11-アニメを見ようじゃないか、その2。
こんばんは。
今日の雑談と導入。
今日は3.11。
東日本大震災の話題は外すことができないだろう。
僕は、当時高校1年生。
翌日からの千葉遠征に向けての準備をしてからだったので、いつもより帰りが少し遅くなっていた。最寄りの駅で電車から降りた瞬間に地震が起きた。最初は近くでカタカタと鳴っており駅舎の屋根を工事している音だと勘違いしていた僕だったが、誰かが「地震だ」と叫んだ瞬間に揺れを感じた。その時は、あんな大きな地震・天災になるとは思わなかった。
自転車で家まで帰っている際にも揺れを感じていて、途中のコンビニやスーパーから人が出ているのを見て、いつもの地震とはちょっと違うのかもと思ったのを覚えている。
家に着いて、テレビをつけてみるとショッキングな映像が流れてきた。
どの局も地震報道ばかり。僕自身、大きな地震は東日本大震災が初めてだったので、怖かった。
勿論、翌日の遠征は中止になり、当面、部活自体も禁止になった。顧問は地震が起きた当初は行くつもりだったようだが。
そこからは計画停電などの自粛生活。より被害の大きかった東北の方のことを考えると、不便は我慢できた。
東日本大震災から13年が経った。復興は進んでいるのだろうと思う。
でも、僕は現地に行ったこともなければ、こうやって震災を思い出すのは毎年の3.11や阪神淡路大震災の1.17、先日の能登半島地震など、大きな地震が起きてしまった時ぐらいである。
だけど、思い出したら何かやらなければ。ちょっとした寄付でもいい。防災関係を見直すでもいい。先人たちから学んで行動しないと。一人でも被害にあう人を少なくして、大事な誰かを失う人を減らさないと。
やらない偽善よりやる偽善。
東日本大震災、能登半島地震で犠牲になった全ての方に哀悼の意を表すとともに、被災された皆様へ心からお見舞い申し上げます。
閑話休題。
昨日宣言した通り、アニメ編の続き。紹介したいアニメがまだあるのよ。
さあ、行きましょう。
アニメ。
そもそも、この毎日日記から読む人がいるかもしれない。その人のために、昨日の記事紹介を。
今までのアニメ遍歴と紹介第一弾をつらつらと書いています。ぜひこちらもご覧ください。
結構ドハマりしたアニメ第二弾。
①姫様、"拷問"の時間です。
おい、タイトルがスプラッターすぎんか。怖すぎんだろ。
実際は、そんなことないほのぼのアニメです。
ジャンプ+発の漫画原作で、僕も連載開始からずっと読んでいる。
あらすじも何もない作品ではあるが、魔王軍に捕らわれた国王軍第三騎士団騎士団長の姫様は拷問という名の手厚い待遇を受けることになるが、拷問に屈さずに王国の秘密を守ることができるのか、というもの。
屈して最後には笑顔で1話が終わるという拷問アニメである。
空腹状態でアツアツのトーストを出されたら…。今まで独りぼっちだったのに、友達に初めてテーマパークに誘われたら…。手作りクッキーを食べているときに紅茶を出されたら…。こんな感じの拷問が続いていく。
途中から訳が分からなくなってくる。魔王の娘のまおまおちゃんが出てくると、かわいくて屈す。拷問官の友達の見舞いに行きたいから屈す。なんだ、この屈し方は。しかも話している秘密は、伝説の武器や城内に入る秘密の通路のこと。
加えて、魔王城の人たちがいい人というか優しい人が多い。魔王様は、アニメが好きで娘のまおまおちゃんに首ったけ。伝説の武器のありかが聞けても、そんな武器は怖いからいらない。城門の守衛が手薄な日が聞けても、アニメを優先させる。国宝の場所が聞けても、国宝は奪っちゃダメだろうと。
最高位拷問官のトーチャーは一見すると怖いが、元々、看護師をやっていたり、ウサギちゃんが大好きだったり。偶の出張でちょいはしゃぎするトーチャーがかわいい。ギャップのあるトーチャー日常会が意外と人気なんです。たまに、拷問の内容を姫様と相談して決めていたりする。おい。それ、拷問官としていいのか。
しかも、厚遇なのはそれだけじゃない。土日は拷問は休み、月1で健康診断があり、優良捕虜になれば、自分がどこにいるかを連絡すれば外出も可。もうそれ、捕虜じゃないだろ。
色んな所にボケがあふれているが、ツッコミ役が意思をもった聖剣のエクスのみというのもいい。実際、原作のジャンプ+の漫画のコメント欄には、読者からのツッコミがあふれかえっている。
気軽にほのぼのできる作品なので、ぜひ見てみてほしい。
②ガンダム
もうこれは男の子であればかなりの人がハマるんじゃなかろうか。僕もハマってしまった。今回は特にハマったガンダム3作品を書いていこう。
②-1 ガンダムSEEDシリーズ
僕が一番ハマったアニメである。
SEED50話、続編のSEEDDESTNIY50話。何度も観ました。
いわゆる初代ガンダム(アムロ行きまーす!)から続く、宇宙世紀シリーズとは世界線が異なるアナザーシリーズの1作である。
