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[オープンカジュアル面談] 「doda X」PMグループの働き方 〜パーソルキャリア doda Xプロダクト統括部ゼネラルマネジャー井出岳人さん(4/4)〜
こんにちは、プロダクトマネジャーをしている@go-go-pdmです。(@go-go-pdm / 自己紹介ページ)
今回の内容は、前回の続き、Part.4「『doda X』PMグループの働き方」です。(最終回)
今回カジュアル面談を受けさせていただいたのは、
パーソルキャリア株式会社 doda Xプロダクト統括部ゼネラルマネジャーの井出 岳人さん
です。
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大人な組織で落ち着きがある。一方で新卒を毎年迎え入れている
gota:では次に、求人内容についてや、その会社や組織のコンディションについて、ぶっちゃけどうなのかということをぜひお伺いできればと思います。
井出さんは部下が20人くらいいらっしゃるかとおもうのですが、その辺りはいかがでしょうか?
井出:はい。
会社としては売り上げも前年比で伸ばせていますし、「doda X」に関しても、先ほど最初に述べたように成長中なプロダクト・サービスですので、そこに対しての個人の方の自己貢献感は感じやすいような状況だとは思いますね。
コンディションについては、みんなまちまちですが、各チーム皆さんは自分ゴト化して、頑張ってくれているなという風に捉えています。
gota:井出さんチームの平均年齢や雰囲気はいかがですか?
井出:平均としては30代前半ぐらいです。
20代の前半から40代の方もいらっしゃるので、多様な世代が集まっています。
比較的大人な方が多い雰囲気なのと、良い人が多いと言われます。
gota:一方で、新卒では珍しいプロダクトマネージャー枠を設けて何年も連続して採用していらっしゃるので、すごく若い方もいらっしゃいますよね?
井出:はい、今年2024年も新卒メンバーを迎え入れました。
gota:おお、何人ぐらいいらっしゃるのですか?
井出:今年は2人です。
「doda X」は3年連続、新卒採用していて、2022年1人、2023年:1人、2024年:2人ときていますね。
gota:すごいですね、ただでさえ幅広いスキルと役割が求められる職種です。
新卒での採用はもちろん、育成も難しいのではないでしょうか?
3年間チャレンジしてきて、この辺りの手応えはいかがですか?
井出:はい、一から育成する難しさはありますが、2年目以降からは十分活躍できる人材になってくれる感覚があります。
そのため、新卒者をチームに入れることを継続しています。
プロダクトマネジャーが集まるイベントでも、新卒採用をしている話をしたら、すごい珍しいですね、と言われます。
やはり、ビジネスサイドの経験もなければ、エンジニア経験もない、デザインの経験もない、という中で、強みを作りづらいというのは1つ課題としてはあるかもしれません。
でもだからこそ、きちんとユーザーの方を向いて行く、ユーザーと向き合って企画をきちんと作っていくという、企画力がみなさん鍛えられているのかなと思います。
gota:面白いですね。
大人な組織でありながら、新卒もいて。
大人な組織であるが故に、新卒を育てる余裕がある、とまではもちろん言いませんが、
余裕がない中でも若手育成にも力を注いでいるからこそ、多様性をもったチームになっているのが特徴的だなと思いました。
「多様なキャリアを一緒につくる」を体現する人事制度
gota:「プロダクトマネジャーは忙しい」という会社さんが多いと思いますが、「doda X」のPMチームにおいてはいかがでしょうか?
井出:そうですね、皆さん忙しく働いていると思うのですが、わたしたちの部署では平均残業時間は月20時間ぐらいですね。
すごく極端に多いということもなく、また少ないということもなく、と思いますね。
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gota:休みは取りやすいですか?
井出:そうですね。
休みについては会社の制度が整っていますので、取得しやすい環境です。
また、育児休暇を取っていらっしゃる男性社員の方も在籍しています。
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gota:井出さんも以前育児休暇を取得されたとお伺いしました。
井出:はい、ちょうど我が家の第2子が生まれたタイミングで私もゼネラルマネジャーという立場ですが、育児休暇を取得しました。
gota:人材サービス会社さんなので、その辺りの考え方が非常に進んでいらっしゃるのだなという印象です。
井出:会社として人事・労務制度はしっかりしています。
たとえば夜中に少しだけメールチェックしてしまいました、といったところもきちんと勤怠をつけるように言われます。
だいぶ制度としては整ってきているかなと思います。
もう1つあるのが「多様なキャリアを一緒につくる」という話をさきほどお伝えしました。
これは対お客様向けのミッションとしてあるのですが、実は社内へのコミットメントとしても掲げています。
パーソルキャリアとして、社員1人1人が多様なキャリアを体現できる会社としてロールモデルになるということをシーズナルミッションとして掲げているので、社内制度も、そこの観点に紐付けて整理していますね。
gota:率先垂範と言いますか、ちょうど今世間の感度が上がっている制度を率先して取り組まれている印象を受けました。
井出さん個人からみたパーソルキャリアの良さと課題
gota:ところで、井出さんご自身の普段働いていてのご所感を色々とざっくばらんにお伺いしたいと思います。
組織においてでもいいですし、事業においてでも、プロダクトにおいてでも、良さと課題感といったところを、それぞれ教えてもらえますでしょうか?
