子2人連れてシャルルドゴール空港で泣いた話
夏の一時帰国で起きた泣きそうな話、ではなく本当に泣いた話をお送りします。今回も例によって長文です。
初のワンオペフライト
今までのフランス⇔日本のフライトは常に夫がいた。しかし今回の帰国、往路は私+子2人(1歳+4歳)のワンオペフライト。6週間の日本滞在の内、前半は母子だけ、後半に夫が合流という計画だからだ(復路は安心のツーオペ)。
ルートは以下の通り、3便。
12:10 ボルドー → 13:35 パリ(約1時間半)
15:05 パリ → 19:00 ヘルシンキ(約3時間)
00:15 ヘルシンキ → 19:05 名古屋(約13時間)
航空券はフィンエアーで購入。フィンは、コロナ前、ルフトと共に数少ない名古屋に乗り入れているヨーロッパ直行便だった。コロナ明けてもしばらく運行していなかったが、なんと私たちが一時帰国する数週間前に名古屋便が再就航する、と。なので飛びついた。ヘルシンキはコンパクトで乗り換えもしやすい。フィンエアーが名古屋に戻ってくれてめちゃくちゃ嬉しかった。
初のワンオペフライトに向けて準備には余念がない。
パリの乗り換え1.5時間は短い。しかし、予約時(1歳の子どもがいるので電話で予約した)航空会社がいうには正式に乗り継ぎとして提示できる便だから大丈夫、と。ちょっと不安だったのでターミナルを調べて乗り継ぎに関するブログやYouTubeをあさった。まあなんとかなりそうだった。
ヘルシンキでの待ち時間は5時間弱。しかも子どもは普段寝てる時間。ケチらずラウンジに課金(人生初!)。食事代も含めて考えると高い買い物ではない、と在仏邦人子持ち先輩に背中を押された。恐怖感を持っていたワンオペフライトの楽しみの1つ。ヘルシンキの洒落たラウンジ!(マリメッコデザイン。こちらも色んな人のブログでサービス内容を下調べ)
1歳息子はバシネットにギリギリ載せられない重量。ということでバシネット席は予約せず(ちなみに、バシネットがあるのは長距離の名古屋→ヘルシンキ便のみ)。ただし、バシネットのすぐ後ろの列を取った。なぜなら、他の赤ちゃん連れ家族と近ければ色んな意味で安心感があるから。
手荷物は普段マザーズバッグみたいにしているリュック、小さいスーツケース(+その中にエコバッグ)、貴重品入れるショルダーバッグ、娘のリュック、エルゴ。息子をエルゴに入れ、リュックを背負い、キャリーケースを引き、もう一方の手で、自分でリュックを背負った娘の手を引いて移動、という算段
シャルルドゴールにもヘルシンキにもベビーカーの貸し出しがあるという情報をネットでゲット(しかし、結局みかけなかった、というかそんなん探している暇はなかった)
国内便が遅延。怪しい雲行き
ボルドーに到着。子連れだし、ここはフランス。何があるか分からないということでかなり早く家を出たらクソ早く着いた。荷物チェックインは始まってなかったけど、子どもがいるんですけど~って言ったらOK!と。これもさすがフランス(復路便でセントレアで同じことやったら「時間までお待ちください」だった)、「とりあえず聞いてみる」と何かが起こることがある。ちなみにボルドーからの便名はフィンのコードAYがついているけど、エールフランス運行。どこにもコードシェアとか書いてなかったな。仕組みがよくわからん。
フライトの2時間ほど前にセキュリティチェックへ。つまり夫とはここでさよなら、ワンオペのはじまりはじまり。
セキュリティチェックでは、離乳食、水ボトル、パソコンを取り出す。子ども用の水ボトルは水が入っていてもOKだった。離乳食も調べた通り液体系も持ち込みOK。
あれやこれやカバンから出したあと、息子をエルゴから出し、エルゴを脱ぐ。セキュリティ通るだけで一仕事。でもボルドーは小さい空港だし、朝早かったのでかなりスムーズだった。
もうこの時点から娘がとても立派だった。私の指示通りに待ったり、私と手をつないですたすた歩いたり。前々から「ママ一人だから、大きなお姉さんでがんばってね」と伝えてあった甲斐があった。
ただただゲートの前で子どもたちを放牧して体力消耗させて待つ。そろそろ搭乗時間かなと思ったら遅延のお知らせ。
機体の到着遅れで30分遅れている。グランドスタッフに聞いたら「1時間あればパリの乗り換えは余裕だよ(フランスでは従業員の言うことでも鵜呑みにするな①)」と。機内に入り機長が「あと5分で出発。遅れは25分」と。言った5分後に、「載せた荷物が全部間違いだったのでしばらく出発できません。どのくらいで出発かは未定」というアナウンス。フラ語なまりの英語だったので、聞き間違い?!と思ったけどどうやら聞き間違いじゃないっぽかった。は?
