インターカンパニーローンの注意点

インターカンパニーローンとはグループ会社間での資金の貸借を言います。グループ会社内で余る資金を別会社に貸し付けることで、外部借入を減らし、資金効率が向上するのです。

本日はインターカンパニーローンを実施する場合の注意点について記載します。記事の前半部分は下記のサイトに記載していますので、そちらをご覧下さい。

■ 経理・財務のお仕事 − Biz cafe CRISP
http://keiri-zaimu.com/intercompanyloan-risk/
経理・財務のスペシャリストを目指す方のために情報発信中

■ インターカンパニーローンの注意点

このようなグループの資金効率を向上させるインターカンパニーローンですが、特に国外のグループ会社向けにインターカンパニーローンを実施する場合はリスクも伴います。

本日の記事ではインターカンパニーローンに関わるリスクの内容とそのリスクへの対処法を記事にします。

■ インターカンパニーローンに関わるリスク

インターカンパニーローンの場合、資金の提供先が内部のグループ会社になるため、与信、金利等に関わるリスクはほとんど無視でき、リスクは主に以下の３つに分類できます。

【リスクの種類】
1. 法的リスク
2. 税務リスク
3. 為替リスク

それぞれのリスクがどのようなものであるか、どう対処すべきかについて、一つ一つ見ていきましょう。