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多様な人材が集うぐるなび開発部のリアル、取り組みとこれからの挑戦
川原 太輔
株式会社ぐるなび 開発部門 開発部 Media Service Developmentセクション 長
2012年中途入社
大学在学時、講義中に触れたプログラミングに興味を持ち、卒業後SIerに入社。様々な顧客先に常駐しシステム開発をしていく中で、もっと上流から関わりたいと考えるようになり事業会社への転職を決意。2012年5月にぐるなびに転職、一貫してバックエンドエンジニアとして楽天ぐるなびを中心としたメディアサービスの開発に従事する。エンジニアのリーダー、グループマネージャーを経て現職。
こんにちは。ぐるなび開発部門のnote担当です。
今日はぐるなび開発部門 開発部 Media Service Developmentセクションのセクション長である川原太輔にインタビュー形式でお話を伺ってきました。
担当しているサービスやセクションの雰囲気、在籍しているメンバーのことなど、盛り沢山な内容になりましたので、なるべく原文そのままでお送りしたいと思います。
1、開発部門 開発部 Media Service Developmentセクションについて
(インタビュアー 以下int.)
Media Service Developmenセクションは、ぐるなびの開発部の中では一番大きなセクションというところで、まずはどんなコンテンツを扱っているのかというところをお伺いさせてください。また、各サービスの特徴などもあれば教えてください。
(川原)
一言で言うと、楽天ぐるなびのWebメディア全般がカバー領域です。
楽天ぐるなびのホームから始まって、検索ページ、店舗ページ、予約機能、会員機能などです。また、WEBページに加えてスマホアプリも担当しています。それに加え、楽天ぐるなびの一般ユーザーが見ているサイトだけではなくて、飲食店様がお店の情報を登録する際に利用する管理画面やぐるなび社内で使う管理画面も担当しています。その他、キャンペーン等の各種のLP、eDMなどです。他にも楽天ぐるなびの外国語版、ぐるなびウェディング、ぐるなび大学の一部、ぐるなびのコーポレートサイトも担当していますね。
ざっと約90サービスを担当しています。
(int.)
かなり多くのサービスを担当されているんですね。各サービスに関わるエンジニアがたくさんいると思いますが、川原さんから見たセクションの雰囲気やカルチャーはどうでしょうか?
(川原)
サービスの特徴は、競合他社と比較すると居酒屋や宴会に強いというところです。季節に応じた忘年会・新年会、歓送迎会など特集ページがあり、幹事がお店を探す時にアプローチをしやすい作りになっています。そのようなところは楽天ぐるなびの特徴かと思っています。他にも、楽天ポイントが貯まる、クーポンが使えるお店が検索できるので、大人数予約との相性がとても良いのかなと思います。
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また「飲食店のサポーター」として、すべての飲食店の魅力をユーザーに発信するというところがサイトのコンセプトだと思っています。
セクションの雰囲気でいうと、グループごとに多少の違いはありますが、共通して言えるのは、やはり「コミュニケーションを大事にしている」というところにあると思います。
楽天ぐるなびの1つのサイトを複数のグループで開発しているので、グループ間の連携はすごく強いと思っています。また、2024年4月からディレクター、デザイナーも同じ開発部の組織になったこともあり、よりモノづくりの一体感が生まれました。
(int.)
モノづくりに関わるクリエイティブチームに一体感があるのは良い事ですよね。
ちなみに、楽天ぐるなびのようにアクセスが多いインターネットサービスを開発する上での魅力といえばどういうところでしょうか?
(川原)
楽天ぐるなびはアクセス数、ユーザー数も多いので、大規模サイトならではの開発の楽しさみたいなものもあると思います。画面の推移率、セッション数、CVR等をKPIにしており、ユーザからの問い合わせを直接見て、ダイレクトに利用者の動きや声を感じることができるのはこの仕事の魅力の一つであり、やりがいだと思います。採用面接でも、当社のような大規模サイトの開発に携わることを志望動機に挙げてくる方はおられます。
また、プロジェクトチームも大規模であるため、多岐に渡る人がプロジェクトに参加しているのも一つの特徴です。フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、ディレクター、デザイナー、データサイエンティスト、インフラエンジニアもいます。
その他、マーケティングとも連動しながらプロジェクトを進めていくので、様々な役割の人と関わりながら仕事を進めていくこともやりがいの一つだと思います。
加えて日本全国のレストラン・飲食店をユーザーに紹介することで、日本の大事な文化の1つである”食文化”にも貢献してると思います。事業自体が社会貢献の一助となっていることもやりがいだと感じています。
2、今後の取組
(int.)
なるほど。ありがとうございます。そんなMedia Service Developmentセクションですが、今後の取り組みやビジョン、展望などを教えて下さい。
(川原)
今後の取り組みでいくと、まず楽天ぐるなびの強みでもある宴会利用をさらに使いやすくすることです。まさに現在、「幹事ガンバレプロジェクト」と銘打ち、新たな展開を進めております。当然、リリースして終わりではなく、そこに対してデータ駆動でユーザビリティ等の改善を加速させていくことが今後の取り組みの一つです。
3.人材について
(int.)