機内でCAさんに「この便に乗り継ぎなんだけどやばい、どうしたらいい?」と聞いたら色々調べたりとても親切に対応してくれて「向こうに着いたらスタッフがいるから声かけて(鵜呑みにするなその②)」と言っていた。
結局50分遅れでパリに到着。乗り換え時間は40分。子連れだから最後の最後にゆっくり降りたいところなんだけどそんな余裕はない。娘には「急いでいるから大変だけどママと一緒にさっさと歩いてね」とよく聞かせておいた。
で、飛行機降りたけどスタッフらしき人皆無!!誰もいない!は??しかし、うろうろしているヒマはないので、取りあえず乗り継ぎの看板を追う。
いまだに正解が分からない空港シャトルの件
ボルドーからの便が到着したのはターミナル2F。乗り継ぎ便は2Bからなのでそこまで遠くない、というのはリサーチ済み。しかし!看板を見たら乗り継ぎ便は2D出発に変わっていた。え?ほんとに?子ども連れながら急いで確認したから間違ってたらいやだと思い、近くのスタッフに確認。搭乗券のQRコードを機械でスキャンして調べてくれて、やはり2Dへ行け、と。
看板の2Dのサインをひたすら追いながら進む。パスポートコントロールについた。ボルドーでは出国していないからここで出国になるってことだね。
「乗り継ぎ便に間に合わないからぁぁーー」と訴えたら優先の窓口みたいなところに誘導された。ありがたい。並んでいる最中に娘が「トイレ!」と。乗り換えのことで頭がいっぱいで娘のトイレタイミングのこと全然考えていなかった。なんとかかんとかなだめながら&ドキドキしながらパスポートコントロールを通過。ターミナル2Dの看板とともにトイレの看板も探す。トイレ見つけて万事休す。娘よ、よく持ちこたえた。急いではいるものの、ついでだからこの機会に自分もトイレを済ませようと私も用を足す。これが後々いい判断となった。
2Dのサインを追っていくとなんとそこはバス乗り場。。。係のお兄ちゃんに、この便これで合ってる?とチケットを見せる。またしてもスキャンしてくれて「うん合ってるよ2D行って。5-10分くらいでバス到着するから」と。そんなに待つん?いやー、もう間に合わないんじゃないか?
「フライト15分後なんだけど、間に合わないよねー?」とお兄ちゃんに聞いたら「それは無理だねー」と。「もう前の便が遅れちゃってさぁ。。。」と言ったら「え?乗り換えなの?前の便が遅れたんなら待っててくれると思うよー」と(鵜呑みにするなその③)。
バスが来ないことにはどうにもならない。じたばたしてもしょうがないからリラックス。お兄ちゃんに「で、ここから2Dまではどのくらいバスに乗るの?」と気軽な気持ちで聞いた。そしたらなんか看板に書いてある数字を指を使って足し算し始めた。「えーと25分かな」え?ええ??あまり英語が得意そうではなかったので念のためもう一度確認。そしたら隣で聞いていた同僚が「そう、25分で合ってるよ」。なんだそれ。どんだけ広いんだよシャルルドゴール。てかもう絶望的に間に合わないじゃん。とりあえず、さっき自分もトイレ行っておいてよかったわ。
バスの中で、このパニックに文句ひとつ言わずいい子でいる娘をよーく褒め称えた。そしてシャルルドゴールの見取り図を確認しようとスマホを開く。フランスあるある、HP内でどこに行けば欲しい情報が見つかるのか分からない現象。はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁんもう!到着したターミナル2Fと今向かってる2Dの位置関係を調べたかったのだけど欲しい情報にたどり着かない。諦めた。
2Dターミナルに到着。誘導されたのはパスポートコントロール。ん?んん????また????さっき出国したが?
入口のお姉さんにチケットを見せ確認。例のごとくスキャンしてくれて、ここで合っている、と。いやいや、私さっきパスポートコントロール通って来たんだけど、と聞いても「しらんわ~(それ私の仕事じゃないし)」って感じの反応。
どちらにしろ、パスポートコントロール以外行き場がないのでとりあえず列に進む。子連れはこっち、と列が短い方に案内された。そのおかげでほとんど待たずに済んだ。
子ども2人は日本とフランス両国のパスポートを持っている。目的地の国のパスポートを使う方がスムーズなので日本パスポートを出す。そしたら係のおっちゃんが「子どもたちのフランスパスポートは?」と。あるけどさ、今から日本に行くんだから日本の使うのが普通でしょ?と。理解したのか理解していないのか分からんが、とにかくフランスのパスポートが必要だからを出せと言われたので提出。
次は私の番。フランスに住んでるの?と聞かれてイエス。「何年?」「2年」。出国時にそんな情報いるんか?「滞在許可証は?」「(ビザ更新手続き中だったので)レセピセ(仮のビザみたいなもの)を見せる。そしたら「オッケー!」と、パスポートにスタンプを押して「ウェルカムバック!」と言われ。は?????は??????
