自分にとっての幸せなキャリアとは？

奪い合えば足らぬ。
分け合えば余る。

奪い合えば憎しみ。
分け合えば安らぎ。

冷静に考えてみると
現代社会は弱肉強食となっていますし、
生存戦略が完全に奪い合いが前提になっています。

自分が強者であるうちはいいですが、
何かの拍子で弱者になってしまうと
相当に辛い人生が待ち受けていますね。

分け合う。相互扶助。

人類が生存し続けたのは
分け合ってきたからだと思うのです。

以前、何かで知った話しなのですが、
地獄と天国の釜の脇でお腹を空かせた人たちが
長～いお箸を持っていたそうです。

これが１メートルもあるお箸でして
釜には食べ物がグツグツと煮えています。

しかしこの長い箸を使って
自分の口に持ってくることはできないのです。

地獄にいる人たちは
とにかく自分が食べたくて、
でも長い箸を扱いきれずに食べられない。
結果的に餓死してしまったらしいです。

ところが天国にいる人たちは
自分で食べるのを諦めて
長い箸を使って周りの人たちに食べさせた。
結果的にみんなお腹いっぱいに食べられたそうです。

現代社会は地獄にいるようなものでしょうか？

仕事とは
誰かのために、社会のために
するべきものだと私は考えています。

いつも言うように
今だけカネだけ自分だけという発想で
物事を考えてしまうと
前述した地獄にハマるのではないかと危惧します。

そんなのは誰も望まないと思うんです。

日日是好日という言葉があります。
毎日毎日が素晴らしいという意味合いで
やはりこういう毎日を過ごしたいものですよね。

でも実際によい日々を送っている人は少ないです。
これはなぜか？

私は「好日」の定義が
自分の中でなされてないからだと思ってます。

これは「幸福」とか「成功」も同じです。

そもそも論としての
自分ならではの定義が出発点なんですよね。

こうなりたい、こうしたい。
まずはそこを明確にしましょう。

これができれば
それに向かって努力すればいいだけです。

キャリアアップだって
なりたい自分が不明確だと
しようがないですからね。

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