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サガフロンティアリマスタ 全部遊んだ



レッド編をクリアした後、アセルス編もやってみた。とりあえず、一番人気であろうアセルスをクリアすれば、サガフロは終わりで良いかなと思ったので・・
そう思っていたものの、結局全編遊んだ。

ロマサガは、誰を主人公に選んでも、最終的には同じ目的地に着く。
どのキャラを選んでも、ほとんどのイベントは共通だった。

一方、サガフロは、選んだ主人公によって、目的地が変わる。
選んだキャラ専用のシナリオが多めで、全キャラ共通のイベントは少なめ。
まあ、8つのRPGを1本のゲームに詰め込んでいる、っていうのがわかりやすいか。

そして、前回、不親切なゲーと書いたけど、不親切なのはレッド編とリュート編だけだったかも。


以下、遊んだ順に感想。

■アセルス編


とんでもない世界観だった。元ネタがある?
ラスボス戦の世界観がとにかく不気味だった。
あとから調べたけど、肖像画の3人は、特に「誰」ってわけではないらしい。
金獅子、白薔薇、零だと勝手に思ってたんだけど全然違った。
金獅子、白薔薇、零で良いだろ、としか思ってない。

そして、よく聞くことがある「アセルスのテーマ」ってどこで流れたんだ?気付かんかった、、と思いきや、まさかのゲーム内未使用曲らしい。それなのにあんなに有名なの?!てか何故没なの?!スタッフぶっ壊れてるでしょ。


■ブルー編


めちゃくちゃ衝撃的だった。
まじで今まで遊んだ全RPGの中で一番びっくりした。
シナリオ、マップ、バトル、とにかく芸術点がとんでもなく高い。
まじで攻めすぎ、尖りまくってる。

エンディング、まじでわけわからず、ネットですぐに答えを確認して衝撃受けたけど、
当時、ネット見ずに遊んでいたら、まじで「は?」だったと思う。

こんな衝撃的なゲームがまだまだあるのか~と思った。てか20年前からあったのか。
そして、ラストバトル作るの大変だったんでは?という開発側の目線ある。


■エミリア編


キャラ達の明るさとは裏腹に、ストーリ暗かったと思う。
後半は、BGMの悲しさが強めだった。
エンディングではなく、ラストバトル前にウェディングドレスに着替え、着たままラスボスと戦うの何か泣きそうになった。
マルチエンディングだったらしく、自分はバッドエンド側だった。
グッドエンド側に行く条件は、初見だと無理では・・
そして、あのよくわからんエンディングで皆ジョーカの正体わかるものなの・・?ラスボスも誰??

でも、自分的にはわからん・・で終わる方が好みなんだよな。
ヒューズ編で補足とか全然してほしいと思わなかった。


■T260G編


メカがたくさん仲間になるものの、人型じゃないメカにあまり愛着がわかず、結局人間キャラつかってた。
とはいえ、レオナルドがこのゲームの中で一番お気に入りなんだけど。

育てが悪いのか進め方が悪いのか、
このゲームやってて、最後までメカもモンスタも全然強くならなかった。
装備とかコツがあるんだろうけど、適当にしすぎたかも。


■リュート編


何も無かった。


■クーン編


なぜか、モンスタだしシナリオもどうせ適当だろ、と思ってた。
実際そんなことはなくて、けっこう世界中お使いさせられて、シナリオはわりとしっかりとしていた。

でも、ラストの展開だけちょっと無理矢理な感じがして、あいつをあんな感じにしなくてもよかったんでは、と思った。
ラスボスのギミックはおもしろく、また、BGMはこのゲームで一番好みだった。

そして、エンディング最後の一枚絵がとてつもなく悲しくなった。
悲しいエンディングでは無いのだろうが、自分には悲しく見えてたまらなかった。


■ヒューズ編


リマスタ版で新しく追加されたシナリオ。
どうなんだろ。自分的には全然要らなかった。

ここでまた思ったのは、最近のゲームは、とにかく文章が長い。
サガシリーズは、文章があっさりしているのが自分的には好きなのに。
ロマサガ3の追加シナリオもそうだった。
どのゲームもそうだけど、文章長いと、読みたいと全く思わない。

おもしろかったランキングは・・

1位 ブルー
2位 クーン
3位 レッド
4位 エミリア
5位 T260G
6位 アセルス
7位 ヒューズ
8位 リュート

すばらしかったのは、ヒューズ以外の7キャラクリアした時。
開発スタッフを模したキャラがマップに現れて、それぞれに話しかけると、開発話が聞けたこと。
デザイン担当スタッフは、「こういうマップも作ったけど没になったけど見る?」みたいなことを言って見せてくれる。
バトルプログラマは、戦闘画面を活かして面白映像を見せてくれたりする。
ヒューズももともとオリジナルから主人公になるはずだったけど、削った結果主人公が7人になってしまったんだね。

ここで思ったこと。
SFC時代なんかは、ROMの容量が足りなくて作れず、泣く泣くマップや絵やイベントを削っていた。
しかし、ディスクROMの時代になると、容量はあるけど、開発期間が足りずに作れなかったのかなと思った。
だから、作ったものを削るまではしなくて、データだけは残しておけたから、こうやって見せることができるんだろな。

で、リマスタ版ではさらにスタッフコメントが追加されている。
ヒューズ編をクリアする?8人全員でクリアする?と見ることができた(ヒューズを最後にしてしまったので条件不明)。
そして、これが、かなり面白かった。
「自分が子供の頃に遊んでいたゲームを、自分が作ることになるなんて。」みたいなこと言っているスタッフがいた。
イトケンジは「何十年も経ったけど、まだ音楽作ってるよ。」って。
全部のコメント読んだ感想、「人生。」と思いました。
おわり!


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