ここで気づいた。バスに乗る前に出国したわけだからここはフランスへの入国審査だったのか。は?いや私今からヘルシンキ経由で日本に行くんだけどここで再びフランスに入国するとかわけわかんないわけよ、とおっちゃんに伝えるものの、とにかく進めと言われた。
ということで完全なる一般エリア(見送りの人も誰もが来れるエリア)に放り出された。いーーみーーわーーかーーらーーーーーーん!荷物のターンテーブルなどを横目に進む。またセキュリティ通るんか。ていうかさ、もう乗り継ぎ便、無理やろ、、、案の定、出発便のボード見たら我らのヘルシンキ行きは出発済み。
ちなみにシャルルドゴールで出国したのにまた入国することになった&ターミナルの移動に30分ほどバスに乗らされた、というのは3週間後に全く同じルートで日本にやってきた夫も経験した。なんだこのオペレーションは。。。
どでかいシャルルドゴール空港で善意の(?)たらいまわし
さあ、どうする。何から手を付けようか。
スマホを開くとフィンエアーからメールが来てた。「搭乗しなかったので全てのチケットをキャンセルしました」と。ご丁寧に帰りの便まで全てキャンセルされていた。はいーーーー?ボルドーで全便チェックインしたんだけど、それは考慮してもらえないんか??
一般エリアよりも、セキュリティの中に入った方が色々話が早そう、と思ったのでセキュリティの入り口の人に話しかける。事情を話すと、とにかく中に入れ、と。セキュリティ入る前のチケットチェックは人の手じゃなくて機械改札だった。さすがでかい空港。
そこでチケットをかざしたらエラー音が鳴ってゲート開かず。もう既に出発した便のチケットだったかららしい。ご丁寧にこんな部分だけはきちんと機能してるんだな、シャルルドゴール空港。んなら乗り継ぎの人のパスポートコントロールのルートもちゃんとしてくれよ。
とりあえずフィンエアーと話がしたい。遅れはエアフラの便だが私がチケットを買ったのはフィンエアー経由。フィンエアーに話をするのが筋だと考えた(この考え方は航空業界的に違う、ということは後で知った)。
フィンエアーのカウンターはどこだ。。。膨大な出発便リストから出発時刻が近いフィンの便を探しそこのカウンターへ。そもそもシャルルドゴールから出ているフィンエアー便は非常に少ない。
ターミナル2Bにあるお目当てのカウンターに到着。まだ開いてねぇ!しょうがない、もうしょうがないからエアフラに話をしてみよう。エアフラのサービスカウンターの表示を見つけ追いながら進む。看板を1つずつ追ってきたはずなのに、いつのまにか看板がなくなった。見落とした?と思い、戻る。広いシャルルドゴール。この時点で娘はかなり疲れていたと思う(息子はエルゴ)。
とあるセキュリティチェックの前に立っていた空港スタッフにエアフラのカウンターの場所を聞く。なんでエアフラのカウンターに行きたいのか?と聞かれたので事情を説明。そしたら、それはフィンエアーに行くべきだ、ターミナル2Bにいけ、と(鵜呑みにするなその④)。はぁ、そうですか。。。疲れた娘と絶望的な表情の私を見て、娘をカートに乗せることを提案してくれた。あのスーツケース載せるでっかいカート。お兄さんはとても親切で、ターミナル2Bに行くまでにエスカレーターがあって、それはカートで乗れないんだけど、脇に行くとエレベーターがあるからそれに乗ってね、という気遣いまでしてくれた。
ターミナル2Bに戻る。さっき開いていなかったフィンエアーのカウンターは開いてた。チェックインが始まったぽい。プライオリティ、エコノミー、それぞれカウンター1つずつしかない。どちらも長蛇の列。
日本の空港のようなフリーマンはいない。窓口対応も1つに1人。つまり2人だけで回している。脇で、私のようにイレギュラー質問したい人たちが数人待ってる。私も横で待ってみる。5分くらいしてもチェックインの両列、全然動かん。自分のチェックインが終わり、連れのチェックイン待ちをしているっぽい人に「なんか問題起きてるの?」と聞いたらいいや、と。「ただ遅いだけ?」「うん、そう。」
並んでる人みんなくっそイライラしてる。ここで「すいませんちょっとイレギュラーの質問があって」とやったら、いくら事情がある人の横入りに寛容なヨーロッパ人(というかフランス人?)たちも怒りそうな沸騰度合いだった(そもそも国際空港だからみんなヨーロッパ人、フランス人とは限らないか)。諦めて近くの空港スタッフのお姉さんのところへ。
事情を説明して、どこに行けばいい?と聞いたら、カスタマーサービスに話すといいんじゃない?と。お姉さんが立っているところからトイレを挟んで、航空会社各社の窓口が並ぶセクションがある。そこを確認し始めた。いや、既にここにどの航空会社の窓口があるかは私確認済みよ。。てかその前に自分が日々立ってる場所の隣で、どの航空会社がカスタマーサービス窓口持っているか把握しといてくれや、と思った(自分の持ち場のことは熟知していた当然、というのは日本人的発想なんか?)。業務用のタブレットで調べ「ターミナル2Dに、フィンエアーのチケット売り場があるみたいだからそこ行くといい」と言われる(鵜呑みにするなその⑤)。チケット売り場?そんなんあるの?
