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note感想🌟 【連載小説】マザーレスチルドレン 第一話 饒舌なるヨシオカの独白【創作大賞2024漫画原作部門応募作】


ヴィクトル・マリー・ユゴーは、「レ・ミゼラブル」で3つの終末があると言った。

男には奴隷の終末。
女には売春の終末。
子どもには闇夜の終末。

子どもをさらって、遊んであげるのでは無いでしょう。

様々なひどいことをするのでしょう。

そんな子どもには、闇夜しか見えない。

子どもに希望と夢を見せるのが大人。

その真逆は、終末の世界でしか無い。


「しかし、あのせんせいもひでえよなあ、自分の娘の同級生だぜ。やることがえげつない、やくざ顔負けだ」


私利私欲のために罪のない人を犠牲にする。

終末の時代は、最後の審判があるだろう。

善と悪を天秤にかけられ、神によって裁かれる。

天国へ行けるのか、地獄へ堕ちるのか。

宗教の話だとバカにするかもしれない。

生きながら、この世が天国へ変わるのか、地獄へなっていくのか。

過渡期にあるのが今。

「この車もお前の国で造ってるんだよな。確かにいい車だぜ。調度品としてもな。でもまあ、オレは気にいらんけどな。オレに言わせるとこいつは美学がないつまらん車だ。ただ今時セダン出してるのだけは褒めてやるぜ。オレは高級車はセダンしか認めねえ」


セダンはストライクゾーンど真ん中の車の王道という感じ。

変化球なしのストレート。


仕事好き。働くのが好き。

搾取されても、バカみたいに働く。

奴隷のように。

豊かさは奪い取られ、わずかな稼ぎも搾り取られ、哀しさを抱えながら現状維持で生きる。

それでも保っている。

それは、日本人である心。

礼儀正しく、間違ったことはしない。

働くことが、世のため人のためになると信じて一生懸命、働く。

搾取されてバカみたい。

それでも曲がったことはしない。

信念があるから。

仕事はお金だけのものではないから。

バカみたいだと言われても、日本人であることはやめない。

なぜなら、日本人だから。

それを失ったマザーレスチンドレンの世界。

心を失った日本人。

欲と金のために生きるようになった。

悪いことをする政治家か反社になるのが子どもの憧れ。

成長しますと約束して生まれてきた人間。

つらい世の中だよ。

厳しい世の中だよ。

それでもいいか。

心を折らずに頑張り通せるか?

神様に何度も問われ、成長しますと約束して生まれてきたのに。

成長をやめて、勝手なことばかり。

資源を消費し、地球を汚し、生命を卑しめながら生きる。

そんな生命体に何の価値があるのか?

神は思うだろう。

滅ぼすしか無いと。

神も信じない心を失った存在。

今が永遠に続くと思う無知な人間。

人を殺すこともなんとも思わない狂気。

気づいていないかもしれない。

地球の人間は、進化を忘れていつまでも子どものように生きている。



カノウマコトさん、終末を感じさせる記事に私の思うところを書かせていただきました。こんな世界が現実になれば、本当に残念です。感想を書かせていただいて、ありがとうございました🙇‍♂


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