聞き上手
娘が私に、おばちゃんは私が話している途中に、いつも割り込んでくるよね~なんて言う。
そして、ばあちゃんは、話を最後まで聞かずに、決めつけて話してくるよね~なんて言う。
そして、お母さんも。
実は薄々感じてはいたのだけれど、はっきり言葉にしてもらえたことで、私にとって、すごく痛くて、大きな気づきとなる。
どうしてそうなるのか、そうなってしまうのか考えていた。
娘との会話は、私にとって、大きな気づきになることが多く、つい、その時に考えたことをすぐに言葉にしてしまう。
そして、それを聞いてもらっているという、満たされた気持ち。
話したいことや聞いてほしいことがあるから、私の姉も母も、私と同じ状況になっている気がした。
コミュニケーションが苦手だと思っている私は、自分がうまく話そうとしていた。
でも実は、誰かが話しているのに、その話題を奪ってしまっていたのだ。
つまり、傾聴出来ていなかった。
コミュニケーションが苦手なのは、話せないからだと思っていたけど、相手の話を聴けていなかったのだと。
娘は、自分のことを、陰キャだと言う。
誰かと話しても、うまく話せないのだとか。
でも、私は、娘には話しやすいと感じるし、全体を俯瞰的に、空気を読んで聴いているとも感じる。
ただ考えすぎたり、空気を読んだり相手を思いすぎて、発言できないのかな、なんて思ったり。
決して、陰キャとは思わないし、聞き上手だから、家族が話したくなることを伝えた。
そして、誰にも邪魔されず、彼女が話したい時があり、聞いてほしいことがある。
聞き上手であっても、そんな時はある。
その時には、しっかり聴かなければと深く反省。
傾聴の大切さを、改めて感じています。
そして、自分が話したがりであることに気づいたので、誰かにイヤな思いをさせずに話せて、気持ちを満たせる場所を、私自身に作ってやらねばいけない気がしているのです。