キャリアはシンプルに考えるといいですよ!
キャリアは個別的なものです。
私にとって望ましいキャリアは
あなたにとっては望ましくないかもしれません。
逆も然りです。
決して正解があるものではなく、
むしろ長年問い続けねばいけないものでもあります。
私自身、4回の転職を経験し、
出向や転籍や吸収合併なども経験し、
都合、8社での業務経験があります。
転職エージェントとして
20年以上の経験があり、
今までお手伝いをしてきた方々は
優に3000名を超えます。
またイチ営業マンから
マネージャー、支社長、執行役員、
取締役、代表取締役と
実に多様なポジションも経験をさせていただき、
現場を重視しながらも
経営やマネジメントの観点でも
キャリアシーンを見てきました。
今は「医師」という
超の付くほどの専門家をサポートしています。
こんな私が現在思うキャリアの考え方ですが、
是非とも頭に入れていただきたいのは
たった2つだけなんです。
ひとつは「キャリアの4ステップ」です。
まずは「キャリアドリフト」して
多様な経験を身に付けましょう。
これが自分らしい判断軸、
価値観や判断基準になっていきます。
これを「キャリアアンカー」と呼びます。
キャリアアンカーが手に入れば
自ずと「キャリアプラン」が見えてきます。
ただの憧れや夢ではなく、
現実として自分が目指す方向性ですね。
キャリアプランが明確になれば
あとは具体的な「キャリアパス」を見い出しましょう。
この4ステップは1回辿ればいいものではなく、
何度も、何度も、自分と対話をしながら
これでいいのか?このままでいいのか?と
問い続けることが大事ですね。
特に重視すべきは、
キャリアアンカーを手に入れて
キャリアプランを見い出すというプロセスです。
目指すべき目標とその理由ということですね。
ここでもうひとつ重要な概念として
「キャリアプラン3箇条」をご紹介します。
①中長期的な視点を持つ。
②自分らしいオリジナリティを発揮する。
③ライフプランをベースに考える。
キャリアプランを考える際に
この3点を通して検討されると
バランスが良くなると思われます。
いかがでしょうか?
この「キャリアの4ステップ」と
「キャリアプラン3箇条」は
とても有効であると自負します。
今まで私がキャリア相談に乗ってきて
よく言われた言葉ですが…
1人で考えていると悶々として
先が見えなくなってしまうんですよね。
そういうものだと思います。
ですから壁打ちをすることも大事ですし、
相談相手は慎重に選ぶべきですね。
残念ながら転職に導こうとする輩や
何度もキャリアカウンセリングをしようとする輩など
自分のビジネスしか考えていない人は多いです。
そういう人には目もくれず
自分の頭でしっかり考えること、
そして有益な相談相手を見つけることが肝要です。
キャリアは難しく考えると
答えが見えなくなるものです。
だってそもそも答えなんかないんですから。
無理に答えを導き出そうとすると
安易になり、
わかりやすいものに頼らざるを得ませんが、
これらはだいたい間違いです。
キャリアの専門家は非常に少ないですし、
資格があるから専門家ではありません。
自分に合う相談相手が見つかるといいですね。
いや、それよりも何よりも
「キャリアの4ステップ」と
「キャリアプラン3箇条」を通して考えれば
何かきっかけが掴めると思います。
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