稼ぐためだけに行くオーストラリアワーキングホリデー3
だいぶ放置してしまったnoteを久々に更新していこうと思ったのが昨今の円安に伴うワーキングホリデーの出稼ぎ記事の内容の薄っぺらさが気になって仕方がなかったからだ。
本当に稼げるんだけど、色々知っておかないと大変な目に遭うんでオーストラリア、ニュージーランド、カナダで稼ぐ為に(何年も前だけど)働いてきた僕がお伝えできる限りの情報を記事にしていきます。
RainbowSerpentFestivalを終えて
レインボウサーペントを終えて僕はまたメルボルンに戻ってきていた。出発前に宿に大半の荷物を預かっていてもらったのと、各種手続きを終える為だ。(前回のおさらいになってしまうが大事なのでもう一回)
僕の様にワーホリ斡旋業者などを介さず入国した場合、行政や銀行などの書類を受け取る住所に困る事がある。
何せ1週間後とかに書類が届くからただただバッパー(安宿)で待機していなければならない。
それもありパーティーへ行く前に事前に各種手続きを終わらせてから戻った時の宿の予約まで済ませて出かけた。
当時のオーストラリアは週末になると駅周辺のドミトリーは大体Fullだった。
今や恐ろしい事になっていそうだ。
宿難民が一番堪える。
宿の受付で僕宛の便箋が届いていないか聞いてみると、何通か手渡してくれた。
1つはANZのクレジットカード。
もう1つはTFN(タックスファイルナンバー)の書類。
この2つがあれば仕事が始められる。と言うかこの2つは出国するまで必ず持っていなければならないので大切に保管しておいたほうがいい。
手順よくいったので都市部の滞在を遊びながら1週間程度で終わらせる事ができたが、この手順を間違えると2週間滞在や(滞在費だけで2-300ドル)、書類だけ取りに戻らなければならなくなるので入国後すぐにこの作業をする事をおすすめする。
受け取れば後は広大なオーストラリアのどこへ行こうが自由となるが、次に重要なのがじゃあ何処へ行ったら仕事にありつけるかだ。
ファームジョブとは?
オーストラリアで一番と言っても過言ではない手っ取り早く稼げる仕事がこのファームジョブ。
ファームといえど苗植えや剪定パッキングなど様々で、フルーツから野菜までかなりの数の職種がある。
まずは給料形態から説明していくと、Hourly(アワリー)とContract(コントラクト)に分かれる。
簡単に言うと時給か出来高って事なんだけど、これが奥が深い。
ファームジョブは季節によって働ける期間が決まっているので時給が良くて長く働ける場合はhourlyの方が有利の時もあれば、短期間で爆発的に稼げるフルーツに当たれば出来高の方が稼げる事もある。
出来高なので体力に自信のある人が多いイメージ。
僕はどちらも経験したけど、圧倒的にコントラの方が向いていたし稼げたと思う。
問題は収穫時期が終わった場合移動しなくてはいけない事と、移動先に仕事があるかどうか。
次が見つからなかった場合移動費と生活費で貯金を崩す事になるんで、時給で長く働いていれば良かったなんて事が起こります。
雇用形態
次に雇用形態について。
これ意外と大事なんで覚えておいて欲しいんですが、ファームにはコントラクターと呼ばれる統括が採用や出勤日など人事を担当していて、コントラクターの電話番号をgetすれば仕事にありつけたりするんだけど、給料もコントラクターの言いなりになる事がほとんどなんで中抜きにあったり、他の働いている人に比べて歩合が低く設定されている事があるので、しっかりと聞いて納得して働いた方が良いです。
僕はというと、車を持っていたんで、直接ファームへ行きオーナーに直で交渉してました。とうか仕事探しはファームをしらみつぶしに回って今から働かしてくれと全て直談判しました。これ一番最速で働けます。
そしてコントラクターを通さず全てファームのオーナーと歩合も決めました。
最終的に給料に大きく差が出るんで必ず初めに取り決めて下さい。
出来高の場合Binと呼ばれる箱を一杯にして幾らという計算がほとんどだと思います。
例えばりんごの場合 1Bin 40ドル 1日6Binで240ドルの様な計算になります。
ただファームによってBinの大きさが違うんで、Binの大きさの確認もお忘れなく。
この様に直接雇用のメリットが多い気がするんで、できる限りファームに直接行く事をおすすめします。
何処にファームあるの?
オーストラリアは広いです。
ファームも各土地に点在している為移動費を考えると闇雲に動けなくなります。
時期に応じて各州で様々な物が育てられているんですが、多すぎるので下のオーストラリア政府が発行しているハーベストガイドを参考にしてください。
これ、あくまでもその時期にこの果物や野菜が採れますって表で実際行ってみたら全然仕事無いなんて事ザラにありあます。
ただ時期をみるのには非常に適しているんで、その時期にその街のバッパーへ行けば仕事の情報は必ず有ります。
じゃあ何を基準にファームを探せばいいか。次に書くのが稼げるフルーツの種類です。
ピッキングで一番稼げるフルーツは?
フルーツピッキングはかなりの体力勝負になります。
作業効率と出来高が一番良いのは間違いなくチェリーです。
チェリーピッキングは人気の為ネットにて事前のアップライが必要だったり、仕事はあっても宿が無いなんてざら。
なぜそこまで人気かと言うと、他の果物に比べ摘んでも軽くて体力を使わないっていうのが一番で、1日で収穫できる量が圧倒的に多いから。
僕の1日の最高が350ドル位で、聞いた話では1日600ドルなんて猛者も居るそうな。
(ただ他のに比べて楽だけど基本的には脚立に登って収穫するんで大変です。)
他のフルーツに関してはピンキリになっちゃうんで(その年の果物の出来やワーカーの量による)何とも言えないけど僕がやってきたフルーツの例を上げときます。
・ブルーベリー $100 /Day(キツめ)割合わない
・野菜全般 東海岸一帯 アワリー 割に合わない
・りんご $250/Day (キツめ)やっただけバックでかい
・桃 $250/Day (キツめ)やっただけバックでかい
・チェリー $350/Day (ややキツめ)やっただけバックでかい
まだまだあるけど例としてはこんな感じ。
他にも稼げるフルーツや野菜、時給のいいシティーの仕事など情報が命なんで、とにかく話しかけまくるのが一番の近道な感じです。
仕事を探している時に収穫が始まりそうな稼げるフルーツを決めたら、何処に移動するか決める。
何も無い土地にいきなり行って仕事を探してもかなり大変です。
逆にピークシーズンに突っ込んで行くと仕事は定員が一杯で宿も一杯なんて事になってるんで注意が必要です。
結局どこがいいの?
僕の経験上、人気のファームの街は大体仕事も宿も埋まってる傾向だったんで、そこから少し外れた田舎町を狙って行っていました。
どの地域も外れた街には多少なり仕事があったイメージです。
ファームジョブは3ヶ月位で1つの仕事が終わってしまうんで、出来れば1つの街で半年くらいは働き続けたいですよね。
ここからは僕が実際働いたファームを何件か上げていきます。
10月から3月位まで同じファームで働きました。しかも2年目も戻って働かしてもらってます。(その年の気候によって違うので確証ではありません)
・10月頃 チェリーピッキング
・11月頃 桃
・12月頃 りんご
・1月頃 りんご
・2月頃 りんご
時期が合う方のみ進んでください。
あと働いてからのタックスバックについても説明します。オーストラリアを出る際にタックスバックとスーパニュエーションバックで$4000位返って来てます。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?