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09180930 蝶番番長

無事試験を受けることに成功しました。(合格したとは言ってない)
というわけで流された暮らしたちを掬っていく。それでは今回は9月後半をーーどうぞ!

このひとたちは今


0918
昨日で解体作業があらかた終わったので、今日の予定はバラしとなり、家で過ごす。たまった家事(おもに洗濯)をする。まだ暑くて2回まわしても全然乾いた。


0919
しんどさが勝って、家にいる。ワンナウツのアニメを見る。
思っていたよりも原作の手前でアニメは終わっていて、見ようと思っていたところはアニメ化されていなかった。
それでも主人公渡久地が正攻法ではない(オルタナティブともいうべき)方面から糸口をみつけてチームメイト鼓舞するのは、ひねくれ者のわたしとしてもスッと腑に落ちる感覚になる。
甲斐谷作品は、かつての悪をも救うような懐のひろい展開がよくあって「すこしでも良心があれば人は変われる」という希望の気概を感じる。しかし根っからのわるもの(学んだことばでいうところの悪意有過失な者)には厳しい。


0920
1500mm×400mmの木板を運搬する。サーファーってこんな気分なのかと思う。


092122
週末喫茶。古本が一気に11冊はなたれる。なんとも波長の合うひとがいた。まことにありがとうございました。
おためしのドーナッツもすごい速さではなたれていった。

【はなたれていった本たち】
ぶたたぬききつねねこ その2/馬場のぼる
パリの小さなレストラン/山本ゆりこ
紋切型社会/武田砂鉄
など


0923
世の中は祝日。わたしも祝日となった。
DIYをする。蝶番を用いると、ギミックポイントをゲットすることができて、つまりはクオリティが上がる。妻から「蝶番番長」の肩書きをもらう。


0924
リカバリーにはげむ。
豚肉と豆苗と油あげを醤油でいためるやつを作る。具材に調味料がしみこむ系の料理は秋ぐらいが旬のような気がする。


0925
西荻窪で会合。なんともここちよい時間をすごして、これをわたしのおみせでも醸し出せたらいいなと思う。


0926
久々に運転する。カーシェアをはじめて強制的に習慣づけるのもありなのかもしれない・・・と思い続けて相当な時間が流れている。


0927
黒沢清監督の映画『cloud』を見る。よかった。
「転売ヤーはやっぱり悪いやつだ」のような感想に違和感があった。たしかに称えられる行動ではないとわたしも思うけど、あくまで実体を形作る設定であって、本質ではないからだ。かといって本質はなにかといわれると、空っぽな気がして、なんだこりゃとなった。まさに雲をつかまされている。
パンフレットをみてると、監督が「アクションをやりたい」とプロデューサーに申し出たのが本作品のはじまりらしく、現代設定にしてアイデアを形にしたと書いてあった。もしかしたら本当に意図はあまりなくて作っているのかもしれない。そんな虚構であっても、見た人がなにかを抱かせるような作品を生み出せるのは本当にすごい。

と煙に巻いて終わろうとしたけど(結局のところ、あんたは何を思ったんだ!)と突っ込みが入りそうなので、ざっくり書いておく。
人を怒らせたり、焚きつけたりする行動や現象は表層的なもので、真意は全然違ったり、もはや無意識・無自覚だったりする。(だから場合によっては疑ったり、時間をおいてもう一回考えてみたほうがいいこともある)




092829
週末喫茶。涼しさとちょっと暑いのハイブリットで、ソフトクリームとホットコーヒーなどのコンボがよく注文された。あったか~いとつめた~いのバランスは大事なのかもしれない。自販機なんかにそろそろ迷いが生まれる季節になってきている。


0930
曲作りをする。アンビエントは基本的に静かなので、もうちょっと元気のあるものを生み出そうというマインドだった。スーパーのBGMみたいな感じで着地しそう。

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