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Aiによる生成楽曲の過去現在未来/2024

最近の音楽業界の変化として、Aiの音楽生成に関しての話題が出てくるようになりました。(権利関係など含めポジティブに向き合っていく方向)
音楽のみならず3DCG映像の「sora」をopenAI社が今月12月10日に発表したり、RTXシリーズGPU(グラフィックボード)など半導体製造を手掛けるアメリカNVIDIA社の株価がAI実需の高まりから年始から急騰して現在WindowsなどのMicrosoft社の時価総額を超えるほどの急成長したりと正に「AI元年」と言えるのでは無いでしょうか?
画像や音楽以外にも様々な分野でAIが取り入れられ身近なスマートフォンにもほぼ標準搭載がされている時代となりました。
ただ昨今いきなり登場した訳ではなく厳密には業務用途でのAi研究自体は昔からされていて一般レベルまで降りてきたというのが正確な「AI元年」の解釈です。人工知能という言い方は初めは曖昧な表現でディープラーニングさせたものをAIといったり、プログラムで動いているもの全般をAIと言ってみたり、自動判定できるからそれはAIだ!と言ってみたり。どれも近いが答えがあるものを吐き出すのは厳密には人工知能というのには該当しないものでしたが、つい最近になりGPUの処理速度とディープラーニングによるデータの集合体がバラバラだったパズルのピースを埋めるごとく完成に近づいてきたという印象です。
そこでネックになっていたのが、「感性の創造」となる作品をAIが作ることが可能か?ということでした。(音楽であれば聴いた人が感動できるような作品ができるのか?といった感性の創造)
結論から言えば、それが可能になったタイミングが正に2024年という年だと思います。弊社でも様々な可能性を現在探っている最中で使いこなした人が時代の先端をいくとすら思っています。
様々な職業が無くなると共に、新たな分野の仕事・職業も誕生するタイミングであるとも思います。それにはこの複雑な人工知能とは一体何ができるのか?ということを深く研究し続ける必要があると思っています。

丁度物理のスペシャリストと人工知能の音楽の未来について話していたのが2014年11月でした。

<もう作曲は人がする必要のない時代>※参照 2014.11.17 記
http://secret-promise.sblo.jp/article/105669874.html

そこから10年、現在まではある種想定通りの流れですが、今後の未来についてどう実用化/具現化されていくか?を注視していく必要がありそうです。
試しに2024年の11月段階でリリースされた海外のAiによる自動で作曲をするサービスで生成してみました。作りたい条件をテキスト(英語)で指定してボタンを押すだけです。

ここではBPM/楽器/コード/ジャンル/歌もの/という指定だけで生成されました。これまで色々なものが出ていますが、実用にはもう少しかかりそうと言ったレベルでしたが、この歌入りの楽曲が吐き出された時に驚きを隠せませんでした。様々な曲を生成しましたが普通にいち楽曲として歌詞も含めて感動しました。間違いなく好きな曲プレイリストに入れたいと思えるレベルで音質面ではやや修正を入れましたがほぼ実用品で問題ないところまで来たと思いました。今後がどう変容していくのか楽しみです。

弊社も取り残されないよう早めにより新しいことにどんどん取り組まなきゃいけません。。

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