また10分くらいかけて2Dの表示を追いながら歩く。途中で2Dへの案内を見失ったのでまた別の赤いベストの空港スタッフお姉さんに聞く。大きなスーツケースを持たずに、子どもだけをカートに乗せてうろうろしている私を不思議に思ったのか「チェックイン?あなた2Dに何しに行くの?」と。事情を話したら「2Bにあるフィンエアーのチェックインカウンターに行くべきだ」と。いや、そこ行ったんよ今。そこにいた空港スタッフが2Dにあるフィンのチケット売り場に行ってみればといった、と伝えた。そしたら「いやそんなカウンターないよ。行っても無駄だからやめといた方がいいよ」と。なんだそれ……
もう、子ども2人連れて疲れて途方に暮れ、頭が整理されていなくて、今何をすべきかがよく分かっていなかった。ので、行き当たりばったり、もらったアドバイスにそのまま乗っかる、を繰り返している状態だった。
てことでフィンエアーのカウンターがある2Bに戻る。チェックインの列は全然短くなっていない!
空港内を何度もうろうろしながら、これはパリで1泊か?それともヘルシンキ?てか1泊で済むのか?子ども2人連れてホテルまで移動とかまじ無理。キャンセルされた帰りの航空券、保障されるん?されなかったら2席+膝上乳児料金自腹?そんなんならもう、ここからボルドーまでの片道チケット買って今年の一時帰国諦めるべきなんじゃ?とまで考えた。
あんなに楽しみにしていた一時帰国、あきらめたくないけども2席+1歳分の名古屋~ボルドーのフライト代はそうそう簡単に出せる金額ではない。
"God bless you" の一言に脱力…
もう空港をうろうろしてもしょうがない。フィンエアーに電話することにした。日本のフィンエアーに電話したかったが(日本の電話番号をまだ楽天で契約してるので通話料無料)日本は既に営業時間外。ということで24時間対応している英語の電話窓口にかける。1分1.4ユーロかかる、と。まぁしゃーない、数分のことだし。
お兄さんが電話に出た。状況を説明。午後のミルクを飲まずに放置されている息子は、エルゴで泣き暴れている。泣き声はもちろん電話口のお兄さんにも聞こえる。こちらは子2人を1人で連れてて死んでる、と困った感を強調。わかるよ、わかる、と寄り添ってはくれた。
ちょっとチームと話すから切らないで待って、と。くっっっそ待たされる。5分以上。これ金払ってるんか。待たされまくってる間に今までずっっっっとすんごくいい子にしてた4歳娘が1人シクシクと泣き出す。
日本のじいちゃんばあちゃんに会うのすごく楽しみ!と何度も嬉しそうに話してくれて、飛行機乗るの好き!と楽しんでくれて、たくさん歩かされても文句言わず、セキュリティでバタバタする私を手伝ってくれて……もう満点以上だった娘に限界が来てた。歩き疲れてる、人混み、母はずっと弟を抱っこで電話したり人と喋ったりにかかりっきり、手だけ繋いでもらってる状態。そして泣き叫ぶ息子。カオスだ。
子どもににこんな思いをさせてるのかと思ったら私も涙が出てきた。娘はというと、ひとしきり泣いた後、眠たい、と。昼寝の時間から3時間くらい経過してた。私、ベンチに座る。そして私の膝に頭を乗せて寝た。しかーし!私が座ると息子が許してくれない。なので片脚貧乏ゆすりして息子を揺らしながら逆脚は娘の枕。そして、息子に電話触られて通話を切られると同じ人に繋がらなくなる可能性が高いので、電話を触りたがる息子を避けながら。地獄絵図。
お兄さんが電話口に戻ってきて、まだいる?と。サンキューベリーマッチと感謝される。さっきも聞かれたのに、また、取り直したいフライトの意向を聞かれる。また「ちょっと電話そのままで待ってて」と待たされる。またくっそ待たされる。充電なくなるんじゃないか?半分寝かけてる娘に激謝りながらエルゴ息子を抱え足元にあるミニスーツケースからモバイルバッテリーを取り出し充電する。
再びお兄さんが「まだいる?」と戻って来た。これ、この待たされている間に切っちゃうお客さん多いから、こう聞くんじゃないか?今度はまた何か聞かれた。もう何聞かれたか覚えてないんだけどとにかく3回待たされたのは確かなので何か聞かれた。またくっそくっそくっそ待たされた。
チームと会話してる、と。
30分の通話の末「チームと会話の結果、これはエアーフランスの遅延のせいだからエアフラに責任がある。エアフラに話してくれ」と。はあ?はーーー?はーーーーーぁ?怒りで涙が出てきた。
いやいやいやいや。私あなたの会社通してチケット買ってるんですよ。普通そこが責任持ちますよね?お金のやり取りは二社間でやってくださいよ。あくまで私はフィンの客じゃないん?よーわからん、航空事情。てか、エアフラの責任ならそうと、フライトの意向とかなんだかんだ3回にわたって待たせて合計30分もかけて確認する必要なかったんじゃね?最初に言ってくれよ。こっちは、ぐずる子2人連れてんの。んで1分ごとに金かかっとんのや!数分ならまだしも、30分!!さんじゅっぷん!!!!!
