夏至の日の夕暮れ。 一年でいちばん昼の長い日。 梅雨の最中に「夏に至り」 暑さの本番はまだこれからだけれど 日は夏至を境に徐々に短くなってゆく。 何かを達成したい。 何処かに辿り着きたい。 何のために? その先に何を望んでいるのか? 何かを諦めたくなくて わたしは「そこ」を目指しているのか? 喉の奥、胸の底の方から溢れ出そうで 水よりも掴みどころのない煙のような何か… 夏至の光の量は一年でいちばん多いはずなのに 梅雨の雲に遮られて 気温と体感の最高点は遅れてやってく
人はきっと、昔はもっと 自然や宇宙としっかりと日常的に繋がっていて 大空に夢を抱き 風の歌に耳を傾け 星々の語る物語を紐解いて 朝陽の指し示す道を歩んでいたんじゃないだろうか 大地を耕すこと 大海原で漁をすること 野山で狩をすること 朝には目覚め 夜には眠ること 命を繋いでゆくことも その営みのすべては 壮大な宇宙の流れの中で繋がっていた 豊かな恵みを享受し 叡智に導かれながら 時に激しく荒れ狂う偉大なる力に 畏敬の念を抱き 謙虚に 感謝とともに その懐で生きていたと
春って日本では年度変わりの季節ということもあり、いちばん歳月の流れを感じる時ですね。 何年前は、、と過去を振り返り、これからやってくる未来を思います。 わたしは4月から新しいことを学びはじめることになり、その事前課題に四苦八苦しています。 その課題は、自分の過去の振り返りや、思考の傾向を知るというものなのですが、自分を見つめる作業って思った以上に難しい。 今までで一番感動し魂が震えたことは? 今までで一番嫌だったこと、ゆるせなかったことは? 思い出そうと考えれば考え