。コンビニでも売っているので、お試しあれ。そういえば、このドリンク、台北マラソンのエイドで出されていたような。。。

f:id:maro_kt:20200522131640p:plain


とまあ、21日は基本的にホテルでゆっくり滞在していたこともあって、いい感じに回復しつつあったものの、夜22時時点でも37.7度ぐらいあったので、完全にレースをあきらめて、台湾観光モードに切り替え!

https://www.instagram.com/p/B2qoon9gTvY/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading

その後・・・迪化街に観光へ

翌日は、すっかり平熱まで下がり、観光モードへ。

9/22(日)の午前中は、迪化街(でぃーふあじえ)に行ってきた。台北には何度も来ているのだが、今回初訪問。町がレトロで、そして買い物にぴったりなスポット。駅から少し遠いのが欠点かな。

f:id:maro_kt:20200522131719p:plain
f:id:maro_kt:20200522131735p:plain

ランチは「老阿伯魷魚焿」という人気店で飯を食べる。つみれ汁が有名な店らしくて、魚丸とイカの入ったスープ(総合湯)と青菜を炊いたやつをいただく。素朴な味で、病み上がりの僕にとっては丁度よい味付だった。

f:id:maro_kt:20200522131753p:plain
f:id:maro_kt:20200522131758p:plain

現地の友人と、激ウマな客家料理店

あと、元々計画はしていたのだが、9/22(日)の晩に、台北在住の留学中の日本人と、以前大阪に住んでいた台湾人と一緒に客家料理を食べにいってきた。

家家客家菜

f:id:maro_kt:20200522131818p:plain

客家料理は、本格的なものを食べたのは今回が初めて。めちゃくちゃ美味い。特に臭豆腐の味付けが、胡椒と塩と、あと何らかのスパイスがかかっているのだが、ええ塩梅で美味かった。臭みもええアクセントでお酒とよく合う。他の料理もとてもうまくて、また食べに行きたい。

レースを DNF してなければ、出会えなかった新たな友人

f:id:maro_kt:20200522131839p:plain

客家料理あと、ホステルに戻ってロビーで寛いでいたら、シンガポール人と仲良くなった。翌朝、一緒に朝食を食べに行くことになって、行ったのが上の写真。台湾ではサンドイッチ(三明治)を朝食として食べるのもポピュラー。レースをDNSしなければ、きっと出会えなかったかもしれない。彼とは、今でも Facebook 上でも時々交流している。

あと戦利品(お土産)。右端の青い色のかばんは、迪化街で購入したもので、ノートパソコンケースです。以下のお店で購入。

印花樂 inBlooom - 台灣印花布設計品牌,最佳台灣伴手禮

そろそろ、台湾でよく買うものを別の記事で書きたいな。というわけで、今回はレース抜きで台湾を満喫できました。たまにはこういう旅もいいね。

次回は、12月の香港で!


いいなと思ったら応援しよう!