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08160820 悩みのタネに水をまく

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三十年商店にてプレオープン。書き手として文章を投稿する日々がはじまる。
連載名はいくつか候補がある中から「悩みのタネに水をまく」とした。略して「なやたね」。生きていくうえでついてまわって、頭の中でもぐるぐるまわる悩みを、書き記して考えてみることで、なんらかに(あわよくばよい方向に)変化させてみようかという精神を宿らせた。
とわがもの顔でいいつつ、0から生まれたフレーズではなく敬愛するバンドのとある曲の歌詞をオマージュしている。
脱線すると、メジャー5thくらいから9mmの楽曲の歌詞(ほぼボーカルの菅原卓郎がてがけている)は、定型句を転がしたり似た語感をかけあわせたりと、ことば遊びの傾向が強くなっている。例えば「一生を棒にして振り回せ(Bone To Love You)」「あきらめるのは あきたのさ(The Lightning)」など。
それらを長年耳になじませ、ライブで体に触れさせると、今のわたしの文章のノリがうまれた。ギターの滝に多大なる影響を受けていると長年思っていたけど、出力部分はボーカルギターの菅原で要素されているのかもしれない。脱線終わり。

(8/22後記)一週間ぐらい毎日投稿に成功している。noteより三十年商店のほうが書けるものがあるという予感はあらかた当たっている感じはある。あとこっちの一日に対する密度があがっている気がする。


0817
日中は喫茶店を営み、夜スタジオに入る。30代になってもそんな生き方ができた。むしろ、わたしの場合は今じゃないとできなかったのではないかと思う。大学を卒業して自立するためには、ある程度社会に縛られる必要があって、そのなかの自由のうちでは実現できなかった。かといってその20代がつまらなかったわけではなく、それなりには役立っていると思う。
ほかのふたりのメンバーは会社員をしていて、「おっさんになっても現場に出てたいけど、単価が上がる身として成果を上げられるか不安」だとか、「わりと大きな問題があった後も担当からはずされないから、プレッシャーすごい」などの話をする。それぞれの道に悩みのタネがばらまかれている。解決はできないけど、いっしょに覗き込んでああでもないこうでもないと言い合うくらいならできる。意味はなくとも意義はありそう。


0818
喫茶店を営み、さすがに電池が切れて夜はリカバリーモードとなる。

0819
安くで売っていた豚ヒレ肉を焼いて食べると、レバーっぽい食感と味になった。目論見が外れたことによる裏切りのなか、もさもさ食べる。

0820
午前中の予定を終えたあと、秋葉原に行ってサブカルチャーを享受しにいく。メインミッションはとあるポケモンカードをゲットしにいくことだった。それは最近発売されたパックに収録されている「ヤドキング」だった。漫画家の香山哲さんがイラストを描いている。最近は森優さんなど、もともと知っていたひとが手掛けることがあって嬉しい。

このカードは、キラキラしないノーマルカード(厳密にはアンコモンとちょっとレアではある)なので、ガラスのショーケースにはなく、隅にあるストレージコーナーとよばれるカードが大量に入っている紙箱なかからdigする必要があった。需要の高い最新弾の箱があったので、わりとすぐ見つかった。1枚30円。

謎に小さい石や枝を浮遊させている姿、淡い画風にマッチしていて最高だった。ポケモンの特徴が書かれた右下のフレーバーテキストも、自分の最近の指針に近いものがあった。ヤドン、ヤドラン、ヤドキング魅力がさらに高まった。


おうじゃポケモン(画像は公式ページより)


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