新作は007!熱視線なフィービー・ウォーラー=ブリッジの魅力にハマる海外ドラマ『キリング・イヴ』『fleabag』
車椅子の映画・海外レビュアーNorikoです。
今回は、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などで女優として活躍、007最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で脚本を手掛けるフィービー・ウォーラー=ブリッジの海外ドラマ
脚本/製作総指揮を手掛けた『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン1&シーズン2、企画/脚本/製作総指揮を手掛けた『Fleabag フリーバッグ』シーズン1&シーズン2、劇場公開の期待作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』情報をご紹介します。
彼女は、作品に惹き込まれイッキ見しやすい本作2作を含めて、これまでにゴールデングローブ賞やエミー賞、英国アカデミー賞など各賞24部門に輝く、今注目を集めている才能溢れる人なのです。
『キリング・イヴ/Killing Eve』シーズン1
『グレイズ・アナトミー』クリスティーナ役でゴールデングローブ賞やエミー賞、共同製作総指揮手掛けた本作でもゴールデングローブ賞に輝いているサンドラ・オー『サイドウェイ』、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』『ダウントン・アビー』デヴィッド・ヘイグ共演作
殺人事件の真相を追う過程で捜査官イヴが、ある事を見抜き危険にさらされながら、暗殺者ヴィラネルとの距離が縮まっていく
飾らない人柄で本音をブラックユーモア交じりで話すイヴに共感、自由奔放でゲームのように任務を楽しむかの如く、あっけらかんとしたヴィラネルに不思議な魅力を感じてしまう
能力を発揮出来ず、少々窮屈に感じていたイヴの能力を買う人物との関係や、微妙なイヴとヴィラネルとの関係、一風変わったシチュエーションでのスリリングなミッションに目が離せない
ブラックジョーク交じりの会話を交わし笑い込み上げてしまう、怪しげな人物にも不思議な魅力を感じ、斬新な演出に惹き込まれる
ヨーロッパ各国でロケを行った美しい景色背景に、本作でエミー賞、英国アカデミー賞を受賞したヴィラネル役ジョディ・カマー『ロー&オーダー UK』『女医フォスター』が自らスタントを習得し撮影に挑んだ、華麗でしなやかな身のこなしのアクションは必見
猟奇殺人犯と捜査官との心理戦を描いた『マインドハンター』がお好きな方は特に楽しめるでしょう
キャスト
フィオナ・ショウ『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『エノーラ・ホームズの事件簿』
カービー・ハウエル=バプティスト『僕のワンダフル・ライフ』『ヴェロニカ・マーズ』
ダーレン・ボイド『刑事ジョン・ルーサー』『Veep/ヴィープ』
シーズン2
アカデミー賞受賞作『マイ・レフトフット』で脳性麻痺の画家を献身的にサポートする医師演じたフィオナ・ショウが、シーズン1とは違う一面覗かせる捜査官を演じて、さり気ない雰囲気にシビれる
衝撃的な結末を迎えたシーズン1で、捜査官イヴと暗殺者ヴィラネルとの関係が、シーズン2では捜査に関係する予期せぬ形で距離が縮まり、不思議な仲に発展するのが惹きつけられる
退屈そうにしていたかと思えばいたずらっ子の様な表情を見せる、気まぐれでサイコパスなヴィラネルの不思議な魅力、イヴの飾らない人柄にハマってしまう
ヴィラネルの斬新で洗練された衣装に目を奪われ、ヨーロッパ各地の壮大で美しい景色に心奪われる
キャスト
エドワード・ブルーメル『ホテル ハルシオン』
ヘンリー・ロイド=ヒューズ『ボヴァリー夫人』
エイドリアン・スカボロー『1917 命をかけた伝令』
シャノン・タルベット『コレット』
アディール・アクタル『ナイト・マネジャー』
ニーナ・ソサーニャ『ラブ・アクチュアリー』
ジャング・サン・デン・ホランダー『Avenue 5』
『Fleabag フリーバッグ』シーズン1
孤独な思いを胸に秘めた主人公の本音に迫った本作
海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』のジム役で怪演見せ存在感発揮し、『モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~ 』で複雑な心境抱えるゲイのトビンを演じたアンドリュー・スコットが、本作で気さくな印象の神父を演じている
カフェを営む主人公のフリーバックは、自由奔放で自分をさらけ出しながら暮らしている為、周囲に煙たがられる、一見すると呆気に取られてしまう存在の女性
カメラ目線で視聴者に日常での経験を語り掛ける、過激トークや赤裸々トークの内容に入り込みにくさはあるものの、心地良いテンポで本音吐き出す毒舌ぶりに抱腹絶倒
全6話1エピソード30分弱、アップテンポな展開にイッキ見しやすい
「Fleabag」とは、みすぼらしそうな人、と言う意味
主人公のフリーバックや、登場人物の何人かは名前で呼ばれない
フィービー・ウォーラー=ブリッジは、「私自身が家族間でフリーバックと呼ばれていたし、本作では人物の謎を残しておきたかった」と話す
キャスト
クリスティン・スコット・トーマス『イングリッシュ・ペイシェント』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
フィオナ・ショウ『キリング・イヴ/Killing Eve』『エノーラ・ホームズの事件簿』
レイ・フィアロン『ハリー・ポッターと賢者の石』『美女と野獣』
アンガス・イムリー『ブラウン神父』『嘆きの王冠 ホロウ・クラウン』
シーズン2
映画『女王陛下のお気に入り』で気性が激しい女王演じアカデミー賞を受賞したオリヴィア・コールマンが、本作では独特な発想持つアーティストを演じている
シーズン2では、家族のハプニングにフリーバックが巻き込まれ、ボンドガールさながらのドレス姿で全力疾走見せハプニング修復するなど、懸命ながら行動が空回りしてしまう彼女に共感を呼び、意外な展開に心温まる
キャスト
ビル・ピーターソン『キングダム・オブ・ヘブン』『アウトランダー』
ヒュー・スキナー『レ・ミゼラブル』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
アンドリュー・スコット『SHERLOCK/シャーロック』『1917 命をかけた伝令』
ジェニー・レインズフォード『プロメテウス』『女王陛下のお気に入り』
ブレット・ゲルマン『スティーブ・ジョブズ』『ストレンジャー・シングス 未知の世界.』
フィービー・ウォーラー=ブリッジ脚本最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』情報
キャリー・ジョージ・フクナガ『ビースト・オブ・ノー・ネーション』『トゥルー・ディテクティブ』が脚本/監督、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる
キャスト
ダニエル・クレイグ『ロード・トゥ・パーディション』『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
レア・セドゥ『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『007 スペクター』
ラミ・マレック『ミスター・ロボット』『ボヘミアン・ラプソディ』
ラシャーナ・リンチ『キャプテン・マーベル』
ベン・ウィショー『リリーのすべて』『メリー・ポピンズ リターンズ』
アナ・デ・アルマス『ブレードランナー 2049』『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
レイフ・ファインズ『上海の伯爵夫人』『キングスマン: ファースト・エージェント』
クリストフ・ヴァルツ『ジャンゴ 繋がれざる者』『アリータ: バトル・エンジェル』
ナオミ・ハリス『ムーンライト』『サード・デイ』
ジェフリー・ライト『ウエストワールド』『ザ・バットマン』
音楽はハンス・ジマー『トップガン マーヴェリック』『デューン/砂の惑星』
主題歌はビリー・アイリッシュ
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、来年公開予定
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ご一読頂き、ありがとうございました。
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