コズミックイラ(C.E.)70年代。世界は遺伝子操作をされて生まれたコーディネーターとそのままの人類であるナチュラルとの戦いが激化していた。平穏に暮らしていたコーディネーターであるキラ・ヤマトはあることが原因で戦いに巻き込まれてしまった。友との戦いや自分のルーツを知りながら、悩み戦い続けていく物語。
こんなところがあらすじでしょうか。
やっぱり魅力はロボットというかモビルスーツ。かっこいいのよ。ストーリーも面白い。青年ならではの悩みとか、望まれずに戦いに赴く苦悩とか。
やっぱり好きなのはPHASE-35、舞い降りる剣。このエピソードは、SEED好きなら分かってくれるよな!ハイマットになったフリーダムと挿入歌のMeteor。最高やん。
続編のSEED DESTINYも面白いが、僕としては、SEEDのほうが好きかも。
つい最近、映画ガンダムSEED FREEDOMも公開された。勿論、2回見に行きましたよ。後半の祭り感というか、盛り上がりは最高でしたね。
②-2 ガンダムUC(ユニコーン)
名作。
この作品はアナザーではなく、正史のファーストから続く物語。ファーストは観たことないんだけどね。テレビシリーズだと全22話。これも何回も観ました。
この物語の始まりは、ファーストガンダムよりももっと前。宇宙世紀の始まりに起こったテロがきっかけ。新しい時代の始まりを祝うセレモニーでテロが起きる。爆発とともに、あるものがなくなっていた。それは「宇宙世紀憲章」。のちにラプラスの箱と呼ばれるものだった。このラプラスの箱をめぐる物語。
これがあらすじ。凄くはしょったけど。
僕の好きなポイントは、イケオジというか道を示す大人たちがみんな渋い。主人公のバナージは、急に戦いに巻き込まれていく。まだ未熟な彼を周りの大人が様々なかかわりを通して育てていく。家族の存在を与えたギルボアさん。ふとしたことがきっかけで敵ながら一緒に過ごすことになるジンネマン。仕事に徹する大人な一方、人とのかかわりを伝えたダグザさん。過去のニュータイプとの関わりから背中を押す、ブライトさん。
背中を見せるだけじゃなくてちゃんと会話して人として育てる。こんなおじさんがかっこいいアニメは少ない。
あとは、音楽。AimerのRE:I AMをはじめとして、Into the Sky。澤野弘之っぽい音楽がいたるところに散りばめられている。
他には、ガンダム作品とのつながりが見え隠れするところも好き。ブライトさんのほかにも、ファーストに出た人物が本作でも登場する。
決してハッピーエンドとは言えない終わり方も好き。まだ戦争は続くんだろうなって思うけど、ある程度の形はついたみたいな。また観たいな。
②-3 水星の魔女
これもSEEDと同様、アナザーの世界線。
初めての女の子が主人公ってことで、結構好き嫌いが別れたらしい。僕は好きだけど。
水星育ちの少女、スレッタ・マーキュリーは母の勧めでベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学校に入学する。そこで、ベネリットグループ総帥の一人娘ミオリネと出会い、ふとしたきっかけで彼女の婿候補として学園生活を送ることになる。だが、そんなミオリネとスレッタに様々な壁が立ちはだかる。
あらすじは、こんな感じかな。
どうしてもネタバレを防ごうとすると、コアな部分を書けない。
あらすじだけ見ると、学園ラブコメかよ?って思うかもしれないけど、
実際は、重めなテーマを扱っている。結構、グロテスクなシーンも多いしね。1期の最終話の、トマトシーンは衝撃だった。
この作品は、かなり挑戦的な要素を含んでいて僕はそこが好き。今までのガンダムシリーズって、地球連合とジオンの国家間闘争やナチュラルとコーディネーターの人種間闘争みたいなイデオロギー的な側面があったけど、水星の魔女は、グループ内の企業間闘争が1つのテーマになっている。あと、主人公が女性だったり、学園がテーマだったり。ある意味カジュアルに観られる作品として、成功だったんじゃないかな。
だけどストーリーがチープってわけじゃ決してなくて、前日譚から一貫して深いテーマを重すぎずに書いているところも好き。
ガンダム見たことないけど、ちょっと興味がある人には最適だと思う。
最後に。
今日は、ガンダムについてがかなり多くなってしまった。
初めて買ったゲームは、Zガンダムのものだったし、なんだかんだ僕の人生に結構な頻度で関わっている作品だから仕方ない。
今日紹介した作品のほかにも、逆襲のシャア、ガンダムNT、閃光のハサウェイ、サンボルなんかも紹介したいけど、辞めておこう。興味があったら、そちらもぜひ観てみてください。
今日の最後。
熱く語ったね。熱をもって語れるのは、それだけ愛情があるからこそ。この熱をキープできる作品に今後も出会っていきたいね。
今日はおわり。