TOWA早坂様ダイナミック・フロー・マネジメント事例インタビューから
こんにちは、ゴール・システム・コンサルティング&リ・デザイン研究所の但田(たじた)です。先日、半導体モールディング装置・金型における世界No.1メーカー、TOWA株式会社上席執行役員の早坂昇様にインタビューをさせていただきました。
インタビュー内容は、TOWA様で5年以上に渡った「TOWA未来プロジェクト(略称:TMP)」という社内改革プロジェクトについてでした。インタビューの全文は当社ホームページに掲載しております。
単独のソリューション導入とは異なる「統合的コンサルティング」とは
私たちゴール・システム・コンサルティング(以下、GSC)は、TOC(制約理論)のナレッジを活用したコンサルティングファームですが、近年は、TOCでおなじみの”生産フロー改善のDBR”や、”プロジェクトマネジメント手法CCPM”のような「単独ソリューションの導入コンサルティング」だけを実施することはなくなっています。なぜかというと、お客様に価値ある支援を提供するためには、単独のソリューション導入では不十分なケースがほとんどだからです。
このように、単独ソリューションではなく統合的なコンサルティングを行うための方法論を、GSCでは「ダイナミック・フロー・マネジメント」と名付けて体系化しております。
TOWA早坂様インタビューのキーワード
今回ご紹介するTOWA様では、私たちは5年以上に渡り社内改革プロジェクト(TMP)を支援して参りましたが、その内容はまさにダイナミック・フロー・マネジメントを体現するものでした。今回のインタビューのなかで、特に気になったキーワードをピックアップしてみます。
✔ 「人への投資」としての社内変革プロジェクト
✔ 属人化を見直し、複数人で複数の仕事をするやり方へ
✔ 営業部門と開発部門が連携して作った「簡易見積シート」
✔ ナレッジフローを加速させた、A3企画書の社内浸透
✔ 自動化による、「設計付帯業務」の効率化
人材育成・属人化の見直し・部門間連携・ナレッジ共有・そして、エンジニアの付帯業務の削減…いずれも、TOWA様のみならず、多くの組織が抱えている課題といえそうです。
早坂様は、人材育成を行いつつ業務改革を実現するという2つを両立するために、TMP活動を推進したそうです。この活動の成果として、1人あたりスループットが活動当初の160%に伸びており、目に見える成果にもつながりました。そして、活動に積極的に参加したメンバーの成長と、社内教育に力を入れる習慣を得ることができたとのことです。
以上、早坂様のインタビュー内容から、キーワードをいくつかピックアップしてみました。より具体的なインタビュー内容は、ホームページをぜひご覧ください。
また、ゴール・システム・コンサルティング創立20周年記念対談の第2弾として、8月24日(火)15時30分より、早坂様とGSC代表取締役の村上の対談セミナーの開催が決まりました。以下のページよりお申込みいただけますので、対談記事よりも更に深い実践内容にご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご視聴ください!
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