飲食店DX開発日記② 原価管理とセントラルキッチンの売上管理
こんにちは。
ミエルカシステムの中の人です。
飲食店の生産性向上のため開発をした内容を発信していきます。飲食店のDX推進についてどんなことができるのか、ポイントは何なのかをお伝えできればと思います。
前回の記事は思ったよりたくさんの方に見ていただけたようです。見て下さった方々、ありがとうございます!
ニッチな内容ですが、携わっていなければわからないことも多いと思いますので、少しでも参考になれば嬉しいです!
第2回目 原価管理とセントラルキッチンの売上管理
ご依頼頂いた企業様は20数店舗を経営しておられ、セントラルキッチンから各店舗へ食材を配送されています。
また、アメーバ経営に力を入れられており各店舗の損益はもちろん、セントラルキッチンでも売上、損益の管理をしっかりと行っていらっしゃいました。
インフォマート連携による仕入管理の自動化
店舗数の増加に伴い、経営判断をスピーディーに行う為、受発注システムと損益管理を連携させ、仕入管理の自動化を行いました。
仕入管理の自動化は、生産性向上へのインパクトが大きく、また飲食店でもっとも収益に影響する重要な食材原価管理の正確性を高めることに繋がりますので、優先度の高いDXといえます。
内部取引機能で店舗間の食材移動に対応
一方で、ドミナント展開をされているこちらの企業様では店舗間での食材の移動や、商品の移動が頻繁に発生しており、その為に各店舗の売上やコストの実体が掴みづらくなっておりました。
そこで、店舗間の食材、ヘルプ、商品の移動などに対応する内部取引機能を開発し、各店舗の損益を正確にリアルタイムで把握することができるようになりました。
セントラルキッチンの売上管理の自動化
店舗には、POSレジが導入されておりましたが、セントラルキッチンには、売上管理機能が存在せず、手動で店舗への納品実績を元に売上を管理されていました。
そこで、インフォマートの受発注データをもとにセントラルキッチンから店舗へ納品した売上を自動で集計し、セントラルキッチンの損益も自動で算出されるようになりました。
規模が変われば最適な管理方法は変わる
飲食店では、出店を重ねる事で新たな設備や仕組みが導入されていき、マネジメントの方法が絶え間なく変化していきます。
DXは、本来そういった変化にも対応すべきだと思うのですが、自社でエンジニアを抱えられない多くの企業様では、システム開発や導入のコストが高額な為、致した方なく変更ができない、というケースも多いように思います。
ミエルカシステムでは、飲食店経営に精通したエンジニアが、自社エンジニアのように柔軟に対応させて頂くことができます。
お困りの際には、ぜひ一度ご相談ください!