ゲーム依存旦那と離婚した話7
実はこの頃私はゲーム仲間にも自分の現状をかなーーーーーりマイルドに伝えていた。
当時私はパート勤めで扶養内で働いていた。
なので月の収入はだいたい8万前後、私は家賃の支払いを担当していたので7万毎月絶対にかかる。
そしてスマホの支払い、病院代、保険代など合わせると私が自分に使えるお金など微々たるものだった。
ちなみにこれは結婚当初からずっと変わっておらず、私は自分の治療の為に休職している間も同じ額がかかっていた。
保険金のおかげで何とかギリギリ回せていた入院生活だったのだ。
話がそれたのでもどそう。
フォロワーとの話で私は推しのぬいが欲しいんだが余裕がなくて買えないと話していた。
3000〜4000円程度のぬいだったと思う。
普通に考えたら社会人が手が出せない金額ではない。
けどこの頃は本当にお金がなかった。
それを聞いたフォロワーは私の家のお金の負担配分がおかしいと指摘した。
収入が少ない方が金額の変動がない固定費を負担しているのは見直した方がいいと。
言われてみたら、確かにそうだ。
私の担当はどれだけ頑張っても節約できるものでは無い。
そうなると節約するのは普段の買い物になる。
服を買う事もままならないので結婚前に買った服か、親が買ったものの似合わなくて着ていない服をお下がりでもらって着ていた。
そんな現状を聞いたフォロワーは3時間かけてその異常さを説明してくれた。
異常さだけでなく、私の今の生活も楽しくなさそうだと教えてくれた。
「あんこはペットの寿命がきたらその後自分もいなくなりそう」とまで言われた。
その言葉がなかなかグサッとささった。
私は病気をしてから漠然と35歳辺りで再発するんだろうな、もうしんどい思いはしたくないからその時は治療しないで人生を終えようと思っていた。
こんな寂しいだけの毎日。
犬が話し相手になってくれるおかげで10年近く保てていたのかもしれない。
図星をつかれた私は、先日のフォロワーお泊まり会に続いて目が覚めた気がした。
離婚しよう。