[ギランバレー日記]#2 入院(2)
紹介状を持ち、大きい病院へ到着しました。
外来受付を済ませました。
ここから診察をしてもらうまでに、2時間ほど待ち時間がありました。お腹も空いていたので、病院のカフェでパスタを食べました。その間どうなるかな?と妻と話をしていました。
はじめ受診した整形外科では、おそらく神経の病気でそのまま入院になると思う。けど、治る可能性の方が高いから、頑張っておいでと言われていました。
今はわかるのですが、ギランバレー症候群の説明をしていてくれていました。
そうこうしているうちに、自分の番号が呼ばれました。
部屋に入ると男性のお医者さん。
診察の内容はこんな感じでした。
まず手足の力を調べる検査。先生の抵抗をかけられなが、腕をあげたり、足のももをあげたりしました。少し力を加えられると、腕も足もあがりませんでした。
次に握力検査。目一杯握った結果、右も左も0kgの表示。電子の握力計では5kg未満は表示されないようです。中高は運動部に所属してそれなりに力はあると思っています。普段なら40kg近くはありました。
次は問診。体調は崩していましたか?お腹は下していましたか?生の鳥とか食べましたか?など聞かれました。どの先生もやたらと生の鳥食べたかを聞いてきます。めっちゃ聞くやん!と内心思ってました。
一連の検査が終わり、ギランバレー症候群の可能性が高いと言われました。さっきの整形外科の先生が言ってた話と同じ説明でした。ギランバレー症候群の診断を出すために、ここからさらに検査をしました。
歩くのが難しかったので、車椅子に乗せてもらい診察室を回りました。
血液検査、心電図、筋電図、髄液検査。
最後の二つがたまらなく痛く、辛かったです。
僕が受診したのが金曜日で、土日は病院が休みらしく、みなさんバタバタとしていました。そのため、おそらく入院とは聞いていましたが、詳しい話はなく、ぬるっと入院が決定しました。すべての検査を終えると、まずは救急病棟へ入りました。妻は検査の待ち時間に荷物取りに自宅に戻ってくれていました。
さあここから僕の入院生活が始まるのでした。
次回、僕が受けたギランバレー症候群の治療の話を書いていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。