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ついにラストまで
ネタバレnoteを楽しみにしてくれているあろうごく少数の方へ…
そして、ひょんなきっかけからこの記事に訪れてくださった方へ………
『シェイクスピア・ラプソディ』の立ち稽古、ラストまで行きましたよッッッ!!!!
…とりあえず、ね。
というわけで、ここから先はちょいネタバレ。
今日やったのは主に、各作品のラストシーンがてんこ盛りな場面。
ページ数で言うと、P92~P107。
その中に、4作品のラストがそれぞれぎゅぎゅぎゅっっっと詰まっています。
ただ、4作品で共通して、“誰を中心に物語を進めるか”で、実際の作品のラストとは違うところで終わりを迎えます。
ちゃんと最終シーンを見せるのは『シンベリン』と『オセロー』。
この2つは、逆に間をめっちゃはしょってる部分はあります。
『シンベリン』は昨日書いたとおり、色々あるんで、物語の最初に別れ別れになるポステュマスとイモージェンが再会するまで。
『オセロー』は、イアーゴーがオセローに嫉妬の種を植え付けるところを重点的に。そしてデズデモーナ殺害と、事の真相を知ったオセローの自害まで。
これは、正規のラストシーンと同じです。
『シェイクスピア・ラプソディ』をご覧になって、その2作品の過程にご興味を持っていただけたら、ぜひ読んでみたり観てみたりしてください。
残る2作品は、中心人物によって元の作品のラストより手前で終わらせるタイプ。
『ヴェニスの商人』は、ユダヤ人シャイロックを中心に展開するため、シャイロックが裁判で負けて撃沈するところまで。
『ジュリアス・シーザー』は、反シーザー派(キャシアス、ブルータス)を中心に展開するのでその2人が死ぬまで。
『ヴェニスの商人』は、裁判で勝った後にもう1つ、恋人たちのてんやわんやなシーンがあったり、『ジュリアス・シーザー』では、アントニー軍が勝利するところまでが描かれています。(とは言え、ブルータスが死んだらわりとすぐ終わります)
『シェイクスピア・ラプソディ』をご覧になって、その2作品のラストにご興味を持っていただけたら、ぜひ読んでみたり観てみたりしてください。
というわけで、まずは『シェイクスピア・ラプソディ』をご覧くださいませ・・・・・てへっ
イエローヘルメッツ プレ公演
『シェイクスピア・ラプソディ』
9月7日(火)18時 公開GP
8日(水)14時/19時
9日(木)13時/17時半
@すみだパークシアター倉
↓チケット・配信・DVDはこちらから↓
公演チラシはこちら。
GMBH 鷹野梨恵子
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