怒り泣き。話しながら言葉に詰まってたら「ma'am?ma'am?」と存在を確認された。泣きながら「いや、それはないでしょ」って上記のことを言ったら、泣いてるのを察したらしく「あなたの大変な状況はわかる、でも我々は何もできない。ゴッドブレスユー」と言われる。何がゴッドブレスユーじゃ!!!
とりあえずヘルシンキに向かう
はぁぁぁぁぁああああぁぁぁ。
とりあえず娘に謝りまくって4歳でもわかるレベルにざっくりと状況を説明。状況を都度テキストで報告していた夫に電話。夫が「それはおかしい。大使館のホームページにはこう書いてあって云々」と一緒に怒り悲しんでくれた。また泣ける。パパ大好きな娘は、テレビ電話で夫と喋らなくてもいい、というくらい疲れていた。
とにかく今度はエアフラへ。先ほど見落としたカスタマーケアを目指す。途中またサインを見落とし、どこを目指すべきかわからなくなってしまったのでプライオリティチェックインの入り口にいるお兄さんに聞く(プライオリティの客を担当しているってことはちゃんとしてそう、という勝手なイメージ)。そしたら7番へ行け、と言われたので7番へ。
さすがエアフラの本拠地。めちゃくちゃな数のカウンターが並ぶ。ここのエリアはタイミングよく今はチェックインがない。一番端のカウンターを目指して歩いてるとフリーマンみたいなエアフラのマダムと目が合い、どうしたの?という表情でこちらを気にかけてくれた。もうそれだけでなぜか泣けてきて、そんな私を見てマダムは、あらあらあらあら、と。見るところそれなりのリーダーポジションぽい人みたい。なんとかなりそうな匂いがしてきた。
かくかくしかじか事情を話すと、とりあえず今から15分後のヘルシンキ行きエアフラ予約したから。急いで!と。その後の名古屋便とか復路便とか荷物とかは、ヘルシンキでなんとかして!今はまずヘルシンキに!と。なんと元々乗る予定だった(けど。もうチケットキャンセルされてる)ヘルシンキ→名古屋便にギリ間に合いそうな時間にヘルシンキに到着する!
セキュリティゲートに急ぐ。入り口でおしっこと言い出す娘。いやまじ今時間ないほんとごめんごめんごめん。私らが急いでいる+娘の尿意を読み取った2人の一般客男性が、こっち行きなよ!とショートカットでセキュリティ通す直前に行かせてくれた(彼らにそんな権限はないのだけど、めちゃありがとう)。パソコン、離乳食、水ボトルをだす。息子をエルゴから出す。娘のおしっこも気になり、フィジカル的にもメンタル的にも汗だく&冷や汗。
3回目ともなるとセキュリティ前での段取りは良い。娘も何をすべきかわかってる。
セキュリティを無事通過し、ダッシュでゲートへ向かい場所を確認。なんと搭乗時間が押していた。ラッキー。
トイレに急ぐ。ユニバーサルトイレ、あまりにも急いでいたのでドア開けたままでおしっこさせようとしてたら、通りがかりのマダムが様子を察し「締めとくよ!」とドア閉めてくれたありがとう。
まだ搭乗まで少し時間があったので、娘と約束してたアイスクリームを探すが、どこにも売ってない。キオスクらしきものはこのエリアにはない、バーや飲食店ばかり、またごめん!ごめん!と謝る。普段なら癇癪起こしそうな状況なのに、うん、わかった、と。ありがとうありがとうほんとありがとう娘よ(これを書いているのは3ヶ月後の9月。このいい子な状況は最近癇癪が多すぎる娘からは思い出せないくらい信じられない笑)。
汗だぐ心臓バクバクが止まらぬまま搭乗。フライトの間に色々整える。
定刻通りヘルシンキに到着。乗りたい便まで20分ほど。ダッシュ!有効な航空券ないけどとりあえず乗り換えの矢印を追う。パスポートコントロール。それなりにすんなり通過。無効になってるボーディングパスを見せる。パスポートコントロールでは印字された行き先をチェックするだけでスキャンをしないから無効だなんて気づかんし。
搭乗エリアに入ると、名古屋への便は15分の遅れだと判明。かなり余裕ができたので普通に歩く。手を繋ぎ黙って頑張って歩く娘。フランス時間23時。普段はぐっすり寝ている時間。がんはってるよぉぉぉ、がんばっている!かっこいいよ!と褒めまくる。本人頑張ってるけど疲れてるからとりあえず無表情。4歳ながら状況を理解している。
かなり人が少ないヘルシンキ空港。乗り換えカウンターを目指す。着いたらどこの航空会社にも人がいない。23時だからなのか?くそ!