Media Service Developmentセクションにはどのような社員が多いですか?
(川原)
そうですね、人数も多いので、それこそ多岐に渡る人がいます。年齢でいくと、二十代から五十代まで幅広い年齢層が所属していますし、新卒で入社したメンバーも中途で入社したメンバーもいて、そのバックボーンも様々です。
最近は子育てと仕事を両立させる社員も増えてます。男性も育児休暇を取る方が増えており、ワークライフバランスをうまく取りながら働いているような印象です。
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(int.)
働いている方の志向としてはどうでしょうか?技術志向の人材の方が多いですか?
それともプロダクトやサービス志向の方が多いのでしょうか。
(川原)
どこかに偏っているという事も無く、多様な組織だなと思っています。
役割もたくさんあるので、マネージャーがいて、TechLeadがいて、ProductManagerがいて、ディレクター、デザイナーもいます。そういう意味では、技術志向の人もいれば、プロダクトやサービス志向の方、プロジェクト志向の人もいます。本当に様々な人がいますよ。
(int.)
本当に多彩なんですね。
そのような状況を踏まえて、今後こんな方と働きたいな、こんな方だとうちに合うのではないかな?という観点でいくと、どうでしょうか?
(川原)
総じてリーダーシップが強い人でしょうか。ようやくコロナ禍が終わって、改めて食をもりあげていこうといった状況にあるのですが、その中で既存の枠組みに囚われていると成長がないままだと思います。そこに囚われないような施策を考え出して、それを推進できる、そういうリーダーシップを期待しています。
会社としても、既存の枠組みに囚われない新しい意見が受け入れられやすい環境にあると思います。前回のインタビューでCTOの岩本も言っていたと思うのですが、ぐるなびにはチャレンジしやすい土壌があると思うので、そこに対してチーム一丸となって進んでいくのが好きであったり、新しいことにチャレンジしたいという人が合うのでは無いかなと思いますし、活躍もできると思います。
(int.)
「リーダーシップ」という言葉がでてきました。
この言葉の意味として「このチームの先頭に立って指揮を執る」という意味もありますが、川原さんがおっしゃっているのは、今はまだぐるなびには無い新しいことを0→1(ゼロイチ)で動かしていくときに、自ら主体的に考えて動くという意味も含まれるのでしょうか。
(川原)
そうですね。むしろ、いわゆるその組織のリーダーだけではなく、まさにその主体的に動ける、0→1(ゼロイチ)を自走できる方というイメージです。
(int.)
受け取った仕事だけではなくて、自ら周囲に働きかけながら働いていけるようなイメージですか?
(川原)
そうですね。
そして、ただ作って満足するだけではなくて、やっぱり「事業観点」を持ってる人、サービス開発をしたいっていう人と働きたいなと思います。
(int.)
「事業観点を持ってる人」をもう一段噛み砕くと何でしょうか?
作って終わりではなくて、作ったあとに、サービスが使われてどうだったか、この辺りまで視点が及ぶ人ということでしょうか。
(川原)
そうですね。「コンテンツを育てていくみたいな意識」を持っている人。あとはどう作るかだけではなくて、「何を作るか」、「なぜ作るか」 といった思考ができる方が合うのではと思います。
(int.)
なるほど。
コンテンツを育てていくという意味では、エンジニアにユーザからの反応(数字)に興味を持って欲しいという事もあるのでしょうか。
(川原)
ありますね。
予約数、セッション数、コンバージョン率など様々な数字があります。こういった数字を見ながら、「こういう施策をやるとここに効くよねとか」といった会話ができるのが事業会社の良いところでもあるのではと思います。
改めて、繰り返しになるのかもしれないですが「サービスを育てていく」みたいなところが事業会社のエンジニアにできることでもあり、やらなくてはいけないことでもあると思うんですね。難しいし、時には厳しい時もありますが、事業会社だからこそできる事です。ですから、こういった事がやりたいんだよ、という方と一緒に働きたいなと思います。
(int.)
難しいところでもあり、楽しさでもある部分なんですね。
色々とお伺いさせて頂きました。ありがとうございました。
最後に、この記事を読んでいる方へ一言いただけますか?
(川原)
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
私たちのセクションでは、多岐にわたるサービスを通じてユーザーの皆様により良い体験を提供することを目指しています。また、私たちは「飲食店のサポーター」として、日本の食文化を支え、広める役割も担っています。これからもユーザーの皆様の声を大切にし、サービスの改善と成長に努めてまいります。ぜひ、楽天ぐるなびを今後ともご愛顧いただき、一緒に素晴らしい食の体験を作っていきましょう。
今回はMedia Service Developmentセクションの川原セクション長にお話を伺いました。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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