バカのままという人生のリスク

会社を潰すバカ経営者。

20年、30年と経営をしてきた方と話すと
バカ経営者の話題になることがあります。

具体的なバカ経営者は
私から見ても本当にバカ者で
はぁ？なぜ？と疑問だらけです。

意外と「普通」であることって
大事なんですよね。

・成し遂げたいものを明確にする。
・入るを量りて出ずるを為す。
・自分を勘定に入れない事業設計。
・サステナビリティを常に考える。
・朝から晩まで経営者としての自覚を持つ。

個人的には
この辺りが重要かなと思ってます。

とにかく私も会社を潰さないように頑張ります。
バカ経営者になりたくないのや～。

だけどバカなのは経営者だけじゃない。

まあバカって何なの？という
定義の問題もあるのですけど、
私は「未来を閉ざす」行為を
何も考えずにしてしまう人ではないかと考えます。

どう考えたって
時代も、社会も、
どんどん変わっていくわけじゃないですか。

それを見ずして
旧態依然に今までと同じことしかしないとか
何の勝算もなく我を通すとか
それでは失敗する可能性は大きくなるばかりです。

経営者レベルの人には
バカ！と言ってもいいと思いますが
そうでない人にはあえてオブラートに包みます。

バカ経営者以上に
自分の未来を閉ざしている人は多いです。

キャリアを軽視して
「今だけカネだけ自分だけ」しか見ず
年を取るごとに
自分が生きにくくなっている。

それじゃマズイと思うんですよね。
もったいなくないですか。

道徳なき経済は犯罪であり、
経済なき道徳は寝言である。

二宮尊徳の言葉と言われますが
そうじゃないとも言われてるみたいですね。

道徳と経済。
これを二律背反にしてはいけないと思います。
両方とも大事ではないでしょうか。

論語と算盤。
渋沢栄一の有名な言葉も
まったく同じ意味でしょうか。

現代社会では経済が優先されてますけど、
別にそれが悪いんじゃなくて
道徳の大事さをもっと広めればいいのです。

「道」と「徳」ですからね。
生きていくために必要不可欠でしょう。

キャリアや人生を考える
「原点」だとも思うのです。

「道」が見えずに
「徳」も積まない。

それだとこの先も期待できなくありませんか？
社会のせいで、政治のせいで、
会社のせいで、上司のせいでいいでしょうか？

話しは変わりますが、
ひと昔前のアルバイトやパートは
生活費の足しのために働くケースが多く
学生や主婦に適した雇用形態でした。

今では正社員になれずに
致し方なくバイトやパートで働く事が多いです。

時給や日給は
生活の不安定に繋がりますので、
あくまでもプラスαの位置づけがベストなのに。

キャリアが重要だと思うんですよ。

別に非正規の働き方が悪いわけではなく
アルバイトやパートでも
高待遇でオファーを受けることもできるはずです。

その根底には「キャリア」が必要不可欠です。
キャリアとはスキルと経験なのです。

もう随分前のことですが
私が派遣の営業をしていた頃に
もっと時給が高かった方は4500円でした。

勤務開始時は時給3500円でしたが
1年後に1000円上がりました。

月給や年収ベースで考えても
結構なものですよね。

キャリアとはこういうことです。
非正規でもスキルと経験があれば
高待遇を受けることはできます。

とにかくスキルと経験を積むことです。

ま、バカ経営者には
有能な人材は見抜けませんから
まともな経営者の会社限定の話しです。

バカはバカなりに生きると
存在価値はグッと上がるものなんです。

そしていつの間にか
バカから脱却できるんです。

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