搭乗口のお姉さんたちが女神様に見えた
名古屋便の搭乗口を目指す。女性グランドスタッフが2人。状況を説明。汗だく、髪ぼさぼさ、エルゴに入った1歳児、疲れ果てて無表情な4歳児を見て、とても優しく対応してくれた。色んなところに連絡してくれて、結果「今から他のお客さんの搭乗を始めるから発券はもう少し待ってもらうけど、乗れることは確かだから待ってて」と。うぉぉぉぉぉぉぉぉーー!!今日乗れる!
他の乗客たちに混じってベンチで待つ。近くの日本人に思わず喋りかける。ただの日本人ではない。私の生まれ育った名古屋を目指す日本人だ。お隣さんじゃないか!とだだっ広いシャルル・ド・ゴールをかけずり回ってた今日の午後との対比から妙に親近感が湧いてしまう。
全員が搭乗ゲートを通った後にグランドスタッフが「チケット取れたよ、はい」って呼んでくれた。んで「帰りのフライトも全く同じ便&同じ席取ったからね。ごめんね荷物はどこにあるかわからない。きっとバリだね。それは日本に着いたらそこの人とアレンジして」と言われた。神!!女神様!!フィンのカスタマーサービスに言われたことを話したら「うん、そう、その通り、エアフラの責任。だけどどうにかしたよ」と。はぁぁぁぁ!帰りは予定通り夫と同じ便!ブラボー。
最後の最後に搭乗すると、3列くらい後ろから、日本人のお兄さんが荷物あげるの手伝いましょうかと来てくれた。あぁ、ありがたや。あとから、気づいたけどその人も2-3歳の息子さんを連れていた。自分も大変なのに!!
私たちの隣の日本人のおばちゃんも、大変ねぇとめちゃくちゃ優しかった。
娘と私の(息子は膝抱っこ)の2席は、柱とかトイレとかあるすぐ後の2列目とってた。しかしバシネット席(指定有料席)が空いてたので、ここに移動していいよとCAさんが。バシネットも持ってくるね、と(バシネットも有料)。めちゃくちゃありがたいオファーだ。でも息子はバシネットに乗れないので断った。そしたら「床に寝かせていいからね」と。
席を移動し、わちゃわちゃしてたら若い女の人が近づいてきて私の名前を呼ぶ。
元同じ職場の子!仕事でフィンランドに来てたのはインスタ見て知ってたけど今日までいたんか!(出発前2-3日は忙しくてSNSも最低限だった)。「ずっと、そうかなぁって思ってたけど●●(夫。夫とも知り合い)がいなかったから違うかもって思ってて」と。急に孤独から色んな温かい人に囲まれてなんかもう幸せ。
ああ日本
深夜フライトということもあり、前半は子ども2人ともよく寝てくれた。後半は、娘はテレビ三昧、息子はうろちょろしたり寝たり起きたり。ワンオペでも、3便とも機内は全然大変ではなかった。
名古屋に着き機内から出ると、セントレアのお姉さまが「ボルドーからご到着ですか?」と私に声をかけてきた。すごいな、見た目でわかるんか?んで「●●(苗字)様でしょうか?」とさらなる確認。「お荷物、おそらくパリで止まっていると思うので手続きをします。ただ、本当に到着していないことを確認してからの手続きになるので、恐れ入りますがターンテーブル前で全ての荷物が出てくるのをお待ちいただくことになります」と。
なーんて丁寧なの。で、入国審査の前で別れ、入国審査終わったところでまた待ってくれたのだ。そこから、ターンテーブル前にいる他のスタッフに私たちを引き渡してくれた。どんな瞬間も放置されないのがすごい。
荷物を最後まで待つ。フライトでゆっくり休んでテレビを見て、もうすぐじいちゃんばあちゃんに会える娘は機嫌よし。息子もちゃんと寝たので機嫌よし。もちろん荷物は出てこず(てか到着後すぐAirTag確認したらシャルルドゴール空港にあったから当たり前なんだけど)。
ロスバゲ手続きの窓口に移動。シャルルドゴールからセントレアまで、一番早く到着する方法で手配するので、フィンエアーとは限りません、と言われた。そりゃありがたい。最速を選択してくれるのか。手続きはスムーズに終わる。とても低姿勢で、なんども謝られた。この人たちのせいじゃないのに、いいのに、と思ってしまった。
さて、娘は到着ゲートを出たらジジババにかけより大興奮。日本語で色々まくし立ててて、なんか感動した。最近ぜんぜん我が家の米(やっすいライスプディング用の米)を食べてくれなくなった息子も、母が作って持ってきてくれた白むすびを貪り食っていて感激した。
フランス人のアドバイスを鵜呑みにするな
シャルルドゴールでのたらいまわしを振り返ってみる。
「フランス人は親切じゃない」とか「やさしくない」という声を聞くことがある。これは場合によると思う、というのが私の意見。あとパリみたいな都会だと観光客に冷たい店員さんとか多いのかもしれない。それから、仕事だと冷たいけどプライベートだと優しい、というのもあるあるな気がする(仕事嫌いな人多いから笑。まあ日本人も仕事好きじゃない人多いかもだけど仕事中、会社の顔としてお客様への態度に対し責任持ってがんばる人種なんだと思う)。
