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フィンランド紀行③-2 滾るバイヤードーパミン
(前回はこちら)
day3-2(月)晴れ
Herttoniemiにあるマリメッコ本社に向かった一行。
駅から10分ほど歩いた静かな場所にあった。
1階部分が一般開放されており、アウトレットと平日昼は社員食堂を利用できる。マリメッコのサラメシ。
おひるどきだったのでアウトレットをチラ見して、一旦昼飯にいく。
ひとり15ユーロ(2600円)くらい。バイキングでサラダや副菜をとって、最後にメイン料理とスープを受けとる。コーヒーも飲めて、がっつりめに食べられる。バイキングはなにをどうとっても見栄えがよく、あまり得意でないわたしもにっこり。メイン料理はたしか日替わりで、この日は巨大なジャガイモに小エビのソースがかかったものだった。肉料理でないのにだいぶ満たされた。食べ終えたらコーヒーを飲んで、窓から見える白樺の木の緑のゆらめきを眺めて、ゆったりした。
そしてアウトレットに戻り、マリメッコとにらめっこした。妻と吟味して、カラフルな波柄のベッドカバーを購入する。人生の3分の1が睡眠であれば好きなものに囲まれたほうがいい。そして妻が免税の手続きをやってくれた。
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ざっくりいうと、対象店で40ユーロ以上の買い物をしたときに手続きして、帰るとき空港で申請すれば免税分が還付される。申請時にパスポートがいる。また空港の申請までは封を切ってはならず、すぐ使うことはできない。服を買うときは注意が必要である。
駅に戻って、メトロで奥へ進みItäkeskus駅でおりる。
また10分ほど歩いて、目的地のセカンドハンドショップ「SPR Kontti Secondhand」に着く。郊外に何か所かあるらしい。日本でいうところのハードオフ。先日行った幕張のブックオフスーパーバザールとも近い。セカンドハンドショップは郊外にあるところに格安のお宝が眠っていることが多く、計画時点でたのしみにしていた。
予定していた1時間のdigタイムがあっというまに過ぎてしまった。
食器や雑貨、古本、レコードを爆買いする。バイヤーのドーパミンが極めておおく流れていた。妻の分とあわせるとそうとうな物量になってしまったので、それをいれるためのボストンバックをセカンドショップで購入した。12ユーロ(2,000円)くらいだったけど、スーツケースを買うよりかは安い。収穫をボストンバックにつめこんで、野球部のような井出立ちで、みせを出る。アーダーサー(ありがとうございました)!
近くにまたショッピングモールがあり、ハイパーマーケット(k-citymarket)やホームセンターなどがあったのでチラ見したりする。ホームセンターにはサウナストーンが段ボールにぎっしり入って売っていた。燃料感覚。
大荷物をかかえ機動力がなくなっていたので、中央駅に戻り、ロッカーに追加でボストンバックを預ける。まだ夕方でホテルに行くには早かったので、また街に繰り出す一行であった。
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(続く)