ピンラムネ復活で思うこと
駄菓子のピンラムネをしているだろうか。僕は知らなかった。2018年に製造中止していたが、製造販売を再開することになったという。駄菓子にあまり触れてきてなかったのだが、思うことについて書いていきたいと思う。
まず駄菓子そのものについて。ハード面とソフト面で分けて書いていく。
ハード面でいうと駄菓子は比較的安く、駄菓子屋さんで売ってるものになる。子供たちが帰るような値段設定になっているので、あまり利益がないと思っている。また、駄菓子屋さんが近所にないとそもそも買えないし、存在も知ることはないだろう。近年では駄菓子屋さんが少なくなっていると聞くのでそもそも存在を知っているのは当時の子供たちである大人くらいだろう。ただ、大人になって財力が圧倒的に増えているため、まとめ買いなどの需要を狙っているのか。
また、製造という観点でいうと作り手がいなくなれば製造ができないというところも特徴だ。古い機械で作っていて部品がなくなったり、製造方法を知っている人がいなくなったりしたら作れなくなる。
ソフト面でいうと、駄菓子屋さんでの交流とお金の計算をまなべるということだろう。駄菓子屋さんでお菓子を買いに行く子供たち同士で交流は広がるし、子供たちがお金の計算をして物を買う社会経験が積める場所である。そういった意味でも残す価値はあるのかもしれない。ただ、成長した大人たちにしてみればソフト面の利点はほぼないだろう。しいて言えば外国人に人気が出るくらいか。駄菓子屋を1つ、都内に作っておいて文化財的な扱いにしておくのはどうだろうか。それ以外はネット販売とかで大人は買うだろう。
そもそも駄菓子がいるかといわれるといらないのかもしれない。だが1つの文化として後世に語り継ぐ必要があるのであれば、文化財として残しておくのがいいのだろう。
好きな人に売る場合はネットで売るか、スーパーにおいてもらうのがいいのかもしれない。古き良きだとしてもいつかは別の何かに置き換わったり、気づいたらなくなっていたりする。ただ、一部の希望によって復活することもあり得るのが面白い。
駄菓子がどれくらい需要があるかわからないが、製造という観点でいうとふるい製造法のナレッジ化と今の機械に置き換えた製造方法があみだすことができればおそらく続くことはできる。そういうナレッジ化とナレッジの貯蓄ができる会社はもうかるかもしれない。となんとなく思った。
ごーよー
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