シャルルドゴール空港で「かくかくしかじか、こっちの方向行けば合っていますか?」と空港スタッフの目印である赤いベストを着ている人に聞いたら「え?私分かんない」と返って来た。「いや、でもここにこう書いてあるから合ってると思うんだけど」と聞いても「いや、私よくわかんないから」と。日本だったらクレームもの。
でももちろん親切な人たちはたくさんいる。現に空港で色んな人に色んなことを尋ねたが「私分かんない」が返って来たのは上記の女性1人だけ。あとはみんな親切に「ここ行ったらいいよ!」と教えてくれる。
しかーし!仕事なのに、不確かなことを平気で教えてくれる。例えば、日本なら、お客さんに聞かれたことに対する答え、はっきり自信を持って言えるものではなかったら「ちょっと確認します」と確実な答えを持っている人に確認する、もしくは「私もちょっと不確かなのですが●●かもしれないです」と伝える気がする。
みんなニコニコととても親切に、そして迷いなく「こっち行くといいよ!」と教えてくれるので、ここで働く人たちの言うことだし、日本人の私には疑う余地はない。しかし「フランス人の話を鵜呑みにするな①~⑤」と散りばめた通り、そこで働いている人が自信をもって教えてくれたことが必ずしも正しいとは限らない、と気づいた。
後日この話を在仏20年以上のフランスベテラン先輩に話したら「そうだよ!」と、私の見解に太鼓判を押してくれた。
日本に着いてもすぐに安心はできねぇ
話は戻る。
日本に予定通り到着したのは本当に万々歳。残る課題はスーツケース2つ。
木曜日(到着した日)
セントレアでとても丁寧な対応でスーツケースの件を対応してもらったから、安心してただ連絡を待つだけでいい。試しにAirTag見てみたら数時間前にシャルル・ド・ゴールのターミナル2Dにあった荷物、実家帰宅後に見たらターミナル1に移動してたから何かしらの動きがあると見た!明日には届くと良いな、なんてその時は考えていた。なぜなら私たち人間はシャルルドゴールから名古屋まで1日で移動したわけだから。
しかし、アップデートがある毎に連絡します、と言ってくれたセントレアの荷物カウンターからは何も連絡がない。航空会社からは、メールで荷物の追跡ができるサイトが送られてきた。調べたら1つはspotted(見つかっている) と。もう1つはなんのステータスもない。マジもんロストか⁈見つかったやつは土曜の昼過ぎにセントレアに着くらしい。
しかし、一番信頼できるのは空港の荷物カウンターではないか?彼らの動きを信じるとすれば、まだ発送さえされてないと言う見方もある。なんせ、なんの連絡も来ていない。
ちなみにAirTag、1つはシャルルドゴールにある、との情報を最後に、5時間更新されてない。もう1つは電池切れ(私の大ミス。パッキングの時に確認しろよ!)。つまり、航空会社の情報通り1つはこの日の翌日の昼過ぎセントレア着っぽかった。
ちなみに航空会社が送ってきた荷物追跡サイトではこんな情報が。
シャルルドゴール→名古屋→北京。なんで名古屋に着いてそこから北京目指すねん!!
フライト番号を調べてみたら以下の結果。
航空会社の追跡サイト、CA759の発着地が逆になっとるやん。これってフライト番号入れたら発着地が自動で挿入されるシステムとかじゃないん?なぜそこ間違える?
とにかく送られてきたフライト番号だけ信じるとするとやはり土曜の昼過ぎに1つは名古屋着だ。
土曜日(到着2日後)。
今日昼過ぎNGO着だったともくろんでいた荷物その1(AirTag稼働している方)。4時北京着→9時北京発のフライトのはずなので、昼前にAirTagの場所確認したらまだ北京におるやんけ!航空会社の荷物追跡サイトみたら到着日が月曜日に変わっとる!5時間のトランジットで載せ替えられなかったってどういうこと?それとも荷物が多すぎて載せられなかったんか?
CA759は日曜便がなく月曜日に届くと。荷物その2もspottedとアップデートされていて、その1と同じく月曜着になっていた。パリで登録し忘れて、北京でその1と一緒にあるところを発見されて登録、とかなんかな。
とにかくスーツケースがお世話されていることが分かってよかった。ていうか世界の空港が荷物をどう扱ってるのか知りたいわ。。。ショートトランジットに荷物だけ間に合わないとかでのロストならわかるけど、ほんとに消えて闇市とかに売られていくロストってなぜ起こるんだろうか。。。
ちなみに、World's Best Airports for Baggage Delivery 2024では関空1位、セントレア5位、羽田7位にランクインしてるけど、この賞の評価基準ってなんなんだろう。発地として?着地として?発着トランジット総合?
