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主語を自分から離すキャリアプランの有効性とは?

若いうちは
どうしても自分を中心に考えがちですよね。
私も20代や30代の頃はそうでした。

え?そうでもないですか?

若いのに周囲のことや
社会や国家や時代など
自分以外のことを考えることができるなんて
それは素晴らしいことだと思います。

私自身、社会に出てから
もう30年以上も経ちますが、
(考えてみれば恐ろしいことです)
本格的なキャリアアップをするためには
これは物凄く重要なポイントです。

今回のタイトルにした
「主語を自分から離す」ということですね。

よく考えてみて下さい。
そもそも仕事って誰のため、何のためにするのか?

社会的な役割分担ではないでしょうか。

それぞれの得意な領域で仕事をすることで
それを苦手とする人や
それに構ってられない人のためになるのですよね。

つまり自分は「何」で
人様の役に立つのか?
社会に貢献していくのか?です。

多くの人が必要としない仕事をしても
そりゃ価値が生まれません。

誰かがして欲しい、
誰かが望んでいる仕事をするからこそ
そこに価値が生まれて
フィーが発生するのだと思うのです。

起業はその最も足るものです。
誰かが必要としているのに
まだないものを立ち上げるから上手く行くのです。

つまりそこにニーズはあるか?
そのニーズを誰かが満たしているのか?

ニーズがあって
誰も満たしていないならば
それは大きなチャンスになりますよね。

個人のキャリアも同様です。

自分のやりたいことに社会的なニーズはあるのか?
そのニーズを満たすライバルはどの程度いるのか?

世にあるキャリア論では
なぜか自分を主語にしがちであり、
自分のやりたいことをやろう!
自分を活かそう!というものが多いですね。

別にこれを間違いとは思いませんが
大事なものが「足りない」とは思います。

いつも言うことですが、
大事なのは「スキル」と「経験」です。

これをどのように身に付けるか?
どう活かすか?がキャリアプランなのですね。

それを知らずに
自分、自分、自分…って。

社会のなかでいかに自分を活かすか?
会社のなかでいかに自分を活かすか?

必要なのは「スキル」と「経験」です。

今まで何万人という方々の
キャリア相談に乗らせていただきましたが、
40代、50代になって
行き場を失う人は
だいたいが自分のことばかり考えている人です。

「スキル」と「経験」を考えずに
自分はこれがしたい!
自分を採用しない会社はおかしい!
自分を重宝しない社会は間違ってる!

自分がどうしたいのか?
自分をどう探るのか?
自分が正しい!
自分は間違っていない!

自分…自分…自分…。

そんなことを言えば言うほどに
誰も相手にしなくなりますよね。

でもこういう人は意外と多くて
とても苦しいキャリアになってます。

主語を自分から離す必要があると考えます。

これができた人は
必ずキャリアアップできます。


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