井出:はい、わかりました。
良さは、多様な社員が在籍をしていて、それぞれが力を発揮しやすい環境があり、風通しのいい文化があるというところが、組織とか会社としての良さかなと思います。(参考データ)
私も、今10年間働いてきましたけど、すごく風通し悪いとか、政治的だなと思ったことがほとんどないです。
フラットに会話ができるし、言いたいことはちゃんと言える会社だという風には感じますね。
gota:あと、人がいいという印象があります。
私、もうこれまで何社もいるのですが、パーソルキャリアの皆さんと会話させていただいて第1に思うのが、いい人がすごく多いということです。
役員の方々もすごく、ざっくばらんにお話いただけますし、びっくりしました。
井出:確かにそうですね。
この人嫌だ、とか無理だと思ったことはあまりないですね。
あとは、何かに熱中している社員が多い気がします。
社内・社外問わずに何かに取り組んで熱中している社員をよく見ます。
gota:なるほど。
一方、課題はいかがですか?
井出:1つあるとすると、規模がすごく大きくなってきていて、組織としての機能が細分化されてきているところがあります。
細分化された組織の中にとどまってしまうのです。
そうでなくて、組織の壁から染み出して、サービス伸ばすためになんでもやるぞという社員は、昔に比べると少なくなっているというところがあるのかなと思いますね。
gota:それは「doda X」として、または会社全体として、どちらでしょうか?
井出:会社全体としてです。
特に、やはり組織も細分化されている中で、事業視点を持った社員というのはちょっと減っている、というところはあるかもしれないです。
逆に言うと、部門を越境してサービスやプロダクトを良くしたいというマインドを持った方にはぜひ来てほしいし、活躍するチャンスがあります。
gota:大きな組織での中途入社だと、遠慮してしまってそもそも横断して活動すると目をつけられることを危惧してしまうこともあると思いますが、この辺りについてはいかがでしょうか?
井出:いや全くないです!
ぜひ臆せずにリードしていっていただきたいと思っています。
gota:この規模でそれが許されて、かつリードしてくれる人材を求めているというのはなかなか無いと思います。
経験のある方々ややる気のある方々にはチャンスだな、と思いました。
複業・休暇制度などは充実していて取得にも理解がある
gota:働き方について、細かい質問をさせてください。
複業は可能なのでしょうか?
井出:はい、複業可能です。
承認制で、自社の協業にあたる会社はNGのルールはあります。
gota:リモートワークについてはいかがですか?
井出:私たちの部門では、リモートワークがメインになっています。
一方で、「doda X」に関しては、やっぱりみんなで顔を合わせる日を作った方が良いのでは、と話し合って、週1は出社デーとしています。
残り週4は皆さんの自由です。
リモートワークしてもらってもいいし、出社している社員もいますね。
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gota:なるほど、住むエリアについてはいかがですか?
井出:地方に住んでいる社員もいます。
関西に住んでいて、日常的にはもうフルリモートで、数ヶ月に1回だけ東京に出張として来る、というような社員もいます。
gota:なるほど、フルリモートは前提にしつつ、近郊に住んでいる方、関東に住んでいる方はなるべく週1出社してください、ということですね。
井出:そうですね。
「ワークスタイル」という形式でパーソルキャリアでは分けています。
A、B、Cとあるのですが、Cというのがフルリモート前提のワークスタイルです。
働く場所は問わないと思っていただいて大丈夫かなと思います。
gota:勤務時間についてはいかがですか?
井出:勤務時間も、フレックスが浸透しています。
フレックスのコアタイムは部署ごとに設定ができる形なのですが、「doda X」でいくと11時から16時をコアタイムとして、その時間帯は基本的には働いている状態にします。
人によっては、8時ぐらいから働いて5時ぐらいで上がるという方もいますし、10~11時ぐらいから働き始めて、ちょっと遅くまで働くという方もいます。
gota:有給休暇の取得率が高いというお話があったのですが、有給休暇の他にも、子どもに関する休暇などの制度があるのでしょうか?
井出:休暇制度については全部言い切れないぐらい充実しています。
もちろん産前産後休暇、育児休暇、子の看護休暇はありますし、年12日まで有給で取得できる「次世代育成休暇」など、ならではの制度も完備しています。
gota:子供が風邪を引いたり、急に熱を出したり、そういった時に利用できる制度なのですね。
実際に柔軟に利用できるのでしょうか?
井出:はい、かなり柔軟に対応しています。
私を含め、子育て中の社員が多く在籍していますので。
私も急に保育園から電話がくる場合があり、業務調整をさせてもらうこともあります。
そういった対応も柔軟にできると思います。
さいごに
gota:最後に選考フローについて教えてください。
カジュアル面談を募集していると思いますが、カジュアル面談を受けた後、「doda X」で仕事をしたい!となった場合は、選考はどう進んでいくのでしょうか?
井出:選考は基本的に2回となります。
1回目の選考は私の方で担当して、2回目の選考はCPO・本部長の中村が担当します。
gota:なにかコツはありますか?
井出:コツと言えるかわかりませんが、フラットに自然体に来ていただきたいと思っています。
私たちの強みもフラットさだとお伝えしたと思うので、相互に自然体で会話ができればいいなと思っています。
お互いに合う!と思ったらそれは縁があるのでしょうし、
逆にお互いに合わないと思ったら、それはそれで、きちんと互いに認識すべきだと思いますので。
面接の時も最初に目的をお伝えしているのですが、面接は選ぶ場ではなく、お互いが次に向けて意思決定ができる状態になることが大事です。
gota:会社として、井出さん個人でも良いのですが、どういう方と一緒に働きたいですか?
井出:個人的には、熱意を持って取り組んでいただける方と一緒に働きたいと思っています。
「doda X」はビジネスでいくと、まだまだ事業成長のフェーズだと捉えています。
また、パーソルキャリアとしても、いろんなプロダクトを今後作っていこうと動いていますので、熱意を持って、プロダクトやサービスを良くすることに対して、なんでも行動を起こせるような人に入っていただけると、すごくフィットすると思います。
gota:最後に大切なことを教えていただきました。
パーソルキャリアで「doda X」を担当されている、井出岳人さんでした。
本日はありがとうございました。
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