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お客様の人生に介在する仕事

私の仕事

プロフィールにもある通り、
広島県の住宅会社でマーケティングや
UX(CX)のようなお仕事をさせてもらっています。

以前は、広告制作や企業のマーケティング業務を受託するお仕事で、広告や広告企画を提案して買って頂く仕事をしていたので、マーケティング業は好きです。

ただ現在はマーケティング業に特化して、
お仕事をさせてもらってますので、
私自身が直接お客様に何かを提案して、
買って頂くことは無くなりました。

なので直接的に人生に介在できるお仕事ではないと思います。

住宅会社は日頃から、
「ご契約頂いた」とか「お引渡しして喜んで頂いた」
という声が社内で聞こえます。

私もお客様に企画を提案して買って頂くとか、
喜んでもらう瞬間は嬉しかったし、
やりがいを感じる部分だったので、
そういう声を聞くと、
最近とても羨ましく思う気持ちがあります。

お家を買って頂くこと

一生に一度しかない新築購入は、
当然ですがその後の人生設計や理想の未来を、
ご家族で真剣に考える機会になるし、
ご夫婦でお互いに知らなかった面を
初めて知るということも起きたりします。

そういう場面で高価格の住宅を提案して買って頂くのです。

そのご家族の人生に介在し、価値観や生き様をよく理解しておかないと買って頂くことは出来ないし、良いお家は作れないと思っています。

人生を垣間見る

先日、お家をお引渡ししてから数年経ったお客様のお家に点検でお伺いした話を担当営業から聞きました。

当時小さかったお子様が今でも担当営業を覚えていてくれて、点検日にとてもしっかりしたお礼の手紙を書いていてくれたという話。

今まさに子育て中ということもありますが、
涙腺崩壊して羨ましいなと心底思いました。

そして数年の時が流れているので、お客様の人生には色んな素敵な出来事も、ツラい出来事も起こります。

ここでは控えますが、全く予想していなかった人生になっていたことを数年後の点検時に初めて知ることもあったそうです。

住宅販売は、お引渡しした後も数年ごとに点検やメンテナンスでお伺いするので、本当にご家族の人生に深く関わり、ずっと繋がっていきます。

仮に10年経ったら、全ての人が自分が人生の主人公として10年生きています。

せめて、その10年間の喜怒哀楽を話せる関係性や、話したことで笑顔になってもらえる関係でいるぐらいの介在価値は生み出せればと思っています。

ずっと繋がる

繋がっているという意味では、「繋げたり繋がったりする」を目指した住宅販売をしている工務店も多々あると思います。
弊社でもそういう取り組みをしています。

ということで最後宣伝っぽくなりましたが、自分が人生の主人公として生きている住宅営業側の人生も、垣間見て頂けたら幸いです。

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