上位10位がアジアと中近東に占拠されてるの笑える。ヘルシンキが唯一のヨーロッパ勢。
日曜日(到着3日後)。
アップデートがあり次第連絡します、と言っていたセントレアの荷物係から、初めて連絡があった。
「月曜の中国からの便で届くのでそこから佐川に乗せて火曜に配達します。ご希望の時間は?」という連絡だった。希望時間帯を伝えた。それでも「まだ『予定』なのでまたこちらの手元に届いたら最終的な日にちの連絡をして配達時間帯を再確認させてください」とさすが日本らしく、無駄に顧客を喜ばせ過ぎずとても慎重だな、と感じた(確かに航空会社が送ってくれたトラッキングを見る限り当初は土曜に届くかも!なんてわたしは考えてしまっていたから)。
月曜日(到着から4日後)
お昼過ぎにAirTagを確認。
火曜日(到着から5日後)
セントレアの方からの連絡通り、午前、無事に佐川急便が届けてくれた。「午前指定」と言ったらちゃんと9-12時の間に確実に届けてくれる日本の宅配便会社、神。
家に帰るまでが一時帰国です
7月末、6週間の激熱(色んな意味で)で濃い日本滞在終了。
帰りはヘルシンキの乗り換えが1時間半だった。シャルルドゴールじゃあるまいし、ましてやコンパクトで乗り換えがしやすいと言われるヘルシンキ。余裕だと思っていた。しかし!セキュリティチェック、進むのがめっちゃくちゃ遅かった!ボトルとかって普段は、普通にX線通った後にすぐ機械でチェックしてくれるのに、要確認荷物として別に分けられてチェック待ちになる。要確認荷物がすごく多いので、自分の荷物の引き渡しを待ってる人もすごく多いし待ち時間も長い。
やっとのことでセキュリティチェックが終わり、夫は娘を抱っこし、私は息子をエルゴに入れ、猛ダッシュで搭乗ゲートへ(既に搭乗時間は過ぎている)。「もう今ゲート閉めるところだった」というタイミングで滑り込みセーフ。
パリでの長時間トランジットを経て無事ボルドーへ到着。
今回フィンエアー使ったから荷物1人2つOK、つまり我が家は6つ。てことでスーツケース3、段ボール3(たくさんの食料)で帰ってきた。毎回何か起こる、日本↔︎ボルドーの旅。やはり今回も段ボール2つがロスト(スーツケースは無事一緒に運ばれたし、残りの段ボール1個も我らと一緒に到着した)。
到着の4日後にやっと電話があって、パリでトラッキング失った、と。は????食料は、最悪まだ諦めがつく。が、娘のためにメルカリやAmazonで買った日本語の絵本約30冊、無くなったらマジ怒る。
と思ったが、私たちの到着の7日後、無事ロスト段ボール到着。
毎度毎度、フランス~日本の移動は一筋縄にはいかない。
旅行手配のプロに聞いた話
余談。
私は日本に住んでいたころインバウンド旅行会社で働いていた。ツアー開発や現場でのガイドがメインだったので手配関係にすごく詳しいわけではない。
帰国中に、仕事でお世話になっている手配ゴリゴリにやっている、この道何十年の旅行業界にめちゃくちゃ詳しい知り合いに会う機会があった。
その人に事の顛末を話したところ、以下、教えてもらった。
チケットを購入したのはフィンエアーでも、今回のケースの場合、交渉すべきはエールフランス
繋ぎで買っている場合、乗り遅れたらすべての予約が取り消されるのは悲しいことに普通
ヘルシンキから名古屋および復路便の取り直しは、エールフランスはきっとやってくれない(ヘルシンキ→名古屋は、エールフランスもちろん飛んでいないので)。なので一旦自腹で購入→あとから交渉、ということになる。交渉してもお金カバーしてもらえない場合もある(ええっ、そんなのあり・・・?)
なので、今回ヘルシンキのフィンエアーカウンターで、ヘルシンキ→名古屋と復路便を無償で再発行してもらったのはかなりラッキー
乗り継ぎ便に遅れても、降りた空港で航空会社の人が親切に待っててくれるケースは少ない
乗り遅れやロスバゲ考えると、やっぱり直行便が一番だよなぁ。いいなぁパリに住んでいて東京が実家の人!!!
でも、名古屋から国際線に乗れるのはとてもありがたいので(出入国がめちゃ早い)これからもフィンエアーを使う。それだけではない、人の対応もいいし、機内もヘルシンキ空港もキレイ。
問題はシャルルドゴール。ボルドーからヘルシンキまで直行便はないので、シャルルドゴール以外を経由してヘルシンキまでたどり着きたい。
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